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    <title>情報考学 Passion For The Future</title>
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    <updated>2010-03-19T15:43:56Z</updated>
    <subtitle>書評、ソフトウェア評、日々雑感

橋本大也</subtitle>
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    <title>ステンレス・スチールの重量級しおり　HOGRI ブックマーク HG050</title>
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    <published>2010-03-19T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-19T15:43:56Z</updated>

    <summary>・HOGRI ブックマーク HG050  ドイツメーカーのステンレス・スチール製...</summary>
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        <name>daiya</name>
        
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009R997E/daiya0b-22/">・HOGRI ブックマーク HG050 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41PM56XDYWL__SL500_AA280_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41PM56XDYWL__SL500_AA280_.jpg" width="280" height="280" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>ドイツメーカーのステンレス・スチール製の重量級しおり。</p>

<p>時計や気圧計・湿度計、そしてランプなどの斬新なデザインで知られるデザイナー　Hans Gabriel Schroll氏のデザイン。笑顔をテーマにしたFRIENDS　FOREVERシリーズの作品の一つ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009R997E/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="hogri_logo_01.gif" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/hogri_logo_01.gif" width="312" height="113" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>本にはさむと、銀色のしおりがアカンベーをしている。平和な気分にさせられる。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009R997E/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="4445840564_092c7c18b6.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/4445840564_092c7c18b6.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>実用しおりとしては重すぎてちょっと使いにくい。厚手の紙でははずした跡が残りやすい。薄い紙の本では取り外しの際に、うっかりひっかけると破れてしまうことさえあるかもしれない。</p>

<p>でも、それを補うデザインと質感で勝負。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009R997E/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="4445053631_a2e01e72be.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/4445053631_a2e01e72be.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>本に挟んで見えるところに置いておく。卓上カレンダーの上にのせる。とかすると、インテリア小物としても使える。シャツの胸ポケットにはさんでおけば、普通は「なんですかそれは？」と聞かれる。聞いてこない相手はまだ自分と距離があるということだ。対人関係の測定チェッカーにもなる？かなあ。</p>

<p>ともかく実用と離れての余裕の文具って素敵だと思う。</p>

<p>・銅製の高級ブックマーク　ブックダーツ （ bookdarts ）<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/-bookdarts.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/-bookdarts.html</a><br />
これもまた余裕の人の文具だ。</p>

<p>・Hogriシリーズ<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/HOGRI-%E3%83%9B%E3%82%B0%E3%83%AA-HOGRI%EF%BC%88%E3%83%9B%E3%82%B0%E3%83%AA%EF%BC%89-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%B0%8F%E7%89%A9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B002LSJ3YS/">http://www.amazon.co.jp/HOGRI-%E3%83%9B%E3%82%B0%E3%83%AA-HOGRI%EF%BC%88%E3%83%9B%E3%82%B0%E3%83%AA%EF%BC%89-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%B0%8F%E7%89%A9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B002LSJ3YS/</a></p>]]>
        
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    <title>火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)</title>
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    <published>2010-03-18T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-18T17:10:24Z</updated>

    <summary>・火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?) 大人も子供も楽しめるアートな絵本。...</summary>
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        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Books-Misc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894323885/daiya0b-22/">・火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51VGJ6QDGWL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51VGJ6QDGWL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>大人も子供も楽しめるアートな絵本。</p>

<p>アンデルセンの隠れた名作『火打ち箱』を絵本にした。絵本といっても本当は絵ではない。ペーパークラフトで物語を再現してデジカメで撮影した写真集である。紙にペン画を描いた後、切り抜いたり折ったりして一部を立体化する。</p>

<p>2次元と3次元の中間の不思議な次元感覚が、荒唐無稽なストーリーとあいまって、独特の世界観を醸し出している。「目玉が茶碗くらいある犬、水車くらいある犬、塔ぐらいある犬」なんて普通の表現では難しいはずだが、超次元的な表現技法によって、いかにもそれっぽくビジュアライズされている。</p>

<p>もともと原作がかなり変な話だ。家に帰る途中の兵隊が、魔法使いのおばあさんと出会って、願いがかなう魔法の火打石を手に入れ、無軌道にやりたい放題やって、当然まずくなるだろと思ったら、案外なんとかなってしまう、という話。</p>

<p>童話にもかかわらず「正直に生きなきゃね」とか「人には優しく」とか「命は大切に」とか教訓が存在しない。カオスでアナーキーな展開に子供は笑い、大人はちょっと呆然とする。有名な童話作家のアンデルセンって実はかなり曲者だったことに気づかされる。</p>

<p>強烈な印象を残す作品だ。一度読んだら忘れがたい一冊になるだろう。この半立体紙芝居は動く映像化されたら楽しいかも。</p>]]>
        
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    <title>代替医療のトリック</title>
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    <published>2010-03-17T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-17T17:08:05Z</updated>

    <summary>・代替医療のトリック 現代のタブーに真っ向勝負。 『フェルマーの最終定理』『暗号...</summary>
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        <category term="Books-Science" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393057/daiya0b-22/">・代替医療のトリック<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41A2ccwpFsL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41A2ccwpFsL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>現代のタブーに真っ向勝負。</p>

<p>『フェルマーの最終定理』『暗号解読』『ビッグバン宇宙論』を著した現代最高の科学ライター　サイモン・シンが、次はどんな定理に挑むかと思ったら、意表をついて「代替医療」を斬る本を出してきた。ドイツの代替医療研究の大学教授と組んでの共著。翻訳はサイモン・シンの名訳を生み続けてきた青木薫氏。</p>

