マイクロソフトが純正のLZH解凍ソフトを配布

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マイクロソフトが、Windows Genuine Advantage (正規 Windows 推奨プログラム) の特典として、先日紹介したスライドショウ作成ソフトに続いて、純正のLZH解凍プログラムを配布した。LZHは日本のオンラインソフトの配布によく使われる形式なので、関係者には朗報。

・Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダ
http://www.microsoft.com/genuine/offers/
mslzh01.jpg

Windowsの世界ではZIPとLZHで大方間に合いそうだが、UNIXも併用しているとtar.gzやらbz2という形式もよく使う。将来的には圧縮形式はなんであってもOSが自動で解凍できるようにしてほしいものである。

・統合アーカイバプロジェクト
http://www.csdinc.co.jp/archiver/

98年の記事だが窓の杜がメジャーな圧縮形式で各種ファイルを圧縮して、性能を比較している。形式ごとの向き不向きが見えて参考になる。

・ファイル圧縮対決6番勝負!
http://www.forest.impress.co.jp/article/1998/11/16/compress.html

この記事が書かれた7年前の時点ではまだ海外のZIP、国内のLZHという区分けだったが、今ではZIPが国内でも多くなってきた。

世界にはまだまだ圧縮形式は存在している。

・ACT - Archiver Index
http://compression.ca/act/act-index.html
100以上の圧縮ソフトのリンク集。

こうした無数にあるソフトの性能比較評価を行っているページがここ。テキストファイルやバイナリファイル、グラフィックやサウンドなどファイル種別に実際に圧縮した際のサイズの小ささを競う。

・Archive Comparison Test (ACT) by Jeff Gilchrist
http://compression.ca/act/

このテストの結果要約はここにあるのだが、

・ACT - Summary of Winners
http://compression.ca/act/act-summary.html

上位に入賞しているのはENTOROPYやRK、ASPACKなど知らないソフトウェアばかり。圧縮、解凍のスピード別評価もあって、技術的に奥が深そうな分野だ。

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このページは、daiyaが2005年5月 6日 18:54に書いたブログ記事です。

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