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    <title>情報考学 Passion For The Future</title>
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    <updated>2008-07-23T02:22:57Z</updated>
    <subtitle>書評、ソフトウェア評、日々雑感

橋本大也</subtitle>
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    <title>夏の災厄</title>
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    <published>2008-07-22T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-23T02:22:57Z</updated>

    <summary>・夏の災厄 東京郊外で突然発生した日本脳炎らしき感染症が異常な速度で患者を増やし...</summary>
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        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Books-Fiction" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167605015/daiya0b-22/">・夏の災厄<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="516NN44RG0L__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/516NN44RG0L__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>東京郊外で突然発生した日本脳炎らしき感染症が異常な速度で患者を増やしていく。撲滅されたはずの病の突然の復活に、対応におわれる市の保健センター職員と看護婦らの奮闘を描くパニック小説。</p>

<p>この作品には特効薬を開発する医者だとか、危機一髪でワクチンを届ける救急隊員のような、派手な活躍をするヒーローやヒロインは一人も出てこない。感染防止と原因究明のために力を尽くすのは市役所や病院という大きな組織の末端にいる人々。彼らが戦う相手は病原菌やウィルスではなく、前例がないことには意志決定ができない硬直化した官僚制度であった。篠田節子は八王子市役所に勤務していた体験を活かして、リアルに市と病院の現場の動きを描写している。</p>

<p>現代人が感染症で死ぬ確率というのは、テロや原子爆弾で死ぬ確率よりも遙かに高い。メディアがあまり取り上げないけれど、世界にとって自分にとって最大の脅威のはずだなあと思って興味を持って関連書を読んできた。この作品はこうした本が警告する危機を、説得力たっぷりに描いている。</p>

<p>・感染症―広がり方と防ぎ方<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2007/01/post-511.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2007/01/post-511.html</a></p>

<p>・感染症は世界史を動かす<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004403.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004403.html</a></p>

<p>・インフルエンザ危機(クライシス)<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004247.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004247.html</a></p>

<p>・世界の終焉へのいくつものシナリオ<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004729.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004729.html</a></p>

<p>上記の本で少し取り上げられていた学童への予防接種反対論をこの本で詳しく知った。大規模な感染で多数の死者を出すことを考えれば、集団への予防接種は有効な手段のはずなのだ。</p>

<p>しかし生ワクチンによる予防接種は、少量の病原体を身体に入れるという原理上、数万人～数十万人に一人くらいの小さな確率で感染者を出してしまう。市がそれを強制的にまたは無料で実施すれば、市は万が一の自体に対して責任を負わされる。だから、市民各自の費用で任意接種の方が無難ということになってしまう。結果としてパンデミックを防げない状態になってしまう、らしい。この作品の中でも予防接種反対論の壁と主人公達は戦っている。</p>

<p>地味だが極めてリアルなパニックホラー。この病の最盛期は夏なので今が読み頃。</p>

<p>今年は篠田節子をたくさん読んでいる。以下。</p>

<p>・レクイエム<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/05/post-752.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/05/post-752.html</a></p>

<p>・カノン<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/04/post-740.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/04/post-740.html</a></p>

<p>・弥勒<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005292.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005292.html</a></p>

<p>・ゴサインタン―神の座<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005260.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005260.html</a></p>

<p>・神鳥―イビス<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005177.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005177.html</a></p>]]>
        
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    <title>妖怪談義</title>
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    <published>2008-07-21T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-22T01:59:24Z</updated>

    <summary>・妖怪談義 遠野物語の民俗学者　柳田 國男による妖怪論。 「われわれの畏怖という...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Religion" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406158135X/daiya0b-22/">・妖怪談義<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="31EBD21FJ6L__SL500_AA140_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/31EBD21FJ6L__SL500_AA140_.jpg" width="140" height="140" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>遠野物語の民俗学者　柳田 國男による妖怪論。</p>

<p>「われわれの畏怖というものの、最も原始的な形はどんなものだったのだろうか。何がいかなる経路を通って、複雑なる人間の誤りや戯れと、結合することになったのでしょうか。幸か不幸か隣の大国から、久しきにわたってさまざまな文化を借りおりましたけれども、それだけではまだ日本の天狗や川童、または幽霊などというものの本質を、解読することはできぬように思います。」</p>

<p>これは昭和１３，４年頃に書かれたもので、農村にはまだ電気が通じておらず、マスメディアも発達していなかった頃の研究だ。村々の伝承の中には無数の妖怪が登場した。柳田は全国の有志研究者のネットワークを組織して、それらの情報を集約した結果、そこに多くの共通性を見出した。</p>

<p>たとえば河童である。</p>

<p>「私たちの不思議とするのは、人は南北に立ち分かれて風俗も既に同じからず、言葉は時として通訳を要するほど違っているのに、どうして川童という怪物だけが、全国どこへ行ってもただ一種の生活、まるで判こで押したような悪戯を、いつまでも真似つづけているのかという点である。」</p>

<p>ちなみに妖怪を当時の人々はオバケと呼んだ。これは亡くなった人の霊である幽霊の類とは似て非なるものである。</p>

<p>柳田はまず、オバケ（妖怪）は、</p>

<p>・出現場所がだいたい決まっている<br />
・相手を選ばずに現れる<br />
・出る時刻は決まっていない</p>

<p>という性質を持つのに対して、</p>

<p>幽霊は</p>

<p>・向こうからやってくる、追いかけてくる<br />
・これぞという特定の者にだけ現れる<br />
・およそ丑三つ時ぐらいに出る</p>

<p>という違いがあると定義した。</p>

<p>幽霊は個人的なものであるのに対して、妖怪はもっと人々の広く共有する民俗や自然に根ざしたものということ。</p>

<p>柳田は昔の日本の農村部では「人が物を信じ得る範囲は、今よりもかつてはずっと広かった」というが、結局、何が当時の日本人にそういう想像力を働かせていたのだろうか。この本はそれを具体的に追求する小論集である。</p>

<p>柳田は事例の収集に凝るのみで特に結論を出すわけでもないのだが、話を総合すると、それは昔の生活には薄暗がりがよくあったことに起因するのではないかと思った。それは電灯照明が普及していないからこその薄暗がりでもあるし、メディアが未成熟であるが故の情報の薄暗がりでもある。</p>