<p>まだ「代替医療」という言葉が一般にわかりにくい気がするのだけれど、要は、鍼、ホメオパシー、カイロプラティック、ハーブ治療などを指す。代替医療のほとんどは科学的にはインチキで治療効果はまったくないという事実を科学的に明らかにした本だ。それらを職業や商売にしている人たち（国内でも何十万人もいるだろう）に死刑宣告をしたようなもので、かなりヤバイ本かもしれない。今後、論争が起きそうだ。</p>

<p>やり玉に挙げられるのは、ホメオパシー、鍼、カイロプラティック、ハーブ療法、アロマセラピー、イヤーキャンドル、オステオパシー、結腸洗浄、指圧、スピリチュアル・ヒーリング、デトックス、伝統中国医学、ヒル療法、マグネットセラピー、マッサージ療法、瞑想、リフレクソロジーなど30種類以上。それぞれに科学的な根拠の有無が明らかにされる。わずかに効果を認められたものもあるが、著者らの結論では、ほとんどが科学的には"アウト"だ。</p>

<p>「人びとが代替医療に心惹かれるきっかけは、多くの代替医療の基礎となっている三つの中心原理であることが多い。代替医療は、「自然」で、「伝統的」で、「全体論的」な医療へのアプローチだといわれる。代替医療を擁護する人たちは、代替医療を選択する大きな理由としてこれら三つの中心原理を繰り返し挙げるが、実は良くできたマーケティング戦略にすぎないことが容易に示される。」</p>

<p>自然、伝統的、全体論的であること自体には何の意味もないのに、そう書いてあると人は騙される。</p>

<p>確かに鍼やカイロや指圧で病気が治る人はいる。治療行為や薬に効果はなくても、心理的な効果＝プラセボ効果が伴うからだ。しかしプラセボ効果は科学的な医療にも伴うわけで、代替医療の専売特許ではない。代替医療には科学的な医療と比較して多くの危険性があるし、代替医療に切り替えた結果、通常の医療を受けない患者が出てくる。プラセボ効果のみの代替医療では、多くの患者の病気は悪化していくのみである。だから代替医療の酷い実態を世の中に広く知らしめなければならないという使命感で著者らはこの本を書いている。</p>

<p>なぜ人は信じてしまうのか、なぜ効果があるように見えるのか、なぜ代替医療に注意すべきなのか？。サイモン・シンは本書でも、数学の証明の本のときのように、極めて論理的で明解な説明をしている。現代人の多くが多少は代替医療の情報に騙されている。代替医療にかかるのは個人の自由だが、前提として多くの国民が科学的な根拠の有無を知っておくべきだろう。</p>

<p>というわけで、かなり説得力のある本なのだが、代替医療側から論理的な反論の書が出てきたら面白くなるなあ。</p>

<p>・ビッグバン宇宙論　<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2006/07/post-412.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2006/07/post-412.html</a></p>

<p>・フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2006/01/post-340.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2006/01/post-340.html</a></p>

<p>・暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004028.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004028.html</a></p>]]>
        
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    <title>変な給食</title>
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    <published>2010-03-16T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-16T16:24:40Z</updated>

    <summary>・変な給食 全国の学校で実際に出された「変な給食」を再現してカラー写真で紹介する...</summary>
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        <name>daiya</name>
        
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893087304/daiya0b-22/">・変な給食<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51Xlk7E2BfjL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51Xlk7E2BfjL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>全国の学校で実際に出された「変な給食」を再現してカラー写真で紹介する問題提起本。</p>

<p>例：<br />
味噌汁とてんぷらと黒糖パンと牛乳<br />
雑煮と食パンと揚げしゅうまいと牛乳<br />
冷やし中華、原宿ドッグ、牛乳<br />
みそラーメンとドーナッツと牛乳</p>

<p>など、73点の再現写真はどれも「うへえ」な感じで食欲が湧かないものばかり。和洋中ごちゃまぜで砂糖と油まみれ、これじゃあ味覚だって育たない。結局、パンを主食にするのが原因なのだが、米飯給食は東京都平均は週に2.6回だそうで、週の半分は変な給食が出る可能性があるわけだ。</p>

<p>しかし、思い出してみるとこうした「変な給食」は私の小学生時代にはちっとも変じゃない、普通の給食だった。米飯は年に1度あったかどうか。パンに豚汁に牛乳にスライスチーズが一枚なんていうのがよく出た。当時は当たり前と思っていたが、大人が好んでこんな組み合わせで食べることはありえない。確かにこれはおかしい。変えるべきだ。</p>

<p>なぜパン食主体の変な給食が続くのか？</p>

<p>「その理由は、「予算がない」「人件費の問題」「パン業者への配慮」などさまざまですが、その中でも、最も多いのは、「栄養素のバランスを考えて献立を作成しています」というものです。「ラーメンに牛乳という献立はおかしいのではないか」という批判に対して、「カルシウムを満たすためには仕方ないのです」という答えが返ってくるのです。」</p>

<p>唐突にスライスチーズ一枚がついたりするのは栄養士の工夫らしいのだが、学校給食法には食文化の正しい理解も明記されているわけで、やっぱりまずいのではないか。牛乳を毎回つけるのも味覚を育てるという観点ではどうかと個人的には思う。</p>

