RAMディスクでファイルアクセスを高速化

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・Free RAMDisk for W2k / XP / Server 2003 / PE
http://users.compaqnet.be/cn021945/RAMDisk/RAMDisk.htm

PCのメモリの一部をHDDドライブ(RAMディスク)として認識させるユーティリティ。RAMディスク化することで、30倍から60倍の、ファイル読み書きの高速化ができると説明されている。

頻繁に参照、更新される、大きなファイルをRAMディスク上に置くと良い。HDDへの物理アクセスがなくなるので、動作が速くなる。ただし、メモリなのでPCの電源を落とすと、すべてのデータは失われる。一時的な作業ファイルを扱うのに向いている。

以下の例が高速化できる推奨用途として挙げられている。

・Webサーバのコンテンツファイル
・データベースのファイル
・Webブラウザのキャッシュフォルダ
・編集対象のPhotoshopのイメージ
・キャプチャ、編集対象のMP3やビデオファイル

Windowsインストール作業が不要の、ちょっとしたオンラインソフトなどは、RAMディスク上に置くと、著しく高速化できることがある。

■インストールと設定

1 ramdisk.exeをダウンロード、解凍しておく
2 コントロールパネル→ハードウェアの追加→はい、ハードウェアを接続しています→新しいハードウェア デバイスの追加→一覧から選択したハードウエアをインストールする→すべてのデバイスを表示を選択
3 「ディスク使用」で、解凍したフォルダ内のramdisk.infを選択する

設定は

1 コントロールパネル→ハードウェア→システム→デバイスマネージャを開く
2 RAMDISK[QSOFT]を選択し、プロパティを表示
3 ドライブレター(デフォルトはBドライブ)と容量を選ぶ
4 必要ならば再起動

で、任意のドライブレターと容量を設定することができる。

ramdisk01.JPG


あとは、このドライブにファイルをコピーして使うだけである。デスクトップ作業でも、アイデア次第でとても有効なシーンがありそう。とりあえず、ブラウザの一時ファイル保存フォルダを割り当ててみた。少し早くなった。

512メガバイト以上のメモリを搭載したPCにおすすめ。

関連記事:

・Passion For The Future: 高速なファイルコピー Fire File Copy
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001758.html

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このページは、daiyaが2004年7月31日 23:59に書いたブログ記事です。

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