<p>見たことがない他所者が夕暮れに村はずれの道を通るのに出会う、ということは村人にとってとても怖ろしいことであったという。黄昏（タソガレ）とは「誰かそれ」に由来する言葉だ。薄暗い場所で見知らぬ者と出くわす恐怖を日本人が共有していたから、できた言葉なのだ。</p>

<p>谷崎潤一郎は「陰影礼賛」で薄暗がりが日本人の侘びさび的感性を育んだと書いたが、妖怪を生んだのもまた同じ薄暗がりだったのではないかと思う。そうした美的感性が衰退し、妖怪がいなくなったのも、文明の光とメディアネットワークによる薄暗がりの全滅によるものだとすれば納得がいく。</p>

<p>・陰翳礼讃<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005012.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005012.html</a></p>

<p>柳田が１４歳のときに青空に無数の星が輝く様子を幻視した体験を告白しているところも興味深い。資料を集めて冷静に分析するだけでなく、そうした怪異をリアルに感じることができる心性を持った人だったからこそ、民俗学の祖となりえたのだろう。</p>

<p>妖怪というと水木しげるの妖怪論も面白いのだが創作要素が強い。本物志向を求めるならばフィールドワークから集成されたこの妖怪論がかなり濃い内容だ。巻末の妖怪の名簿（特徴説明つき）は貴重な資料と思う。</p>]]>
        
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    <title>凍える森</title>
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    <published>2008-07-20T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-21T00:19:08Z</updated>

    <summary>・凍える森 「凍える森」は20世紀前半に発生したドイツの大量殺人事件を題材にした...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Books-Fiction" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087605426/daiya0b-22/">・凍える森<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="511Fx2B2BJ4fL__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/511Fx2B2BJ4fL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>「凍える森」は20世紀前半に発生したドイツの大量殺人事件を題材にした小説。</p>

<p>ドイツミステリー大賞受賞で今年映画化が決まっている。</p>

<p>現実の事件の情報は、Wikipediaにも掲載されていた。研究サイトもある。</p>

<p>・ヒンターカイフェック事件 - Wikipedia<br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6</a><br />
「ヒンターカイフェック事件とは、ドイツ史上最も謎の多い犯罪として知られる殺人事件。ヒンターカイフェックは、 バイエルン州の都市インゴルシュタットとシュローベンハウゼンの間（ミュンヘンの約70キロメートル北）にあった小さな農村。1922年3月31日の夕方、村の農場の住人6名がつるはしによって殺害された。事件は現在も解決されていない。6名の犠牲者は、農場の主人の男性（63歳） とその妻（72歳）、夫妻の娘（35歳、未亡人）とその子供2名 （7歳の女の子と2歳の男の子）、そして農場の使用人の女性である。」</p>

<p><br />
そして「何年にもわたり100名以上が容疑者として尋問されたが」事件は未解決のまま現在に至る。この小説は近隣住民の証言集として構成されている。証言は語り口調で2，3ページと短いのでペースよく読み進められる。ときどき犯人視点の断章が挟み込まれる。証言の言葉の含みや矛盾をたどって真犯人を見つけ出す推理小説の醍醐味が最後の数ページまで味わえる。</p>

<p>宗教と因習にとらわれた農村の息苦しいムードが全体に漂う。一言で言うとドイツ版の八墓村。人間関係が密な村社会にあって被害者一家は人づきあいを嫌うはぐれものだった。証言が重ねられるたびに、少しずつ事件の全貌が明らかになっていく。暗い闇の向こうに知られざる一家のおぞましい秘密があることが見え始める。</p>

<p>伏線や隠し方が巧妙で何度か読み返して楽しめる名推理小説。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>３D風のGIFアニメを簡単に作成するChoreographer</title>
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    <published>2008-07-19T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-21T00:20:25Z</updated>

    <summary>・Choreographer http://pencilsoftware.com...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Software" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://pencilsoftware.com/lm.html">・Choreographer<br />
http://pencilsoftware.com/lm.html<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="choreographer01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/choreographer01.jpg" width="408" height="321" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>写真などの平面的な画像データが立体的に動くアニメーションに変換するソフトウェア。素材となる画像をドラッグ＆ドロップして、動き方を設定するだけで、お手軽に動画が作成できる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="choreographer02.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/choreographer02.jpg" width="306" height="356" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>画像は正面＆裏面で２枚使えるが、１枚で両面同じですますこともできる。マスク画像も使えるのでWebデザインに組み込みやすい。減色方法も選べる。</p>

<p>各種パラメータは調整できる。回転、ふわふわ、バウンド、振り子運動、くるくるズーム、ドリフ、でんでん太鼓など、ビジュアル的にインパクトのある面白い動きが用意されている。</p>

<p>作成したらプレビューで確認後にファイルに出力する。形式はGIFアニメまたはQuickTimeに対応している。</p>

<p>最近はYouTubeの動画を張り付けるサイトが多いが、軽快動作のGIFアニメもWebのアクセントにまだまだ使える。GIFアニメは作るのが面倒と思っていた人に。</p>

<p>作成した動画の例：</p>]]>
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="choreographersample01.gif" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/choreographersample01.gif" width="400" height="267" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>これで４００*２６７サイズ、２９０キロバイト。<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>類推の山</title>
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    <published>2008-07-18T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-18T23:55:58Z</updated>

    <summary>・類推の山 「はるかに高く遠く、光の過剰ゆえに不可視のまま、世界の中心にそびえる...</summary>
    <author>
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        <category term="Books-Fiction" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309461565/daiya0b-22/">・類推の山<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51GX6VS3QKL__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51GX6VS3QKL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>「はるかに高く遠く、光の過剰ゆえに不可視のまま、世界の中心にそびえる時空の原点―類推の山。その「至高点」をめざす真の精神の旅を、寓意と象徴、神秘と不思議、美しい挿話をちりばめながら描き出したシュルレアリスム小説の傑作。」</p>

<p>1944年に36歳で夭折したシュールレアリスム作家ルネ・ドーマルの代表作。20世紀の奇書。私たちは道を極めようとするときそのプロセスを登山にたとえる。究極の理想、神の領域に向かって登る。しかし、その至高点は、生身の人間にとって目指すことはできるが現実には到達しえない象徴的存在「類推の山」である。</p>

<p>主人公は雑誌「化石評論」に天と地を結ぶ山についてエッセイを書いた。旧約聖書のシナイ山、エジプトのピラミッド、ギリシアのオリュンポス、バベルの塔、中国の神仙の山々など世界の神話伝承には人間が神性に高まりうる通路としての「類推の山」が存在しているという内容だ。</p>

