Software: 2005年8月アーカイブ

・Audacity: フリーのオーディオエディタ・レコーダー
http://audacity.sourceforge.net/
Audacity01.jpg

PodCast(ネットラジオ)用に音声を録音しても、プロのラジオと比べると間延びしていて迫力に欠けることが多い。一発録りは難しい。無音部分をカットし、必要な部分をつなげ、BGMとミックスする編集作業がしたくなる。そんなときに、お手軽に使えるフリーソフト。

音声の波形グラフをみながら区間をコピー&ペーストで編集できたり、マルチトラックをミックスしたり、エフェクトをかけたり、基本編集機能が搭載されている。読み書きできるファイル形式は、WAV, AIFF, AU, and Ogg Vorbisが基本だが付属のフィルターを使えばMP2とMP3も対応している。録音した音のスピードやピッチを変化させることもできる。
ライセンスはオープンソースで、Mac OS X、Windows、GNU/Linuxで動作する。

・H-View
http://home1.tigers-net.com/monkey/hview.html


hview01.JPG

使いやすいテキストエディタ「秀丸」と連携して、HTMLの編集を便利にするソフトウェア。私は普段、Webを作るときも秀丸を使っている。ビジュアルなHTMLエディタよりも構造をシンプルに書きやすいからだが、不便な点もある。変更を行うたびに、ブラウザを起動して、出力結果を確認しなければならないことが面倒なのだ。一箇所変更するたびに確認したい私としては、1ページ作成するのに数十回や数百回も、ファイルの保存、ブラウザ表示を繰り返すことになる。H-Viewはこの一連の作業を自動化する。

秀丸でファイルを保存したら、ホットキー(初期設定はF2キー)を押す。するとブラウザが起動してHTMLの出力結果が表示される。設定で「ページの自動更新を行う」にチェックをしておくと、指定秒数おきにファイルがリロードされ、最新の編集結果が表示される。このオートリフレッシュはウィンドウが2つ並べて使える広いディスプレイ環境では、大変便利で作業効率が高まる。

・開発にちょっと便利なツール「Copal2」
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000222.html
オートリフレッシュ対応の開発環境

・ノベルゲーム風テキストビューア
http://soft.edolfzoku.com/novel/
noveltextv01.jpg

シンプルだが、とても使いやすい。次の句読点や括弧までを表示して、クリックで読みすすめるテキストビューア。長いテキストを読むときに、句読点単位の表示は、自分のペースで読めるので、疲れないし、集中しやすい。

以下の機能がある。

青空文庫のテキストのルビ ( ふりがな ) に対応
栞 ( しおり ) 機能
縦書き・横書きの選択
フルスクリーン・ウィンドウ表示の選択
クリップボードの読み込み
アンチエイリアス ( 文字をきれいに表示 ) のオン・オフ
フォントの選択
文字の大きさ・文字色・背景色・影の色の変更
文字の表示速度の選択
自動的に読み進む機能のオン・オフ
ジョイパッドが使える
BGM ( WAVE, Ogg Vorbis, MIDI ファイル ) の再生
背景画像 ( BMP, JPEG, PNG など ) の表示

・DrawSWF - A Java Drawing Application to generate Flash Animations
http://drawswf.sourceforge.net/index.html
drawsff01.jpg

Flashでお絵かきをすると、描く過程がFlashになるソフト。

ペンの太さや色変更、塗りつぶし、円や四角形などの定形オブジェクト、テキスト入力、画像貼り付け、背景画像設定など多彩なドロー機能がある。作品が完成したらExport機能でFlashファイルに出力することができる。




早速やってみたが、私は絵が下手だった。幼稚園以降、進歩していない。もしとても上手にデッサンする才能がある人なら、サラサラと上手に絵を書いて、あっと驚く作品を作ることも可能だろう。絵描き歌を再現してみるのも、コンテンツとして面白いかもしれない。

このアプリケーションの動作にはJavaRuntimeが必要。

・Sun Microsystems から Java ソフトウェアをダウンロード
http://www.java.com/ja/download/download_the_latest.jsp

最近、忙しい。仕事の量が多いというより、仕事の種類が多い。マルチタスクで仕事を進めるために、何らかのToDo管理ソフトが必要になった。現在、優れたツールを探しているのだが、このソフトはシェアウェアだが、使い勝手がよくて、最終候補に残っている。