<p>4月からうちの息子は小学校1年生になる。給食がある。私と同じ小学校だ。この30年で給食はどう変わったのか楽しみであると同時に、あいかわらず変なままだったらどうしよう、と不安になる。主張をもって戦う著者は学校給食に異を唱えて自分の子供に教室でひとりだけ弁当を持たせたらしいが普通の親としてはそうもできない。</p>

<p>最近都内には昭和の給食を食べさせる店がいくつもある。揚げパンとかソフト麺とか揚げしゅうまいとか、かつて無理やり馴らされた変な味覚を懐かしく感じる人がたくさんいるということだ。つまり普段食べていない。大人が食べないものを子供に毎日食べさせるのは普通に考えて、おかしい。著者の学校給食改革の主張を支持したい。</p>]]>
        
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    <title>魚神</title>
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    <published>2010-03-15T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-15T15:49:31Z</updated>

    <summary>・魚神 「魚の目を覗いてはいけないよ。人間とは心の造りがちがうのだから。」 目は...</summary>
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087712761/daiya0b-22/">・魚神<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51TohTdKfrL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51TohTdKfrL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>「魚の目を覗いてはいけないよ。人間とは心の造りがちがうのだから。」</p>

<p>目は不思議だ。</p>

<p>瞳を見つめていると相手の心の中を覗いている気がする。本当のことを言っているのかどうか、口は欺いても目は嘘をつかないはずと思っている。だからペットの動物の目を見たときにもそこに心を見出そうとする。でも動物は人間と違う。裏切られて悲しくなると同時に、見た目は同じなのに異なるものが背後にあることに、怖さ、不気味さを感じることがある。</p>

<p>捨て子だった白亜とスケキヨは本土から隔離された遊郭の島で育てられた。やがて美貌の姉は遊郭で身を売り、薬学を身に付けた弟は暗闇で不思議な薬を売るようになる。二人は幼い頃から強く惹かれあっていたが、姉は弟の暗い目の奥に自分とは相いれない不気味なものを感じていた。</p>

<p>この小説、読者は独特で幻想的な世界観にまず強く惹かれるだろう。島民の夢を喰らう獏の伝説、巨大な雷魚、遊郭を管理する裏社会の掟、女の体に月一度訪れる「月水」やスケキヨが発するデンキ。時代小説の遊郭モノに異界設定というひねりを加えている。そのひねり具合が絶妙で登場人物は人間とそうでないものの境界線に、濃い闇の目をして存在している。</p>

<p>デビュー作にして小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞した話題作。千早 茜はまだ一冊しか出していないようだが、大物の予感。新刊.netに作家名をキーワード登録しておこう。</p>]]>
        
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    <title>ネットの炎上力</title>
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    <id>tag:www.ringolab.com,2010:/note/daiya//2.3957</id>

    <published>2010-03-14T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-14T01:56:45Z</updated>

    <summary>・ネットの炎上力  ・J-CASTニュース ビジネス&amp;メディアウォッチ http...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607391/daiya0b-22/">・ネットの炎上力 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41yAmQbs9PL__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41yAmQbs9PL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>・J-CASTニュース ビジネス&メディアウォッチ<br />
<a href="http://www.j-cast.com/">http://www.j-cast.com/</a></p>

<p>J-CASTニュース創業社長の蜷川真夫氏が語るネットニュースの破壊力と新しいビジネスモデル。蜷川氏は元朝日新聞社会部記者でAERA編集長だった人物。マスメディアを常に意識しながら、確信犯的にお騒がせメディアをつくろうとしているようだ。</p>

<p>「火事には野次馬が群がる。その先頭で見て、後ろの野次馬に説明するのが記者だと教わった。見たことを分かりやすく伝えろ。ネットの炎上も似たところがあって、火事場を見つけると野次馬が寄ってくる。寄ってくるのが群れをなすので「ネットイナゴ」と呼んだりする。芸能人の記者会見も同じようで、群がる記者の先頭で、お馴染みのテレビリポーターが突っ込んでいる。後ろでメモしている記者たち。カメラを通して、視聴者がその光景を見ている。「炎上」はネット街ダネの典型例だった。」</p>

<p>実際にはJ-CASTニュースは単なる野次馬というより、ボヤ騒ぎの現場で火に油を注ぐような積極的役割を果たしているように思える。意図はどうあれ、メディアが事件の観察に止まらずに参与してしまうのがネットのニュースの宿命なのだろう。J-CASTはネット炎上の汚名も名誉も背負いながら、ページビューを増やしてきた。</p>

<p>J-CASTではどんな話題が人気だったか。創刊１年目のアクセスランキングが紹介されているが、上位３位は下記の通り。気にはなるけどどうでもいい話題のランキングとも言えそう...。</p>

<p>１位　リア・ディゾン「局部?写真」疑惑で大騒動 (1/2) : J-CASTニュース<br />
<a href="http://www.j-cast.com/2007/07/10009188.html">http://www.j-cast.com/2007/07/10009188.html</a></p>

<p>２位　元「モー娘。」飯田のファン　「できちゃった婚」にショック画像 (1/2) : J-CASTニュース<br />
<a href="http://www.j-cast.com/2007/07/09009133.html">http://www.j-cast.com/2007/07/09009133.html</a></p>

<p>３位　激論「太田総理」で騒動　民主議員が「お詫び」 (1/2) : J-CASTニュース<br />
<a href="http://www.j-cast.com/2007/07/03008937.html">http://www.j-cast.com/2007/07/03008937.html</a></p>