<p>この記事に読者から一通の手紙がやってきて物語が始まる。</p>

<p>「前略、あなたの＜類推の山＞についての記事を読ませていただきました。私はいままで、自分こそあの山の実在を確信するただひとりの人間だと信じていたのです。今日、それが私たち二人になったわけで、明日は十人、いやもっとふえるかもしれない───　そうなれば探検を試みることができるでしょう。私たちはなるべく早く接触をもたなければなりません。よろしければすぐにでも下記の番号のいずれかにお電話ください。お待ちしています。」</p>

<p>こうして、探検隊が結成され、一行はエベレストよりも高い天にも届く高峰を探す。存在するはずのない場所への長い旅始まる。それは「別の事物、彼岸の世界、異なる種類の認識」を求めたドーマルの魂の自伝でもあった。</p>

<p>物語はドーマルが執筆途中で肺結核で死んだため、類推の山に至る旅は第5章で未完に終わっている。だが、ドーマルの妻と仲間の作家がその事実を明かす「後記」と「覚書」を追加したことで作品としての完成度は高まった。物語の中断がドーマル自身が道半ばにして倒れたことと二重写しに見えて、作家の当初の意図以上にシュールな作品となったのである。象徴の山の頂は人間には登れないものなのだ。</p>

<p>神話的な物語なので今読んでも古さを感じない。全編が美しいメタファーに満ちている。</p>

<p>・「百頭女」「慈善週間または七大元素」<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/06/post-771.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/06/post-771.html</a><br />
こちらも20世紀シュルレアリスムの奇書。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>Nintendo DSを読書端末にするDSvision</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/dsvision-microsd-512mb.html" />
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    <published>2008-07-17T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-19T00:55:05Z</updated>

    <summary>・DSvision [スターターキット] 専用microSDカード 512MB付...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Technology" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ADSQM0/daiya0b-22/">・DSvision [スターターキット] 専用microSDカード 512MB付き<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="5195ezfc72BL__AA280_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/5195ezfc72BL__AA280_.jpg" width="280" height="280" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>一部で話題のDSvision、早速買って使ってみた。</p>

<p>Nintendo DSを電子書籍端末に変身させるためのキット。インターネットの専用サイトからダウンロードしたテキスト、コミック、動画コンテンツを、DSで楽しめる。DS用カートリッジとキーホルダー型USBデバイスと、それに差し込む専用microSDカードの３つのセット。</p>

<p>コンテンツは専用サイトDSvision.jpからパソコンを使ってダウンロードし、データをUSBデバイスにコピーする。DSから直接ネットに接続はできず、ダウンロードにはWindowsパソコンが必要となる。これはちょっと面倒だ。</p>

<p>まずプレインストールの試用版コンテンツを眺めてみる。電子書籍ビューアーとしてNintendoDSは、携帯電話より大きいデュアル画面だし、タッチパネル操作ができるから、結構満足できるレベルに感じた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51FcZqgSUKL__AA280_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51FcZqgSUKL__AA280_.jpg" width="280" height="280" class="mt-image-none" style="" /></span><</p>

<p>新しいコンテンツを入手するため、USBをPCにさしてサイトにアクセスしてみる。</p>

<p>・DSvision<br />
<a href="http://www.dsvision.jp/">http://www.dsvision.jp/</a></p>

<p>価格は小説「氷壁」「華麗なる一族」が630円。漫画は「プラレス三四郎」「優駿の門」第1巻　315円、ムービーは「昆虫物語みなしごハッチ」「ハクション大魔王」1話　210円など。一般的なデジタルコンテンツ販売の価格帯であろう。例に挙げたように現在、用意されているコンテンツは、子供向けではなくて30代～40代向けが多いように思える。</p>

<p>さて期待しながらDSvisionのサイトを一通りめぐってみたのだが......。正直なところ、コンテンツ不足である。気になるものは２，３あるのだが、テキスト18件、コミック42件、ムービー42件では絶対数が少なすぎる。スタートラインナップとしては少々貧弱な印象が残った。</p>

<p>とはいっても、現段階でまったくダメと判断するのは早すぎる。</p>

<p>先日、専用端末の撤退がニュースになった。わざわざ何万円だして専用端末を買う消費者はいなかったという結果が出た。</p>

<p>・電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News<br />
<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html">http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html</a></p>

<p>「松下とソニーが、専用端末を使った電子書籍から事実上撤退した。端末が高すぎたりコンテンツが少なすぎるといった問題が改善されないうちに、携帯電話向け電子書籍市場が成長。専用端末の"居場所"がなくなっていた。」</p>

<p>しかし、その一方で電子書籍の市場は誰もが使っているケータイを中心に着実に拡大傾向にある。</p>

<p>国内で２千万台以上、世界累計で７千万台以上も出荷されているNintendoDSは、電子書籍プラットフォームとしてとても大きな可能性を秘めていることは間違いない。今後、既存の電子書籍販売サイトなどと提携して、DSvision.jpのコンテンツが充実していけば、相当面白くなりそうではある。<br />
</p>]]>
        
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    <title>記憶力をのばしたい!</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-794.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3351</id>

    <published>2008-07-16T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-16T23:10:48Z</updated>

    <summary>・記憶力をのばしたい! 中年女性ジャーナリストが自身の記憶力減退を感じたのをきっ...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Brain" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062138778/daiya0b-22/">・記憶力をのばしたい!<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51r5wZaZQ6L__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51r5wZaZQ6L__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>中年女性ジャーナリストが自身の記憶力減退を感じたのをきっかけに脳力開発に取り組んだ。食事改善、睡眠改善、脳トレ、薬やサプリなど、頭が良くなると言われるものを手当たり次第に試しまくった脳トレ体験記。</p>

<p>著者の体験はとても幅広い。脳サプリメントの「ブレインサステイン」だとか、</p>

<p>・Brain Sustain<br />
<a href="http://www.healthdesigns.com/brainsustain.html">http://www.healthdesigns.com/brainsustain.html</a></p>

<p>インターネット上で受けられる脳開発プログラム　MyBrainTrainerだとか、</p>

<p>・Brain Exercises, Brain Age Test and Cognitive Exercises by MyBrainTrainer<br />
<a href="http://www.mybraintrainer.com/">http://www.mybraintrainer.com/</a></p>

