さよなら交通博物館とCD「鉄道唱歌」

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2歳10ヶ月の息子は電車が大好きで、秋葉原にある交通博物館の大ファン。博物館一階の鉄道の展示に夢中になっている。残念なことに、交通博物館は、長い歴史をもうすぐ閉じようとしている。5月中旬で閉館。埼玉に移転し、鉄道博物館として生まれ変わるそうであるが、家から遠いので、そう頻繁には行けなくなるだろう。最後の訪問のつもりで、家族で秋葉原に、出かけてきた。

・交通博物館 TRANSPORTATION MUSEUM JAPAN
http://www.kouhaku.or.jp/
DSCF4325.JPG

入場券を買うのに長蛇の列ができていた。

・ゴールデンウイーク、閉館を前に交通博物館は大混雑 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060502i303.htm

皆、最後のお別れのつもりらしい。記念グッズを売る売店も大盛況。息子のリクエストにより”ちゅうおうせん”の模型を買ってやったら、大喜びされる。今日も朝起きると一番に「ちゅうおうせんはどこ?」と、探している。

そんな鉄道オタクの卵の彼が毎日ハミングで口ずさんでいるのが鉄道唱歌である。「汽笛一声新橋を」で始まる有名な歌だが、歌詞ってその後なんだっけ?。私の母に聞いてみたところ、「鉄道唱歌は60番以上ある長い歌なのよ」と意外なトリビアを聞かされる。

ネットで詳細を調べてみた。

・鉄道唱歌 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E5%94%B1%E6%AD%8C


鉄道唱歌(てつどうしょうか)は、明治時代に作詞された鉄道の数え歌。全5集、334番からなる。第1集東海道編第1番の歌詞である、「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり……」は広く知られている。

長らく日本一歌詞が長い歌だったが、1987年に発表された『石坂まさを一人旅して─全国我が町音頭』(県別編・市町村編合わせて3355番)が記録を大幅に塗り替えた。

そして有名な「東海道編」は母の知識のとおり、66番まであるのである。

・鉄道唱歌 歌詞一覧
http://homepage1.nifty.com/gyouseinet/tetsudou/index.htm

汽笛一聲新橋を
    はや我汽車は離れたり
  愛宕の山に入りのこる
    月を旅路の友として

早速、CDを購入。ダークダックスらが東海道編、関西・参宮・南海編、電車唱歌を歌っている。東海道編は30分以上の大作である。長丁場を飽きないように途中でリズム、テンポに変化をもたせている。

・鉄道唱歌
tetudoshoka.jpg

1.鉄道唱歌 東海道編 1~66番全曲(地理教育鉄道唱歌 第1集/明治33年5月)(ダーク・ダックス)
2.鉄道唱歌 関西・参宮・南海編 1~64番全曲(地理教育鉄道唱歌 第5集/明治33年11月)(ロイヤル・ナイツ)
3.電車唱歌 1~52番全曲(東京地理教育電車唱歌/明治38年10月)(ダーク・ダックス)


このCDが我が家では毎日ヘビーローテーションでかかっている。

この歌、かなり仕事のBGMとしても、前進感があって、はかどる音楽だなと思う。メロディは繰り返すが、歌詞が繰り返さないのも、BGMに向いているような気がする。話のネタにも買って大満足な一枚であった。

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このページは、daiyaが2006年5月 2日 23:59に書いたブログ記事です。

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