Books-Culture: 2006年5月アーカイブ

・カラー版 絵の教室
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好きな画家 安野光雅が絵についてあれこれ語る本である。

・1歳5ヶ月の息子が選ぶ2004年 ベスト絵本
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002776.html
この作家については以前、作品を書評している。

NHK番組の人間講座「絵とイマジネーション」を下敷きにしている。美術史の解説、絵を描く面白さ、ここに気をつけて書くといいというアドバイス、有名画家の作品と生涯など幅広い内容。

有名な画家でありながら謙虚で初心を忘れない語り。どのテーマでもこれが正解とは言わない。美術史や業界的にはこういう考え方やああいう考え方があるけど、私はこう思う、でも、違ったやり方もあって、私もそうしてみたいけど難しいんだ、なんて書き方で書かれている。

個の創造性を大切にしながら、先人へのレスペクトを忘れない。それが安野光雅が、どこかで見たような気がするけれど確実にオリジナルな画風の、いい絵を描ける秘密のように感じる。

技術と創造性について著者は次のように述べている。


たとえば「技術の修練は、創造性の対極にあって、技術を修練すればするほど、創造性からは遠ざかる、創造性を失ってまで技術を習得する必要があるだろうか」という創造性重視の見解もありました。

でも、伝統工芸や伝統演劇などの場合、解釈などしないで、「伝統を受け継ぐ」ことは、新しいことをはじめるよりも難しいと考えられます。伝承は単なる模倣ではなく、創造性が必要で、自分の創意が歴史的な創意にはかなわない、自分の創造性もつまるところ伝統が育ててくれたのだ、と謙虚に思うことも大切だという意味です。

ところで、今年のゴールデンウィークは家族でディズニーランドに行った。5月5日はこれ以上ないほど混んでいた。当たり前か。そんな混雑日でも楽しめる、知る人ぞ知る?TDLのオススメがある。ドローイングクラス。今回もまたまた参加してきた。

・東京ディズニーリゾート:東京ディズニーランド:ディズニーギャラリー
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdl/japanese/7land/world/atrc_gallery.html
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ディズニーのキャラクターを描く教室で20分程度の所要時間。先生の映像を見ながら、線を描いていくと、あら不思議、結構、みんな良いかんじにミッキーマウスやスティッチが描けてしまう。絵描き歌とは違い、最初に薄くおおまかな輪郭線を描かせた後、ディティールを描くアドバイスをくれる。自由度があるので、自分で描いた気分になれるのが楽しい。

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これは昨年のクリスマスに参加したドローイングクラス。

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サンタクロース姿のミッキーマウスを描く。

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完成。

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今回、描いたスティッチ。

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これは先生のお手本。

ドローイングクラスは使った鉛筆ももらえる。前後左右の参加者と見せ合う時間もあって楽しい。

まあ、私が日常描くのはこんなのばかりですけどね↓
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・忘れられた日本人
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西日本を中心に農村の古老たちから聞き取った生活誌。初版は1960年だが岩波文庫52刷を数える民俗学の古典。かぐや姫や桃太郎に出てくる”爺さま”と”婆さま”が、物語の筋を離れて、訥々と自分の人生とムラについて語ったような内容である。”爺さま”と”婆さま”にも、彼らが主人公として生きた長くて深い物語があったのである。

でてくる人生は多様である。貧しい生活の中で必死に働き続けた人が多いが、自堕落に乞食生活を送った老人もいる。村の社会の向上に身を捧げ人望を集めた人生もあるし、ひたすらに異性を追いかけた色男もいる。意外にも自由奔放に生きていた女性の姿が目立つ。
まず古い農村社会は因習に縛られた封建的ムラ社会というイメージが間違いであることにきづかされる。各地方にこうした肥沃な土壌としての多様なムラ社会があったことが、近代日本の強さを産んだのでもあったのだろう。

網野善彦氏が書いたこの本の解説から。


歴史学が、歴史を対象化して科学的に分析・探求する歴史科学と、その上に立って歴史の流れを生き生きと叙述する歴史叙述によって、その使命を果たしうるのと同様、民俗学も民俗資料を広く蒐集し分析を加える科学的手法と、それをふまえつつ庶民の生活そのものを描き出す民俗誌、生活誌の叙述との総合によって、学問としての完成に達するものと素人流に私は考える。そして歴史家の場合もそうであるように、この二つの能力を兼ねそなえる民俗学者はきわめて稀であろうと思う。