<p>任天堂DS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の英語版BrainAgeだとか、</p>

<p>・Brain Age<br />
<a href="http://www.brainage.com/launch/index.jsp">http://www.brainage.com/launch/index.jsp</a></p>

<p>簡単に入手できる者もあるし、スタンフォード大学の不眠症研究室の治療、ヘッドギアをつけた脳波矯正プログラムだとか、MRIを使った脳の画像検査など、最先端の脳医学の御世話になったものもある。ちょっと怪しい気がする瞑想や気功も試している。</p>

<p>そうした体験の合間に、中年の物忘れとアルツハイマー病について、最新医学が解明しつつあることが説明されている。30代、40代からボケの兆候は見られるらしい。早期に発見して対策することが大切になってきている。</p>

<p>85～89歳の人に言葉の記憶テストをすると、全体の5％は17歳並の記憶力を維持しているそうだ。新しくて難しいことに常に取り組むことが脳をいつまでも若々しく保つ最善の策であるという当たり前の結論なのだが、若い頃に脳をフル回転させることが「認知力貯金」になってボケを遅らせる可能性があることや、子供の頃におでこを打った影響（従来はたいしたことがないと思われていた）でボケが早まるなんていうこともわかってきたようだ。</p>

<p>脳トレについては、ある程度複雑な作業を並行させると、単独で順番にこなすときより時間がかかるという「マルチタスクの非効率」現象についての研究が興味深かった。</p>

<p>「カリフォルニア大学アーヴィン校の研究者グループが、IT労働者を対象に、注意が散漫になったり、作業が中断させられたりする頻度を調べてみた。すると、十五分に一回ぐらいだろうという事前の予想を裏切って、実際は三分の一回の割合で起こっていた。しかも中断した作業のうち、その日のうちに再開できたものは全体の三分の二にすぎなかった。この中断を合計するとひとりあたり一日二時間以上になり、損失を金額に換算するとアメリカ全体で一年間に五千八百八十ドルになるという。」</p>

<p>これはおそらくウィンドウ式のGUIの弊害なのだろう。メールやWebが気になって、肝心の作業の気が散ることは私も毎日のように体験している。メールに書かれていたWebを見に行ってしまって、書こうと思っていた別のメールの返事を忘れてしまう、みたいなことがある。インスタントメッセンジャーや常駐アラートなど原因は増えてきているはずだ。</p>

<p>順番にひとつずつやる。気が散らない。割り込みを許さない。それでいて選択の自由度がある。そういうシングルタスクのデスクトップがあったら、頭が良くなるデスクトップとして、売れるんじゃないだろうか。</p>

<p>この本は女性ジャーナリストの著者が、消費者感覚で率直に、それぞれの効果を語っているので体験レポート集として価値がある。読者が自分で試す手間が省けるのがよい。</p>

<p>個人的にはサプリメントに興味があって、毎日「マルチビタミン」「ブルーベリー」を会社の机の引き出しに入れて飲んでいる。少々寝不足でも大丈夫な気がする。だが、市販のマルチビタミンは効果が弱すぎるとこの本では論じられており、Brain Sustain（57ドル）は気になる。</p>

<p>脳トレということでは子供と一緒にやるものに関心がある。最近買ってきたのはこれ。歴史年号の語呂合わせ（645（無事故）な世づくり大化の改新、とか1192（いい国）つくろう鎌倉幕府とか）が書かれた読み札と、年号と絵の描かれたカルタがセットになっている。語呂合わせを覚えていれば、早く取れる。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NNLAF8/daiya0b-22/">・歴史年号暗記かるた<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51Bjvm5bwfL__SL500_AA280_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51Bjvm5bwfL__SL500_AA280_.jpg" width="280" height="280" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>基本となる年号を暗記できていると、歴史ものの理解が早いから、生活の中でも結構楽しめる。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>画像をアスキーアートに変換しHTML化するBmpHtmlFun</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/htmlbmphtmlfun.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3360</id>

    <published>2008-07-15T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-16T14:25:40Z</updated>

    <summary>・BmpHtmlFun http://my-tiny-programs.trip...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Software" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://my-tiny-programs.tripod.com/">・BmpHtmlFun<br />
http://my-tiny-programs.tripod.com/<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bmphtmlfun01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/bmphtmlfun01.jpg" width="471" height="325" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>画像を、テキストアートとしてHTMLに変換するアプリケーション。</p>

<p>ソース画像として縦横１００×１００ピクセル以下のサイズのBMP画像を用意する。これを読み込ませて、背景色、文字のパターンを指定するだけで、テキストアートに変換されたHTMLファイルが出力される。予想外に現代アートな感じに仕上がるので驚く。</p>

<p>このソフトを試したのが、ちょうどiPhoneの発売日だったので画像をテキスト化してみた。</p>

<p>・iPhone 3G クリックするとHTMLを表示<br />
http://www.ringolab.com/note/daiya/iphone_txt.html<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/iphone_txt.html"><img alt="iphonehtmlimg01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/iphonehtmlimg01-thumb-500x536.jpg" width="500" height="536" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>「iPhone3Gをさっそくテキスト化してみた。やるのなら各自、自己責任で。」とTwitterに流したら結構な数が釣れた。メッセンジャーで「徹夜で入力して６時間もかかったんですよ」と言ったら本気にした人がいた。楽しい。</p>

<p>しかしメディアにとりあげられたのはこっちのネタだったのだが↓（笑）</p>

<p>橋本さんのメッセステータス | IDEA*IDEA<br />
<a href="http://www.ideaxidea.com/archives/2008/07/post_600.html">http://www.ideaxidea.com/archives/2008/07/post_600.html</a></p>]]>
        
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    <title>自家製　文章読本</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-797.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3358</id>

    <published>2008-07-14T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-15T02:10:05Z</updated>

    <summary>・自家製　文章読本 井上ひさしがこの本に書いたのは小手先の文章術でもなく精神論で...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Books-Creativity" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101168199/daiya0b-22/">・自家製　文章読本<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="jikaseibunshodokuhon.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/jikaseibunshodokuhon.jpg" width="196" height="280" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>井上ひさしがこの本に書いたのは小手先の文章術でもなく精神論でもない。いったい文章とは何か、書き手は何をすべきなのか、そして言語の目的とは何なのか、という本質的な問題に対する答えを求めた。</p>

