デジハリ大学「リサーチ&プランニング」 第7回講義録

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今回のテーマは「グループで考える技術」でした。

内容は以下の通りで、

・前回のアイデアマラソンは主に個人の発想メソッド
・今日はグループでひとつの問題について考える方法を知る
・代表的な技法「ブレインストーミング法」を身近なテーマで体験する

授業時間に著名な映画「キューブ」監督が来校しており、出席者を奪われるという困った状況でもありましたが、授業後アンケートは比率ベースで、過去最高(前回)の満足度記録を塗り替えたので、まあよしとしましょう。

メインはブレーンストーミングを本当に体験してみるというセッションでした。テーマは以下の通り。

・「デジハリ大学向上委員会」
 ブランド価値を高める戦略

目的:デジタルハリウッド大学のブランド価値を向上させる戦略を考える

内容:デジハリのブランド価値に関係する要因を自由に発想する

ブレーンストーミング法の体験

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各グループともに30から50個のブレストリストを25分間でリストアップできており、優秀でした。内容も皆さん、関心が深かったのか、授業後に結果を書いた模造紙を大学事務局に渡したところ、スタッフの方々に感心して眺めて頂きました。


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ブレーンストーミングは、一般的なルールを採用し、

・基本ルール
他人の意見を批判しない
自由奔放に発想する
質より量を重視する
他人のアイデアを発展させる

でしたが、ブレストのリストが出来上がった後に、一人当たり25ポイント(一項目当たり上限5ポイント)を自分が重要だと思う項目へ割り振り、合計ポイント上位5つをカードに書き出し、各グループリーダーに発表してもらいました。ブレスト後に何をすれば良いかの体験でした。その他の応用事例としてSWOT分析とシナリオプランニング法の概略を説明しました。

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最後にその他の多様な発想法や支援ツールをざっと紹介して授業は終了。使ったプレゼン資料を以下に公開します。




この資料はパワーポイントを「いきなりPDF FlashPaperでFlashに変換しています。PDF版はこちら

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このページは、daiyaが2005年6月22日 23:59に書いたブログ記事です。

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