宮本常一はそうした稀な才能であった。民俗学といえば柳田国男がまず思い浮かぶが、柳田民俗学は、地方のアマチュア研究者からの聞き取り報告を中央で吸い上げることで成立していた。宮本常一はまさに聞き取りの周縁的な貢献をした中心人物であった。

宮本は、生活誌を蒐集する仕事の中で、いったい進歩というのは何であろうか。発展とは何であろうか、という問題を考え続けたという。「進歩に対する迷信が退歩しつつあるものをも進歩と誤解し、時にはそれが人間だけではなく生きとし生けるものを絶滅にさえ向かわしめつつあるのではないかと思うことがある」と述べている。

それはこの本を読めばわかる。貧しく、狭いムラ社会だが、そこに生きた人の人生は貧しくも狭くもなかった。どの語り部の話も、聞くものを魅了する小説の主人公であった。文句なくおもしろいのだ。このような活き活きとした物語を語れる人生は価値がある人生だと言えるだろう。宮本はそうした世の中が消えていくことを進歩と見る中央的価値観に対して異を唱えたかったのだろうと思われる。

100年前の生き方に共感できるのは不思議である。「忘れられた日本人」の中に今の私に連続する何かがまだ生きていることを実感する一冊だった。日本人論に関心のある人におすすめ。

・夜這いの民俗学・性愛編
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002358.html

・日本奥地紀行
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004156.html

・世間の目
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002046.html

・日本トンデモ祭―珍祭・奇祭きてれつガイド
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003898.html

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・アドルフ・ヒトラーの一族―独裁者の隠された血筋
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世紀の大悪人アドルフ・ヒトラーにも両親や妹、親戚がいた。父親のアロイス・ヒトラーは貧しい家に生まれたが、努力と才覚で、難関であるドイツの税関吏の職を得た人物であった。性格は傲慢で、家族に対しては冷淡な人物であったらしい。これは息子アドルフにも受け継がれた気質のようだ。女性関係は複雑で、3度の結婚をしており、中には役所を騙して成立させた近親結婚も含まれる。

そもそもヒトラーという姓はアロイス・ヒトラーが改姓により一代で作ったものであった。貧しい親族たちと縁を切りたかったようだ。だからヒトラーという姓を名乗る一族はそれほど多くはない。ヒトラーには兄弟が多くいたがほとんどは病弱で、妹以外は幼少時に亡くなっている。異母兄弟や叔父、甥にヒトラー姓がいて、今も存命の人もいる。

ヒトラーは血統の純粋性をプロパガンダで強く打ち出していたので、自らの複雑な出自を知られることを恐れた。親族を遠ざけ、出自の詳細を隠し続けた。家族関係というものについてヒトラーは次のように述べているが、


私は自分の一族の歴史については何も知らない。私ほど知らない人はいない。私は家族というものと完璧に縁遠い存在であり、親戚付き合いに不向きな人間である

何も知らないのではなく、知っていたから隠したのである。

この本は最新の調査資料も使って、いままで語られることがなかったヒトラー一族の歴史に光をあてる。ドイツ首相で権力の頂点にあったアドルフ・ヒトラーは、彼らをほとんど無視して遠ざけてきた。しかし、”おじさん”が国家の最高権力者であるならば、親戚としてはその関係を利用したいと思うものが出てくる。

甥っ子の一人は、ヒトラーに近寄り拒絶されると、手のひらを返して、出自をマスコミに話すと総統を脅迫し、職業斡旋や金策の便宜をはからせた。戦況が悪化するとアメリカに渡り、アドルフの批判と暴露講演でひと稼ぎしている。

アドルフが好きだった母親は17歳のときにガンで亡くなっている。アドルフが愛した姪のゲリは短銃自殺で失っている。ヒトラーは暖かい家族というものに、本当に縁がなかったようだ。

ヒトラーの死亡、敗戦後は、”おじさん”のせいで一族は受難の日々であったらしい。ナチスになにも関わっていなかったのに逮捕され、獄死したものもいた。遺産争いもあったが大半は国家に没収されてしまう。末裔は今も多くは改名してひっそりと生きているそうだが、新しい世代はアドルフとは無関係なわけで、なんだか気の毒である。

この本は、一族の代表的な人物の伝記集であり、ヒトラーの隠そうした関係から、逆にヒトラーの真の姿、プライベートが浮き上がるように構成されている。大変、面白い読み物であった。

・アドルフ・ヒトラー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC


・ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション
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この映画のヒットによりちょっとしたヒトラーブーム。

・わが闘争 上―完訳 角川文庫
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