<p>三島由紀夫、川端康成、谷崎潤一郎、丸谷才一らの文章読本がしばしば批判的に引用される。そこに書かれた</p>

<p>・話すように書くのがよい<br />
・透明な文章が理想とする考え方<br />
・接続語で流れるような文章を書くとよい<br />
・オノマトペは使うべきではない<br />
・文末をバリエーション豊かにせよ</p>

<p>などという旧世代の文章読本が良しとした文章術に対し反論を加える。事例と根拠を明快に示して斬っていくのが心地よい。</p>

<p>井上ひさしは比喩を殊更に重視している。文の中で比喩が出ると読者の脳は一瞬ぎょっとする。謎が解けると快く感じる。文章が意識され味わいがでる瞬間だ。それこそ表現のための文章づくりに一番重要なことだというのである。</p>

<p>「とりわけ大事なことは、受け手は瞬時でも立ち止まるたびに言葉や文章を実感するということで、文章とは第一に言語の特別な使用である以上、これは当然すぎるほど当然だろう。「餅のような肌」ではだれも立ち止まらない。使い古された紋切り型だから透明すぎてだれひとり意にもとめないのである。だが「白い陶器に薄紅を刷いたような」（『雪国』）となると話は逆になる。これは新しくて、よい比喩だ。」</p>

<p>ビジネス文書や広告のような伝達のための文章は、簡潔にして透明なものが好まれる。高度な比喩は少なく接続語でスムーズへ前へ流す機能優先の文体だ。しかし、小説や戯曲のような表現の文章の名文は、ただ伝達するのではなく、読者の共感や想像力を強烈に喚起させるものでなくてはならない。読者の長期記憶を揺さぶるために比喩は強い武器になる。</p>

<p>「すなわち小説は「読者」という名の「同時代に生きる仲間達に向かって書かれるべきものである。＜中略＞つまり仲間達＝読者たちは、内部にある名付けられない言葉、形をなしていない半物語をかかえて暮らしているのだが、そのもやもやに名を与え、その半物語に形を与えるのが作家の仕事である。当然作家の使用する言葉も読者たちの言葉でなければならないが、これらの仕事に成功した作家は自然に「時代様式まで高められた文体」（＝共同体の実感）を持つ。」</p>

<p>算数の問題文、回覧板や法律文、商業文、記事や社説、随筆、小説や戯曲、そして詩。世の中には多種多様な文があるが、およそ、その順序で書くのが難しくなるという。</p>

<p>「使われる比喩の量と文章を書くことのむずかしさとが正比例するからである。つまりその文章が世の中の中心から外れれば外れるほど、個体的、個人的なものになればなるほど、比喩の量が増えて行き、その分だけ文章を書くことが骨になるのである。これまでにも何回となく触れたことだけれど、個人的な文章の主務は、それぞれの心の生活のなかにある「なんだかぼんやりしたもの」、そして「ぼんやりしてはいるが自分にとってのっぴきならないほど重大なこと」に形を与えるというところにある。その内的経験は個人的なものであるだけに世の中の中心からは遙かに遠い。その距離を瞬時のうちに埋めるのが比喩である。」</p>

<p>比喩に関する考察の部分のみ抜粋してみたが、これだけでも井上ひさしの文章論の総合性と厚みが明らかではないだろうか。文章論を超えて文化論というレベルに達している。古今東西の名文が実に的確に引用されていて、著者の背景の読書量と知識量を思うと圧倒される。</p>

<p>「生命おどって書いたものにのみ、文体がある。」、「鍛えあげられた短文、文章の中心思想こそ、文章の燃料にほかならない」、「文章を綴ることで、わたしたちは歴史に参加するのである」。この文章読本は、こうした極意に至るまでの説明のプロセス自体がが読み物としても完成度が高いから、なおさら説得力が増す。</p>

<p>伝達の実用文章術ではなく、表現の芸術としての文章術を知りたい人向けの名著。</p>

<p>・文章のみがき方 - 情報考学 Passion For The Future<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/04/post-737.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/04/post-737.html</a></p>

<p>・自己プレゼンの文章術<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004915.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004915.html</a></p>

<p>・日本語の作文技術 - 情報考学 Passion For The Future<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2007/10/post-641.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2007/10/post-641.html</a></p>

<p>・魂の文章術―書くことから始めよう - 情報考学 Passion For The Future<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2007/05/post-564.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2007/05/post-564.html</a></p>

<p>・「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004702.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004702.html</a></p>

<p>・「書ける人」になるブログ文章教室<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004805.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004805.html</a></p>

<p>・スラスラ書ける!ビジネス文書<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004499.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004499.html</a></p>

<p>・全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004488.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004488.html</a></p>

<p>・相手に伝わる日本語を書く技術<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003818.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003818.html</a></p>

<p>・大人のための文章教室<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002489.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002489.html</a></p>

<p>・40字要約で仕事はどんどんうまくいく―1日15分で身につく習慣術<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002286.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002286.html</a></p>

<p>・分かりやすい文章の技術<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001598.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001598.html</a></p>

<p>・人の心を動かす文章術<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001400.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001400.html</a></p>

<p>・人生の物語を書きたいあなたへ ?回想記・エッセイのための創作教室<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001383.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001383.html</a></p>

<p>・書きあぐねている人のための小説入門<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001082.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001082.html</a></p>

<p>・大人のための文章法<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000957.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000957.html</a></p>

<p>・伝わる・揺さぶる!文章を書く<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002952.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002952.html</a></p>

<p>・頭の良くなる「短い、短い」文章術―あなたの文章が「劇的に」変わる!<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003740.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003740.html</a></p>]]>
        
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    <title>あなたはなぜあの人の「におい」に魅かれるのか</title>
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    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3346</id>

    <published>2008-07-13T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-13T18:22:01Z</updated>

    <summary>・あなたはなぜあの人の「におい」に魅かれるのか 嗅覚心理学の第一人者が語るにおい...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Science" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562041609/daiya0b-22/">・あなたはなぜあの人の「におい」に魅かれるのか<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41-CVYF9EML__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41-CVYF9EML__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>嗅覚心理学の第一人者が語るにおいの心理と行動の関係。</p>

