リンゴラボの研究発表:国内IT投資実態をビジュアル分析

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リンゴラボ社は研究内容を発表しました。私もチームメンバーに参加しているプロジェクトです。今どんなIT投資をすべきかを、事例データから分析して可視化するという内容です。詳しくは、プロの記者の書かれた下記ニュースサイトをご覧ください。

・MSN-Mainichi INTERACTIVE ソリューション
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20040602org00m300071000c.html

・早大/マイクロソフトなど、国内IT投資実態を分析/可視化 - nikkeibp.jp - ニュース
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/ex03/311164

・早稲田大学、マイクロソフト、リンゴラボが全国のIT導入事例ビジュアル分析システムを共同で研究開発
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1948

・早大とMSなど、IT導入事例の分析/可視化システムを共同開発 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20068987,00.htm

・asahi.com : ネット最前線 : e−ビジネス情報
http://www.asahi.com/tech/bcnnews/BCN200406030022.html

・FujiSankei Business i. / ニュースページ
http://www.business-i.jp/news/soft/art-20040602222108-PSMORXCHOF.nwc


今回のリリースは、まだプロトタイプで、研究の方向性を発表したレベルのものですが、今後、このシステムはバージョンを重ねて、多次元の情報を、分かりやすく、ビジュアルで分析するシステムに進化していく予定です。

こちらにデモサイトがあります。

・日本全国IT導入事例分析可視化システム - powered by GAVE(プロトタイプ版)
http://jirei.muraoka.info.waseda.ac.jp/
jireigave01.jpg

ITシステムの導入事例ページをロボットが、Webから収拾し、テキストを自然言語処理にかけることで、含まれるキーワードや実施年度を拾い出しています。そのキーワードと年次を軸に、可視化することで、たとえば”XML技術の導入は、2001年度に最も多かったが、近年は減少傾向にあること”だとか、”CRM、ERP、SFAの導入の年次別の分布はこんなかんじ”という、分析が可能になります。

まだデータ数は300件ですが、近日、データ数を増やし、FlashやActiveXを使ったバージョンも登場します。実験開発の段階でのリリースということで、まだ未熟で洗練されていない部分が大きいのですが、今後の開発に向けて、ご関心のある方のご意見などをお待ちしております。研究者チームに、いただいた内容を伝えたいと思います。

どうかよろしくお願いいたします。

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このページは、daiyaが2004年6月 3日 23:59に書いたブログ記事です。

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