<p>オーマイニュースをはじめとする市民記者型のニュースが次々に倒れていった一方で、J-CASTが伸びてきたのは、アテンション・エコノミーの中で注目を集めすいものを、社会性よりも優先して取り上げてきたから、なのだろう。</p>

<p>そうして集まった野次馬同士のコミュニケーションからも新たな次元の情報が生まれている。著者は読者のコメントに可能性を見ている。</p>

<p>「もし、収支の問題が解決したとして、ネットならではの独自性のあるコンテンツとはいかなるものか。そのヒントの一つが、読者コメントによる記事の補完だと思っている。これまで紹介した記事に対するコメントの広がりは大きく、取材して記事をかく限度を超えている。読者からのコメントに、お金をかけても得られないような情報が含まれていることが少なくない。」</p>

<p>同じ記事を読んだ他の読者の意見はニュースを理解する上で重要な情報だが、核家族化やメディアの個人化によって、ニュースに関する意見交換をするリアルな場が減っていることも、こうしたニーズと関係があるのかもしれない。たとえば昔は朝に新聞を読みながら家族にどう思うかを聞くことができた。今は新聞をとらず、会社や自宅のPCの前でひとりでニュースを読む人が多い。</p>

<p>ニュース炎上のお祭りに群がる人々が、すこし落ち着いた目で他のコメントを読み、ニュースを客観的に評価する。そうした新しい情報空間としてJ-CASTみたいなメディアが今、機能しているように思う。</p>

<p>日本のネット炎上のウォッチャーであり仕掛け人の話、事例もたっぷりあって、おもしろかった。</p>]]>
        
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    <title>ドイツ製　ノギス付きボールペン　メッソグラフ</title>
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    <published>2010-03-13T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-14T02:45:03Z</updated>

    <summary>・ドイツ製　ノギス付きボールペン　メッソグラフ  ドイツ、クレオ・スクリベント社...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Stationary" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010ZUF18/daiya0b-22/">・ドイツ製　ノギス付きボールペン　メッソグラフ <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="messograf01.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/messograf01.jpg" width="500" height="334" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>ドイツ、クレオ・スクリベント社製『MESSOGRAF メッソグラフ』。日本橋の丸善で真鍮ボディの質感とノギスのクリエイティブなイメージに一目ぼれして購入。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010ZUF18/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="messograf03.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/messograf03.jpg" width="500" height="334" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>全長152mm・重さ35g・ノギス機能最大幅90mm。Made In Germanyを実感する金属感と重量感。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010ZUF18/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="messograf02.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/messograf02.jpg" width="500" height="334" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>モノの大きさを計測するノギスがついている。ミリメートルとインチ表示で、ミリでは９センチまで測ることができる。ペン芯は市販のパーカー社製なので、替えはすぐに入手できるのが特徴。</p>

<p>で、ノギスがエンジニアでもない人にとってなんの役に立つのか？</p>

<p>このメッソグラフ、私はもう半年間使っているが、実用で便利だったことは一度もない。仕事によるのだろうが私の日常業務ではあまりモノの大きさを測る必要がないのだ。だが私は大変に満足して毎日携帯している。</p>

<p>私にとってメッソグラフのよいところは３つある。</p>

<p>まず、これを見た人に「それは何ですか？」と10回は聞かれた。だからドイツのクラフトマンシップと日本のクリエイティビティの相違について10回は熱弁する機会が得られた。雑談の突破口を開き、得意分野への話題の誘導ができる。</p>

<p>それから会議で誰かがしゃべっている間に、ノギスを動かしてノートの厚みや配布資料の図形のサイズなどを測っていると、いかにも「私は今、まるでやる気がありません」を効果的にアピールすることができる。</p>

<p>３つめは持つたびにヒヤリとした冷たさが脳を刺激してくれる。冬場などはちょっと冷たすぎて敬遠してしまったほどだ。ノギスで指を挟むと本格的に痛いので眠気覚ましにもなる。</p>

<p>なお使用上の注意としては、ノギス部分をペン側へ無理に引き出して取り外さないように注意。私は2回もやってしまったが精巧にできているので分解すると直すのはかなり面倒である。<br />
</p>]]>
        
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    <title>ルルドの奇跡　聖母の出現と病気の治癒</title>
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    <published>2010-03-12T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-13T10:24:25Z</updated>

    <summary>・ルルドの奇跡　聖母の出現と病気の治癒 ビジュアルな資料を多数使って、キリスト教...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Religion" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422212060/daiya0b-22/">・ルルドの奇跡　聖母の出現と病気の治癒<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51j3JRDmDYL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51j3JRDmDYL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>ビジュアルな資料を多数使って、キリスト教の聖地ルルドの歴史を紹介する本。</p>

<p>ルルドの奇跡の調査にあたったタルブのローランス司教は１８６２年に次のように報告している。</p>

<p>「われわれは、神の母である無原罪のマリアが、ルルドの町に近いマッサビエルの洞窟で２月１１日から１８回、実際にベルナデッダ・スビルーの前に出現したこと。この出現があらゆる真実味を帯びていること、信者たちがこれをたしかな事実として信じていることを正当と判断する。」</p>