<p>大学生たちに脇の下にガーゼをあてた状態でハッピーな映画と恐怖映画を見てもらう。その後ガーゼを回収して、若い男女に「幸せな汗」「恐怖の汗」をかぎ分けてもらった。すると、女性は幸せのにおいを判断するのが上手だったが、男女ともに男性の恐怖の汗のおいをよく認知したという。一般的に快いとされる体臭は健康な人のもので、不快とされる体臭は不健康な人のものでもある。人間の嗅覚には人の感情や体調を嗅ぎ取る能力があるのだ。</p>

<p>不安なときには一親等の家族のにおいで安心する人が多いという研究もある。祖父母やおじでは半分に低下し、曾祖父母やいとこでは落ち着く効果はゼロになる。逆に性的な興奮を誘うという点では自分と遺伝特性（MHC遺伝子群）が異なる異性のにおいに人は強く反応する。だから万能の媚薬は存在しないが、人によってカスタマイズした媚薬は作れる可能性があるらしい。</p>

<p>最近まで研究価値がないと思われてきた嗅覚。視覚や聴覚、錯覚に比べると研究者も事例が少ない。一般人のアンケートでも失われたら困ると思われるからだの機能のランキングで最下位だったそうだが、実際には人間は嗅覚を失うと悲惨な状態に陥る。嗅覚障害者の事例が出ているが、食べ物の風味がわからなくなるだけでなく、世界との結びつきの感覚を奪われて、他者との関わりも薄くなってしまう。</p>

<p>「ヒトの情動系は、動物の嗅覚系が引き起こす基本的な動機が高度に進化し、抽象化した認識の解釈であると私は思います。動物仲間たちにとってのにおいはヒトには感情を生じさせますが、動物にとってのにおいとは、直接かつ明確な手段で敵の攻撃から身を守る必要性を伝えているのです。一方、私たちにとっての第一のサバイバルコードは変換され、感情の体験となります。それを「嗅覚・情動翻訳」と呼んでいます。」</p>

<p>ときとして、においが強烈に私たちの感情をゆさぶることがあるのは、根の深いレベルで情動と結びついているからなのだ。しかし、言語学において言葉と意味が恣意的な関係であるのと同じように、「におい」と「感じ」はほぼ完全に後天的な学習による恣意的な結びつきによるものであることが明かされる。</p>

<p>「におい関連学習の要点は、あなたが最初にある特定のにおいに出会ったときに、どのように「感じた」かが将来の快楽的な知覚を決定することにあります。私たちが好むにおいは最初に遭遇したときの状況が幸せであれば、肯定的な意味合いと結びつくものであり、嫌いなにおいは初めて嗅いだときに否定的な感情があったり、不愉快ななにかと結びついています。」</p>

<p>バニラが世界中で人を魅了する理由は、バニラが人間の母乳のフレーバー成分であり、多くのミルクに調合されているから、だそうだ。日常的に死体が燃やされているインドの川辺で幸福に生活を送る人であれば、死体のにおいが幸福な日常と結びつくことさえありえる。ひとつのにおいが複数の感覚を想起させることもある。たとえば実験でこれはなんのにおいかというラベルを張り替えて提示すると「パルメザンチーズ」のにおいが、あるときは「嘔吐」のにおいとして認知されるという例が出ていた。</p>

<p>人間は生まれてくる環境によって危険なにおいは変わるから、嗅覚は真っ白な状態で生まれて後天的に学習するように進化してきたようだ。だから、においは基本的に思い出のにおいなのだ。</p>

<p>プルーストの小説ではないが、においが強烈な過去のフラッシュバック体験を引き起こすのは私にもときどき体験する。青い草のにおいだとか、洗濯物のにおいなどがきっかけで幼児期のある瞬間がありありと再現される。そのフラッシュバックは強烈で正確である。著者曰くにおい「思い出の最良の鍵」なのだ。においの科学を追究していくと、超臨場感を持った思い出体感メディアが作れるのかもしれないと思った。</p>

<p>この本には、ガンをにおいで発見するイヌがいる、嗅覚を察知する電子的なセンサーの「電子鼻」が実用化されている、ハチの嗅覚で地雷探知ができる、など嗅覚に関する驚きのエピソードが満載である。</p>]]>
        
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    <title>デスクトップを３D物理世界に変身させる Shock Desktop 3D</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/d-shock-desktop-3d.html" />
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    <published>2008-07-12T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-13T02:32:57Z</updated>

    <summary>・Shock Desktop 3D http://www.docs.kr/ent...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Software" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.docs.kr/entry/Download-Shock-Desktop3D-en">・Shock Desktop 3D<br />
http://www.docs.kr/entry/Download-Shock-Desktop3D-en<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/shockdesktop3d01.jpg"><img alt="shockdesktop3d01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/shockdesktop3d01-thumb-500x365.jpg" width="500" height="365" class="mt-image-none" style="" /></a></span></a></p>

<p>起動すると通常のデスクトップがそのまま３D化される。立体化したアイコンは質量をもった物体であるかのように動く。マウスで持ち上げたり、跳ね飛ばしたりして位置を変えることができる。アイコン同士がぶつかると相互作用して跳ね返る。現実世界のような物理シミュレーションが実現されている。整列しているアイコン群をマウスでかきまわして、ぐっちゃぐちゃにするのが楽しい。（そのあと、ひとつひとつ片付けるのは現実世界のように面倒だが）。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/shockdesktop3d02.jpg"><img alt="shockdesktop3d02.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/shockdesktop3d02-thumb-500x365.jpg" width="500" height="365" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>右クリックのメニューからIcon typeをCubeにすると立方体になる。立方体の方が転がりやすい。アイコンの大きさは個別に変更ができる。重要なフォルダ、よく使うアプリのアイコンを大きくしておくと便利だ。アイコンのサイズに重要度などの意味を与えるというのは良いアイデアだと思う。</p>

<p>私は今週、このソフトでデスクトップを３D化したまま無理やり使っている。最初は違和感はあったのだが、慣れれば意外に使えないこともない。デスクトップってアイコンを選んでクリックする程度の簡単な操作しかしていないからだろう。</p>

<p>・Shock-4Way3D<br />
<a href="http://www.docs.kr/entry/Download-Shock-4Way3D-en">http://www.docs.kr/entry/Download-Shock-4Way3D-en</a></p>

<p>同じ作者が作っている３D仮想スクリーン管理ソフト。仮想スクリーンの切り替えを３Dインタフェースで行う、だけ。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>komomo 日本語版</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/komomo.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3353</id>

    <published>2008-07-11T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-11T17:14:30Z</updated>