特徴としてはテキストエディタのようにシンプルで軽いこと。ToDoのメモ整理だけでなく、着手状態や期限管理ができるのが実用的である。組織で使うというより個人が自分の作業を管理するのに向いているようだ。プロジェクト別にToDoを管理できるので、プロジェクト参加の多い人や、仕事とオフの両方で使いたい人にも嬉しい。

・TaskPrize for Windows
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se060918.html
taskprize01.jpg

ヘルプファイルに特徴がまとめられているのでそのまま引用してみる。


■項目
 紙のToDoリストで項目として書いていた部分にあたります。紙のToDoリストではこれがすべてでしたが、TaskPrizeでは代表的な要素に過ぎません。

■着手状態
 紙のToDoリストでは、チェックを入れたり項目に線を引いて消したりしていたものです。TaskPrizeでは、標準状態ではタスクトレイは、「未処理」「処理中」「完了」「すべて表示」の4ページに別れています。

 最初に仕事を作成したら、「未処理」になります。この仕事を処理していくにしたがって、「処理中」「完了」としていきます。
 状態を変更するには、仕事のプロパティを開いて変更することもできますが、仕事の頭にあるチェックボックスアイコンをマウスでクリックすることで、状態を進めることができます。

■重要度
 ここから先は、紙のToDoリストでは実現不可能なものです。
 重要度は、その仕事がどれほど重要かを設定します。

■設定日時
 その仕事を作成した日が、自動的に入力されます。


■期日
 その仕事の締め切りを設定します。ない場合は設定なしにすることもできます。

■完了日
 完了した日を入力します。標準では設定なしになっています。
 着手状態を「完了」にすると自動的に入力されます。

■関連付けられたアドレス(リンク先)
 ファイルや、WebのURL、メールアドレスなどを書けます。
 いくつでも追加できるので、その仕事で使うドキュメントや作成している文書・図、指示しなければならない人のメールアドレス、見に行かなければいけないWebサイトのURLなどを入れておけば、TaskPrizeから起動できます。

 TaskPrizeのもっとも優れた機能の一つです。

■ユーザー定義カテゴリ
 ユーザーが自由に文字列などを設定して、カテゴリ分けをするためのもので、2つあります。
 例えば、ソフト開発をやっている場合、ユーザー定義カテゴリの名前を「開発種別」にし、カテゴリに「新機能」「バグフィックス」「その他」などにしておけば、わかりやすくなります。

■仕事の詳細・完了の詳細
 一つの仕事につき文書を2つ持てます。
 専用のエディタを新たに開発しました。非常に強力な整形機能を持っています。また、罫線なども表示でき、美しいエディタです。

かなり満足している。

こうしたToDo管理ソフトで使い勝手のよいものをご存知の方はぜひ教えてください。

�ECmdHelp
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se367848.html
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・4Front Headphones
http://www.yohng.com/headphones.html
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なるほど!

これはバーチャルなヘッドホン。PCでの音楽再生に残響効果を付加することで、あたかもアーティストが同じ部屋で演奏をしているかのような自然で耳に優しいサウンドが得られる。長時間聴いていて疲れない。

以下の音楽プレイヤーソフトのプラグインとして動作する。

Musicmatch Jukebox*
Winamp 2
Winamp 3
Sonique**
Windows Media Player 9
Jet Audio***
Foobar2000****

配布サイトには記述がないが、Windows Media Player 10でも動作を確認できた。

指定できるパラメータは2つだけとシンプルなのが良い。自分ですべてを調整しないといけないイコライザーでは詳しくない私はもてあましてしまう。ByPassをチェックして原音と比較すると効果がわかる。

説明に「ほとんどの人がこのプラグインに驚愕する」と書かれていたが、私も結構、驚いた。特にアコースティックなサウンドはハマる。本当にその場に演奏者がいるような感じがする。

(今回の注意:私はオーディオには詳しくありません)

このソフトで聴くオススメはこれ。

・DEPAPEPE Let’s Go!!!
depapepeletsgo01.jpg

神戸発、インスト・アコースティックギターデュオのメジャーデビュー盤。「インストミュージックをポピュラーに!」を合言葉に話題沸騰中のDEPAPEPE。過去3枚リリースしたミニアルバムはすべてオリコンインディーズチャートTOP20入り。そんなDEPAPEPEのメジャーデビューにして、初のフルアルバム。

DEPAPEPEというバンド名はGONTITIのパロディだろうか。アコースティックギターのインストアルバム。軽快でわかりやすいメロディーラインが癖になる。

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