<p>ローマ教皇もルルドの奇跡を本物と認めて、ベルナデッダを聖人のひとりに列した。</p>

<p>教会の承認、聖堂の建設、鉄道網の整備、小説『ルルド』（エミール・ゾラ、１８９４）出版、聖母被昇天修道会の活躍、奇跡的な治癒の医学検証などの出来事を経て、ルルドは巡礼の聖地として確立されていく。ルルドの泉の水は多くの病人を奇跡的に治癒していると評判が広がった。現在では毎年１３０カ国から６００万人以上がルルドの聖域を訪れている。</p>

<p>ルルドの聖地化で興味深いのは、核となる聖母マリアの出現を実際に見たのは内気な少女ベルナデッタただひとりだということ。他の人々は何かを見ているベルナデッタの姿を見たに過ぎない。キリスト教の神はひとりの人間またはごく少数の限られた人々の前に姿を現してメッセージを託す伝統があるが、ルルドもまたその一例である。</p>

<p>それから、ルルドへ行けば病気が治るとして病人の巡礼者が多いが、医学検証による奇跡的な治癒の公式認定者はこれまでにたった６７人しかいない。教会はルルドの聖性は承認したが、そこで起きる奇跡を簡単には認めたがらない。それにも関らず、巡礼者は増えていく。</p>

<p>結局、みんな信じたいのだ。１９世紀の目撃以降、信じたかった人たちの働きが、いくつかの幸運にも助けられて、この聖地と大規模な巡礼運動をつくりだしていった。信じたい人たちが信じる人たちを増殖させていったのが、ルルドの奇跡の実態だったのではないか。</p>

<p>聖地の誕生と巡礼の実態という切り口でビジュアルにキリスト教文化の一端を知ることのできる一冊。</p>

<p>・公式サイト<br />
<a href="http://www.lourdes-france.com/">http://www.lourdes-france.com/</a></p>]]>
        
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    <title>グーグル時代の情報整理術</title>
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    <published>2010-03-11T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-11T15:51:35Z</updated>

    <summary>・グーグル時代の情報整理術 グーグルの中の人が情報に対してどんなことを考えている...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Books-Internet" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200093/daiya0b-22/">・グーグル時代の情報整理術<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41xE9M-e2QL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41xE9M-e2QL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>グーグルの中の人が情報に対してどんなことを考えているのか知ることができる。</p>

<p>著者のダグラス・Ｃ・メリルは子供の頃からの失読症を克服してプリンストン大で認知科学の博士号を取得した後、グーグルのＣＩＯ（情報最高責任者）に就任した人物。情報処理に人一倍の認知コストを必要とする病だったからこそ、脳に負担をかけない効率化を徹底するようになったという。本書の情報整理術は人間に余分な整理の努力を求めない。</p>

<p>「本書でご紹介するのは"万人共通"の整理術ではない。受信トレイを常にからにせよとか、コンピューターのファイルをフォルダー階層別に分類せよとか、明細書をデジタルで受け取るようにせよとか、そんな方法を押し付けるつもりはない。そんな方法に従って生活しなくちゃならないとしたら、私自身が「整理できない人間」のレッテルを貼られてしまうに違いない。」</p>

<p>なんでもデジタル化して検索できるようにすれば、デジタル情報の保存、整理、検索を行うためのデジタルツールで問題は軽々と解決する、というのが著者の持論だ。だから大切なのは検索することを前提に足場（デジタル情報整理の環境）を組むことが一番で、やはり決め手はグーグルやＧメールだということになる。</p>

<p>「整理術の原則」２０カ条がまとめられているが、たとえば私が共感した項目を抜粋すると、</p>

<p>１　脳の負担がなるべく少なくなるように、生活を組み立てよう<br />
２　なるべく早く、頭の中から情報を追い出そう<br />
３　"ながら作業"は一般的に効率を低下させる<br />
６　知識は力ならず、知識の共有こそ力なり<br />
２０仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、融合させよう</p>

<p>といった感じ。とにかく無理をせず、ルールさえ意識していれば自然にうまくいく、ノーストレスの情報整理術のヒューリスティック集だ。グーグルに限らず、便利なデジタルツールも大量に紹介されている。情報整理について今一度、考えてみたい人は必読。</p>

<p>効率性を説いているわけではあるが、かなり著者の人生観や私生活に触れるウェットな記述も多くて、人柄がでている人間を感じさせる本である。こうやって顔が見えるとグーグルという会社が一層面白く思えてきた。</p>]]>
        
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    <title>方法への挑戦―科学的創造と知のアナーキズム</title>
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    <published>2010-03-10T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-10T16:41:10Z</updated>

    <summary>・方法への挑戦―科学的創造と知のアナーキズム 孤高の天才科学哲学者ファイヤアーベ...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Philosophy" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788501244/daiya0b-22/">・方法への挑戦―科学的創造と知のアナーキズム<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51XNHNTE5GL__SL500_AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51XNHNTE5GL__SL500_AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>孤高の天才科学哲学者ファイヤアーベントの代表作。知のアナーキズム。ゲーデルの不完全性定理やドーキンスの生命機械論並みに、人生観を変えるくらいのインパクトがある本。</p>

<p>「科学は本質的にアナーキスト的な営為である。すなわち理論的アナーキズムは、これに代わる法と秩序による諸方策よりも人間主義的であり、また一層確実に進歩を助長する。」よって、進歩を妨げない唯一の原理は、anything goes（なんでもかまわない）であるというのがこの本の理論である。</p>

<p>ファイヤアーベントは、科学は一般にどこまでも合理的と考えられているが、実は神話に近いものであり、人類の数多くの思考形式のひとつに過ぎず、特別なもの、最良なものというわけではないと論ずる。なぜなら科学の進歩は、古い合理性の外側からやってきた非合理な発見によって牽引されてきたからである。</p>