    <summary>・komomo 日本語版 傑作ドキュメンタリ写真集。 サラリーマン家庭の一人っ子...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Misc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770040938/daiya0b-22/">・komomo 日本語版<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41xtM6qCxWL__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41xtM6qCxWL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>傑作ドキュメンタリ写真集。</p>

<p>サラリーマン家庭の一人っ子としてるり子は生まれた。海外志向の両親の仕事の都合で生誕地はメキシコシティ。3歳で帰国したが、事あるごとに着物を着せられたり、日本の伝統を教えられた彼女は、幼な心に「日本の文化を大切にする」ことを、両親の期待を遙かに超えて学んでいた。彼女は京都で舞妓になることに密かにあこがれていた。</p>

<p>少女時代を日本で過ごすが、再び両親の都合で中国へ渡って「外国人クラス」に入る。<br />
日本を外から眺めることで、日本の伝統文化への憧憬がなおさら深まった。京都の芸妓「小糸さん」のホームページを見つけて、京都への思いは再燃、最初のメールを書いた。それから3年、るり子は15歳の春に単身で京都へ渡った。舞妓「小桃」になるために。</p>

<p>あどけない少女が舞妓に入門して、伝統芸を身につけ、一人前になるまでの長期間、写真家は彼女をひたすら撮り続けた。少女から女へ、新米の舞妓から風格の芸妓へと変化していく様子が完璧に記録されている。一人の人間の成長を通して、舞妓、芸妓という伝統文化の現在をまるごと映像化した。</p>

<p>華麗で妖艶な表舞台の写真は美しさに思わず息をのむ。舞妓や芸妓のイニシエーション儀式の写真からは張り詰めた空気が伝わってくる。舞台裏の息抜き時間に見せる素顔の柔らかさ。そして京都祇園の四季の風物など見所が満載の写真集である。一般人にはわかりにくい芸者の世界を、丁寧に解説する文章も充実している。<br />
</p>]]>
        
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    <title>仕事の優先順位を２次元の図上で管理する　ToDoTwoD</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/todotwod.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3339</id>

    <published>2008-07-10T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-10T15:27:18Z</updated>

    <summary>・ToDoTwoD http://www.vector.co.jp/soft/w...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Software" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se435687.html">・ToDoTwoD<br />
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se435687.html<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="todotwod01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/assets_c/2008/07/todotwod01-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>マネジメントの本を読むと、やるべきことを管理するには、作業の重要度と緊急度を評価して、</p>

<p>１　重要度が高く緊急度が高いこと<br />
２　重要度が高く緊急度が低いこと<br />
３　重要度が低く緊急度が高いこと<br />
４　重要度が低く緊急度が低いこと</p>

<p>の順で処理しなさい、とよく言われる。</p>

<p>重要度も緊急度も、単純に「高い」か「低い」に分類したのでは、やること同士の微妙な差がつかず、結局どの順ですべきなのかわかりにくい。四象限の図にビジュアルにマップして全体を管理できるとよいなと思っていた。</p>

<p>ToDoTwoDは仕事の優先順位を決めるための付箋ライクなソフトウェア。右クリックの「新規タスク追加」から２軸の図上に作業項目を置いていく。デフォルトでは重要度と難易度が分類の軸として設定されている。私は設定パネルでこれを重要度と緊急度に変更してみた。軸に対する優先度の重みを数値で設定することもできる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="todotwod02.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/todotwod02.jpg" width="257" height="169" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>そして、優先順位の表示を選ぶと、それぞれの項目を置いた位置から計算して、順番リストを提示してくれる。タスクトレイに常駐させて、必要な時にリストを確認したり、タスクのマップを変更することができる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="todotwod03.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/todotwod03.jpg" width="269" height="175" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>背景色やフォントを変更することもできる。画面キャプチャをとれば報告プレゼン資料にも活用できそうだ。</p>

<p>こういう意思決定に使えるソフトは好きだ。もっと広まっていいと思う。</p>]]>
        
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    <title>Webのニュース記事を音声で読み上げるラジオブラウザ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/web-8.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3344</id>

    <published>2008-07-09T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-09T15:06:15Z</updated>

    <summary>・ラジオ・ブラウザ - クロノス・クラウン - http://crocro.co...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Software" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://crocro.com/pc/soft/radio_browser/index.html">・ラジオ・ブラウザ - クロノス・クラウン -<br />
http://crocro.com/pc/soft/radio_browser/index.html<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="radiobrowseapp01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/radiobrowseapp01-thumb-500x396.jpg" width="500" height="396" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>GoogleニュースおよびYAHOOニュースで配信されているニュースを順番に音声で読み上げを行ってくれるフリーソフト。パソコンの前でコーヒー休憩するときに、ネットのニュースをよく読むのだが、目を休めたいのに目を使うジレンマがあった。これなら目を閉じてニュースが聴けるので問題解決である。</p>

<p>それから記事の横に表示されるKeywords by Conus Crownは、記事内のキーワードが抽出されており、ワンクリックでGoogle検索ができる。気になるニュースの深追いにかなり便利であったりする。</p>

<p>Google、YAHOO共に設定でカテゴリを指定すれば特定分野のニュースに限定することもできる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/radiobrowseapp02.jpg"><img alt="radiobrowseapp02.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/radiobrowseapp02-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>MSIEの右クリックに「ラジオブラウザで読み上げ」機能を追加することができる。Webページの任意の場所を選択した状態でこの機能を呼び出せば、どんなページでも音声で読み上げてくれる。クリップボードの内容を読み上げるクリップ読み機能も搭載している。</p>

<p>ネットニュースの音声化を非常に使いやすくシンプルな形で実現したいいソフトだ。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>テレビとネットの近未来カンファレンス　第１２回　「これからはじまる本当の&quot;テレビ進化論&quot;」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-793.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2008:/note/daiya//2.3349</id>

    <published>2008-07-08T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-07-08T15:13:33Z</updated>

    <summary> テレビとネットの近未来カンファレンス　第１２回　「これからはじまる本当の&quot;テレ...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Culture" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.tvblog.jp/event/archives/2008/07/index.html"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tvnetconf10.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/tvnetconf10-thumb-500x198.jpg" width="500" height="198" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>テレビとネットの近未来カンファレンス　第１２回　「これからはじまる本当の"テレビ進化論"」</p>

