私の好きな音楽たち

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昨年、私のオフィスと自宅作業環境でヘビーローテーションだったアルバムを10枚紹介します。邦楽は歌詞を頭が追ってしまって仕事にならないので、洋楽ロックオンリーです。アンプラグドシリーズが多いのも、うるさすぎないから、です。


・C.C.R. クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
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理由はさっぱり分からないんですが、このバンドの音楽を聴いていると調子よく物事が進むので、よくかかってます。朝一番、一曲目の「スージー・Q」でリズムに乗りながらメールを書き、大好きな8曲目「ダウン・オン・ザ・コーナー」あたりで私的ノリが絶好調になり、「トラベリン・バンド」、「フール・ストップ・ザ・レイン」を聞きながら取引先へ電話をかけ、終盤のヒット曲「雨を見たかい」が鳴る頃には、手仕事の2,3本も仕上がって、新規受注の話もまとまっている、みたいな感じです。私の体内リズムと関係があるのかと思いますが、仕事がはかどるツールとして使ってます。万人に同様の効果があるかどうかは知りません。CCRはそもそも大好きですけど。


・ロッド・スチュアート Unplugged...and Seated
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MTVアンプラグドのシリーズ中でも、選曲、演奏ともに完成度の高いアルバムと思います。1曲目の「ホットレッグス」で調子よく飛び出して、そのまま代表曲の「マギー・メイ」までテンポよく進みます。そこからロッドスチュアートの魅力全開の、大人バラード4連発。しびれますな。

8.People Get Ready
9.Have I Told You Lately
10.Tom Traubert's Blues (Waltzing Matilda)
11.First Cut Is the Deepest

と続きますが、トムウェイツ作曲の「トム・トラバーツ・ブルース(ワルチング・マチルダ)」が特に秀逸でしょうか。


・C’mon,C’monシェリル・クロウ
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・Tuesday Night Music Club
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シェリル・クロウは、現代最高の女性ロックボーカリストだと思っています。カッコイイ、ロックンロールでUSAな姉御。前回の来日時は武道館までコンサート観にいきました。CDよりうまいのに感動。アンコールに応えて星条旗模様のカウボーイ姿で登場し、ツェッペリンの「ロックンロール」を、グランドピアノの上に飛び乗ってシャウトした姿、涙出ましたよ。身体震えた。

アルバムとしては、C’mon,C’monもいいんだけど、やはり彼女のイチオシアルバムは、Tuesday Night Music Clubの方でしょう。All I Wanna Doがヒットだったけど、私は「リービングラスベガス」と「ストロングイナーフ」がお気に入り。


・ファースト・キッス
フェアーグラウンド・アトラクション
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粋なジャケットと原題タイトル「The First of a Million Kisses」。何百万回ものキスをするうちの最初のキス、か。邦題は工夫がなさすぎ。大学時代に好きだったけど一瞬で解散したフェアグラウンド・アトラクション。そのリードボーカルのエディリーダーが2年前、渋谷クアトロでライブをやってたので観にいったら、しびれた。歌がうますぎる。フェアグラウンド時代の楽曲も聴衆の求めに応じて演奏してくれた。無論、代表曲?「Perfect」も!。で、早速、この名盤とソロアルバムを買いなおす。2曲目の歌詞の通り「パ、ア、ア、ア、フェクト」。


・レーナード・スキナード
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とにかく「スイートホームアラバマ」ですね。この1曲を聴きたくてこのCDかけてるなあ。私の頭の中では、ザ・バンドと並んでこのレーナードスキナードはバンドの達人。何を演奏しても一緒に聞こえるのも同じか(笑)。いいんです、この音が聞きたいのだから。

・ロードホーム(ハート)
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ハートがなんとアコースティックでベストを歌った名盤。ジースドリームズ、アローンなど有名曲満載で、メロディの美しさ、声の美しさをちゃんと聞けるのがファンにはたまりません。


・MTVアンプラグド(ブライアン・アダムス)
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アンプラグドはなんだかんだ言って好きなんだな私。彼も(私的には)アンプラグドで株を上げた1人。秀逸なのはオープニングの「想い出のサマー」「バック・トゥー・ユー」。洒脱軽妙なドライブ感のあるエレアコのカッティングリズムに彼の美声が絶妙な配合で、演奏のその場にいたかったなあと思わせる。録音もいいのかな。


・MTV アンプラグド・イン・ニューヨーク(ニルバーナ)
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アーティストにとって実力があからさまに見えてしまう、試金石としてのMTV Unplugged出演。カートコバーンはアコースティックギターで、大音量のときと変わらぬロックスピリッツを見せつける。ラストの「ホエア・ディド・ユー・スリープ・ラスト・ナイト」の絶唱はもうぶっ飛んでいる。あの叫びは本物だったんでしょう。この録音から、頭をライフルで撃ちぬいて死ぬまでにあまり時間はありませんでした。生きていれば今のロックシーンは...、というのはもうよしましょうか。



・(What's The Story) Morning Glory? (オアシス)
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で、どれBGMにかけようか迷うと、結局、このアルバムにいつも戻ってきちゃうんですよね。全曲シングルカットされているような気がしますが、私は一旦MP3に変換して、別のアルバムから持ってきたWhatEverを合わせてスペシャル版にして流してます。ヘリコプターのプロペラ音を演奏に使った「Morning Glory」、スタンドアップで歌うPVが最高にご機嫌な「Roll With It」、どこかBeatlesチックな「She's Electric」「Some Might Say」。私にとって彼らは現代の最高のロックアーティストであり、大口を叩こうが、ライブでボーカルがステージに出てこなかろうが、すごいから、何でも許す。

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このページは、daiyaが2004年1月 3日 00:00に書いたブログ記事です。

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