<p>「繰り返して言うが、この束縛解放の実践は、単に科学史上の事実であるというだけではない。それは理にかなっていると同時に、知識の発展のために絶対的に必要とされるものである。もっと詳しく言うと、次のことを示すことができる。すなわち、科学にとってどんなに「基本的」であれ、ないしは「必要な」ものであれ、ある規則があったとすると、単にその規則を無視することのみならず、その反対のものを採用することが賢明であるような、そうした状況が必ずあるのである。」</p>

<p>あらゆる方法論が普遍の地位を与えられてはならず、狂気や遊戯、トンデモ科学やきまぐれのようなハチャメチャさにこそ、方法論が真に進化する可能性が秘められているという。秩序ではなく無秩序こそ重要ということになる。</p>

<p>「これらの「逸脱」、これらの「誤謬」は進歩の必要条件なのである。それらはわれわれが住んでいる複雑で困難な世界の中で知識が生きのびることを可能にし、われわれが自由で幸せな行為主体であることを可能にする。「混沌」がなければ、知識はない。理性の度重なる解任がなければ、進歩はない。今日科学の他ならぬその基礎を形成している観念は、ひとえに、先入見、うぬぼれ、情熱のようなものが存在したために、現存しているのである。」</p>

<p>発見の文脈と正当化の文脈の区別、観察語と理論語との区別、共約不可能性といった観点から、完全に合理的で普遍的な方法論よりも、アナーキーになんでもありの方法論の方が、知識の発展において価値があるということを証明していく。結構な大著だが、全体が理性という権威に対する反抗の意思に満ちており、とても血の騒ぐ熱い本である。</p>

<p>遊びや例外はいつだってなきゃいけないのである、それこそ本質なのである、四角定規でなんでも測れると思ったら大間違いなのである。「あらゆる方法論は限界をもち、生き残る唯一の「規則」は「なんでもかまわない（だから好きなようにしろ）なのである。」だそうだ。秩序のない現代にドロップキック万歳。</p>

<p><br />
・理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 - <br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/10/post-1099.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/10/post-1099.html</a></p>

<p>・パラダイムとは何か クーンの科学史革命<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/02/post-1150.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/02/post-1150.html</a></p>

<p>・知識の社会史<br />
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/09/post-1069.html">http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/09/post-1069.html</a></p>]]>
        
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    <title>透明感とクリック感がよい　ELECOM クリスタル ワイヤレスフルキーボード パンタグラフ式 103キー TK-FDP012シリーズ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/03/elecom-103-tkfdp012.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2010:/note/daiya//2.3953</id>

    <published>2010-03-09T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-09T15:54:47Z</updated>

    <summary>・ELECOM クリスタル ワイヤレスフルキーボード パンタグラフ式 103キー...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Technology" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0032UX3EK/daiya0b-22/">・ELECOM クリスタル ワイヤレスフルキーボード パンタグラフ式 103キー TK-FDP012<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41gtYAGqabL__AA300_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41gtYAGqabL__AA300_.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>自宅ＰＣのワイアレスキーボードを床に置いていたら、子供が踏んで破壊してしまったため、新しいのを買うことにした。いろいろ研究した末に、選んだのがこれ。このツヤツヤテカテカ感（クリスタルのような、と表現すべきらしい）のこの新製品。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0032UX3EK/daiya0b-22/"><img alt="TK-FDP012.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/TK-FDP012-thumb-500x500.jpg" width="500" height="500" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>１　クリスタルのような透明感と手触り</p>

<p>何より見た目の美しさ。なかなか実物を見ないと伝わらない気もするが、キートップの美しさ、手触りは特筆すべきものがある。テカテカのツルツル。高級感がある黒も良かったが汚れが目立つかもしれない。結局、白にした。</p>

<p>２　タイプ感は残しながらタイプ音はしない</p>

<p>薄型パンタグラフ方式という技術で、薄型なのに適度なタイプ感を残しながらも、タイプ音がしない。自宅で夜間に利用することが多いので、音がしないことは重要。</p>

<p>３　デザイン</p>

<p>カナ表記をなくした英語表記だけのシンプルなキートップ。慣れてしまえばカナ表記がないことは気にならない。見た目の美しさ優先。キートップ上の文字は、内部パーツに刻印されているそうで、長く使っても消えたりしない。</p>

<p>ワイアレスで気になる電池だが、単４２本使用で想定電池使用期間は約7ヶ月。</p>

<p>・TK-FDP012シリーズ　オフィシャルサイト<br />
<a href="http://www2.elecom.co.jp/peripheral/full-keyboard/tk-fdp012/">http://www2.elecom.co.jp/peripheral/full-keyboard/tk-fdp012/</a></p>]]>
        
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    <title>ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/03/post-1175.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2010:/note/daiya//2.3952</id>

    <published>2010-03-08T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-08T15:34:04Z</updated>

    <summary>・ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 ・毎朝登校する生徒は３３人中５...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Education" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480065113/daiya0b-22/">・ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41I5kL1y02L__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41I5kL1y02L__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>・毎朝登校する生徒は３３人中５人<br />
・１から１００まで数えられない生徒がいる<br />
・九九が完全にできるのは１６０人中２０人<br />
・入学者の半数が中退する<br />
・高校を中退する生徒の半数は１年生<br />
・やめさせようとする教師たちの存在</p>