<p><br />
イベントのお知らせです。</p>

<p>シリーズ第１回からKNN神田さんと二人でモデレーターを続けてきた、このイベントですが７月２２日の次回で、１２回になります。今回は、<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-788.html">先日このブログでも書評を書かせていただいた「テレビ進化論」</a>の著者　堤　真良　早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員助教授、アジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦さん、株式会社PTPの有吉昌康をゲストにお招きして、放送と通信の最前線を探ります。</p>

<p>【詳細と申し込み】 <br />
<a href="http://www.tvblog.jp/event/archives/2008/07/index.html">イベント参加のお申し込み <br />
http://www.tvblog.jp/event/archives/2008/07/index.html</a></p>

<p>----</p>

<p><br />
「これからはじまる本当の"テレビ進化論"」<br />
全録マシン「SPIDER zero」登場！ダビング10開始！ ～リミックスチャンネルは、産業として機能するのか？～<br />
　　　　<br />
今回のカンファレンスは...、<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-788.html">「テレビ進化論（講談社現代新書ISBN-13: 978-4062879385）」</a>の著者であり、元・経産省メディアコンテンツ課の担当であり、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員助教授　堤　真良（さかい・まさよし）氏をお招きし、著書である「テレビ進化論」と、経済産業省時代に担当された「コンテンツ産業」育成の立場から、テレビ産業、コンテンツ産業のあるべき姿と、そのための産業政策についてプレゼンテーションをお願いしております。</p>

<p>・YouTube、ニコニコ動画などの動画共有サービスと、フリーライド化されるコンテンツ産業のマネタイズ問題。<br />
・コンテンツプロデュースとチャンネルプロデュースの役目の違い。<br />
・ダビング10開始とデジタル時代の著作物対価の還元。<br />
・アナログ電波、2011年の停波までに、できることなどをテレビ産業全体の産業政策の観点からお話いただきます。</p>

<p>また、とくダネ！のオープニングトークで約10分にわたり、小倉キャスターが熱弁をふるった、全録ビデオ、「SPIDER zero」実機が登場！<br />
<a href="http://www.ptp.co.jp/spiderzero/">http://www.ptp.co.jp/spiderzero/</a><br />
（※ぜひ、サイトの動画をご覧になってみてください）</p>

<p>SPIDER zeroを企画開発する株式会社 PTPの有吉 昌康（ありよし・まさやす）代表取締役社長を交え、「TV進化論」を現場の立場から、「SPIDER視聴」によって変わりゆく、テレビの視聴スタイルを検証したく考えます。<br />
実際に懇親会場では、SPIDERのインタフェースに皆様に触れていただき、未来のテレビ視聴の姿を体験いただけます。</p>

<p>さらに、テレビとネットが間接的に融合している現代において、新たなメディアの可能性についてアジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦（とくりき・もとひこ）取締役、そして、メタキャスト井上大輔（いのうえ・だいすけ）取締役チーフ・ビジョナリーを迎え、ユーザー視点のテレビ進化論をディスカッションいたします。</p>

<p><br />
境 真良<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/masays/">http://d.hatena.ne.jp/masays/</a><br />
早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員助教授<br />
（元・経済産業省商務情報政策局メディアコンテンツ課課長補佐）</p>

<p>1968年東京都生まれ。1993年に東京大学法学部を卒業し、通商産業省入省。入省後、資源エネルギー庁公益事業部計画課（電気事業法改正担当）、国土庁地方産業振興室、瀋陽総領事館大連事務所勤務。省庁再編後、経済産業省メディアコンテンツ課課長補佐、東京国際映画祭事務局長、経済産業省商務情報政策局プラットフォーム政策室課長補佐を経て経済産業省を離れ、現在は早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員准教授を務める。専門分野はコンテンツ産業理論。国際大学GLOCOMフェロー。アジアの都市文化融合現象を20年追っており、アジアの海賊版事情、アイドル、マンガ、コンピュータ技術などにも造詣が深い。</p>

<p><br />
有吉昌康<br />
<a href="http://spider8.jp/">http://spider8.jp/</a><br />
株式会社 PTP　代表取締役社長　</p>

<p>野村総合研究所で企業戦略やマーケティング戦略を専門に消費財メーカー、コンビニ等に対してコンサルティングを行う。同社を2000年に退職し、株）パワー・トゥ・ザ・ピープル（現　株式会社PTP）を創業。<br />
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院卒業、一橋大学商学部卒業</p>

<p>徳力基彦<br />
<a href="http://blog.tokuriki.com/">http://blog.tokuriki.com/</a><br />
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社　取締役</p>

<p>NTT、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。情報共有ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。最新のネットツールやネットマーケティングに関する複数の執筆・講演活動も行っている。個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。</p>

<p><br />
井上大輔　<br />
<a href="http://tvblogger1.tvblog.jp/">http://tvblogger1.tvblog.jp/</a><br />
<a href="http://www.metacast.co.jp/">http://www.metacast.co.jp/</a><br />
株式会社メタキャスト　創業者　取締役チーフ・ビジョナリー</p>

<p>1996年、早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。情報システム部門、マサチューセッツ工科大学（MIT）社費留学、IT企画室、新規事業開発室、経営企画室を経て2005年3月同社を退職。同年4月、メタキャスト社設立。</p>

<p><br />
モデレーター</p>

<p>神田敏晶（かんだ・としあき）<br />
<a href="http://knn.typepad.com/">http://knn.typepad.com/</a><br />
KandaNewsNetwork,Inc.代表取締役</p>

<p>橋本大也（はしもと・だいや）<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/">http://www.ringolab.com/note/daiya/</a><br />
情報考学Passion For The Future</p>

<p><br />
■イベント開催概要<br />
【日時】2007年07月22日（火曜日）<br />
　　　　 開場18:00<br />
　　　　 セミナー 18:30～20:45 <br />
　　　　 懇親会　 21:00-22:30</p>

<p>【場所】東京ミッドタウン（東京ミッドタウン・カンファレンス）/ミッドタウン・タワー4F<br />
【費用】セミナー 5,000円<br />
　　　　 セミナー＆懇親会　8,000円</p>

<p>【主催】楽しいテレビの未来を考える会<br />
【協賛】CNET Japan</p>

<p>【申し込み】 <br />
イベント参加のお申し込み <br />
<a href="http://www.tvblog.jp/event/archives/2008/07/index.html">http://www.tvblog.jp/event/archives/2008/07/index.html</a></p>]]>
        
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