<p>などいわゆる底辺校の実態と増加する高校中退者のドキュメンタリ。</p>

<p>現代の高校中退は個人の問題ではなく社会の深刻な病理のようだ。</p>

<p>高校中退の背景には家庭の貧困があり、不安定な生活や余裕がない家庭環境が、生徒の低学力、不登校を引き起こし、中退へとつながっている。学習意欲と貧困の間にも密接な関連が見出されている。エリート校と底辺校の格差は増大傾向にある。</p>

<p>高卒以上が圧倒的マジョリティを占める日本社会において高校を出ていないことは極めて不利にはたらく。実際、不況の中で高校中退者の就職は困難を極めている。調べてみると生徒の父母もまた中退者であったりして、格差の拡大という負の再生産が発生してしまっている例もある。</p>

<p>「１９８０年代からの世界を巻き込んだ新自由主義の実験は、世界中に無惨な結果を残した。新自由主義が主として攻撃の対象とした福祉国家とは、資本主義の成立の要である労働力の再生産にとって欠かせないもののはずだった。ところが新自由主義は、労働力の再生産に必要な住宅・教育・医療・福祉を市場化し、福祉国家を解体することによって、もっとも福祉を必要とする貧困層に打撃を与え、さらに中間層をも分解するという結果をもたらしたのである。」</p>

<p>「社会の底辺」という言葉が存在しない社会をつくるには、夢や希望を失った一番若い人たちを救済することが特に重要だろうなあと思う。著者が解決策として結論する高校教育の無償化が効果的なのかは確信が持てないが、高校中退＝社会からのドロップアウトという図式をなくすことが何より大切だろう。競争社会とセーフティネットは共存しないと人間的ではないと思う。<br />
</p>]]>
        
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    <title>フィールド情報学入門 ―自然観察,社会参加,イノベーションのための情報学</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/03/post-1174.html" />
    <id>tag:www.ringolab.com,2010:/note/daiya//2.3951</id>

    <published>2010-03-07T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-07T23:03:56Z</updated>

    <summary>・フィールド情報学入門 ―自然観察,社会参加,イノベーションのための情報学 「本...</summary>
    <author>
        <name>daiya</name>
        
    </author>
    
        <category term="Books-Science" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122348/daiya0b-22/">・フィールド情報学入門 ―自然観察,社会参加,イノベーションのための情報学<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41Kk9TyM8SL.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/41Kk9TyM8SL.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>「本書では、フィールドを「分析的、工学的アプローチが困難で、統制できず、多様なものが共存並立し、予測できない偶発的な出来事が生起し、常に関与することが求められる場（片井　修）と定義する。フィールド情報学はこうしたフィールドで用いられる起源の異なるさまざまな方法を、記述、予測、伝達という情報の視点から集約することを目指している。本書はフィールド情報学を志す初めての教科書である。」</p>

<p>社会科科学のアプローチを使って情報学的に、社会や自然というフィールドを科学する。<br />
・リモートセンシングや地理情報システムで、広域から人々の行動情報を集める<br />
・バイオロギングによって生物の活動を長期的に記録する<br />
・社会をシステムダイナミックスとして記述する<br />
・マルチエージェントシミュレーション<br />
・参加型の観察による分析　エスノグラフィー</p>

<p>など、社会や自然をどう情報としてとらえていくかの研究が多数紹介されています。</p>

<p>ところで私の会社は先週、こんな研究成果のビジネス化の発表をしました。</p>

<p>・Twitter上の「つぶやき」や「プロフィール」からオピニオンリーダーを検知する 『Twitterオピニオンレーダー』を開始<br />
<a href="http://www.datasection.co.jp/news/twitter_20100304.pdf">http://www.datasection.co.jp/news/twitter_20100304.pdf</a></p>

<p>・Twitter上のオピニオンリーダー分析サービス、データセクションが発売（日経ネットマーケティング）<br />
<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20100304/213157/?ST=nmg_page">http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20100304/213157/?ST=nmg_page</a></p>

<p>今年の私の会社としては、従来の統計と自然言語処理による定量的な分析から、定性的で創造的な「デジタルエスノグラフィー」に取り組むのがテーマです。具体的にはブログやツイッターを分析して、商品開発やプロモーション企画に活かすためのコンサルティングソリューションを展開しています。</p>

<p>こういったテーマに関しての論者として3月9日（火）</p>

<p>情報処理学会創立50周年記念（第72回）全国大会　フィールド情報学セミナー<br />
<a href="http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/taikai/72kai/event/17.html">http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/taikai/72kai/event/17.html</a><br />
フィールド情報学とは？<br />
<a href="http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/field/">http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/field/</a></p>

<p>にパネルとして出演することになりました。</p>

<p>橋本　大也（データセクション株式会社　取締役会長）</p>

<p>【パネルにおけるポジション】</p>

<p>データセクションではBlogosphere（ブログ生態系）というフィールドから、データを大規模に収集し、書き手の行動パターンやプロファイルを分析するビジネスインテリジェンスシステムを開発した。日々の書き込みを深く読むことで、消費者のマイクロトレンドを発見したり、オピニオンリーダーの行動を予測することができる。大手広告代理店と連携した"流行創出"事業、保険会社と共同で上場企業の風評リスクを早期に察知する"風評リスク事業"など、フィールド情報分析の事業化に取り組んでいる。</p>

<p>略　歴　1970年生まれ。起業家。データセクション株式会社取締役会長。大学時代にインターネットの可能性に目覚め技術ベンチャーを創業。主な著書に『情報力』『情報考学--WEB時代の羅針盤213冊』『新・データベースメディア戦略。』『アクセスを増やすホームページ革命術』等。（株）早稲田情報技術研究所取締役、（株）日本技芸<br />
取締役、株式会社メタキャスト　取締役、デジタルハリウッド大学准教授、多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授等を兼任。</p>

<p>フィールド情報学セミナーではビジネスにおける事例や展望をご紹介する予定です。</p>]]>
        
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    <title>カップラーメンのフタストッパー　Cupmen</title>
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    <published>2010-03-06T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-07T06:16:44Z</updated>

    <summary>・Cupmen 株式会社いいじゃんネットの創立十周年記念パーティで頂いたオモシロ...</summary>
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        <name>daiya</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.ringolab.com/note/daiya/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002Y0IABA/daiya0b-22/">・Cupmen<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="4412991712_f5e4ef393c.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/4412991712_f5e4ef393c.jpg" width="500" height="334" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>株式会社いいじゃんネットの創立十周年記念パーティで頂いたオモシロアイテム。</p>

<p>カップラーメンでお湯を入れて３分間じっと待つ間、フタを閉じておくためのストッパー。熱に反応してだんだんと色が変わっていきます。</p>

<p><a href="http://www.e-jan.co.jp/">・いいじゃんネット<br />
http://www.e-jan.co.jp/<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ejantitle01.gif" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/ejantitle01.gif" width="110" height="50" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>私の会社データセクション社も今年の７月で創業１０周年を迎えるのですが、最初の数年間、いいじゃんネット社と弊社は表参道のオフィスを共有して苦楽を共にしていました。日本の市場では１０年続く企業は全体の数パーセントに過ぎません。２社ともに健在で今日を迎えたのは統計上は０．１％台のレアケース。経営努力と社員のがんばりあってこそ、両社ともに、よくがんばったで賞（これって死語？）。</p>

<p>いいじゃんネットは、社外から社内のメールやデータベースに携帯でアクセスするセキュリティソリューションCACHATTOサーバを提供している会社です。ノーツやエクスチェンジなど多くの企業システムに「かちゃっと」プラグインできるのが特徴で、大企業を中心に導入が進み、同分野でトップシェアと言われるまでに成長しました。</p>

<p><a href="http://www.cachatto.com/">・ＣＡＣＨＨＡＴＯ<br />
http://www.cachatto.com/<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="cachatto01.gif" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/cachatto01.gif" width="190" height="60" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>坂本社長はパーティスピーチの中で、今でこそ業績好調で大躍進中のいいじゃんネットですがかつては苦難の連続でした、というお話をされ、志を忘れぬよう「崖っぷちにへばりつく姿」のこのアイテムを招待者に配ることにした、とのこと。一同大爆笑。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002Y0IABA/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="4412225581_832e9f777b.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/4412225581_832e9f777b.jpg" width="500" height="334" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>カップラーメンをつくっていないときは、机の上においておくと、心がなごむアイテムでもあります。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002Y0IABA/daiya0b-22/"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="4412222171_bdf83088a3.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/4412222171_bdf83088a3.jpg" width="500" height="334" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>坂本さん、いいじゃんネットのみなさん、ありがとうございました。両社ともにいい２０周年目指してがんばりましょう。次の記念品は"登りつめたポーズ"の何かを探しておかないといけませんね。</p>

<p>・坂本社長のブログ　坂本史郎の【朝メール】より<br />
<a href="http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/">http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/</a></p>]]>
        
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    <title>アンダーカレント</title>
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    <published>2010-03-05T14:59:59Z</published>
    <updated>2010-03-07T02:59:23Z</updated>

    <summary>・アンダーカレント 文学的で、静かに感動を呼ぶ、上質な漫画。よいです。 静かな日...</summary>
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        <name>daiya</name>
        
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        <category term="Books-Misc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063720926/daiya0b-22/">・アンダーカレント<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51KHTE77SEL__SL500_AA240_.jpg" src="http://www.ringolab.com/note/daiya/51KHTE77SEL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>文学的で、静かに感動を呼ぶ、上質な漫画。よいです。</p>

<p>静かな日常の下に隠れた暗くて激しい底流というものがテーマ。</p>

<p>銭湯を経営する関口かなえは、何の兆しもなく失踪した夫のことを、できるだけ考えないようにしながら、日々の仕事に追われていた。人手不足の銭湯に組合の紹介でやってきた寡黙な男　掘さんが、店に住み込みで働き始める。おかげで一息つけるようになったかなえは、抑えていた自分の感情と正面から向き合うようになる。</p>

<p>なぜ夫は出て行ったのか？。他に好きな人がいたのか、何かやりたいことがあったのか、自分を嫌いになったのか、銭湯の仕事が嫌いだったのか。考えてもよくわからない。彼のことをまったくわかっていなかったのではないかと思うのがつらい。そんな葛藤のかなえのもとに探偵を使って調べてみないかという誘いがやってくる。そして失踪の真相が少しずつ明らかになっていくのだが。</p>

<p>淡々とした日常が物語の３分の２を占めるので、一話一話を取り上げると地味な印象を受けるが、通しで全部を読むとしっかりと残るものがあって、よくできた映画や小説のような厚みがある。個性的な脇役も活きている。コマ割は映画のようだ。これは映画化される、に一票。</p>]]>
        
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