イニシエーション・ラブ

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・イニシエーション・ラブ
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大学四年の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは代打出場の合コンの席。やがてふたりはつき合うようになり、夏休み、クリスマス、学生時代最後の年をともに過ごした。マユのために東京の大企業を蹴って地元静岡の会社に就職したたっくん。ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。週末だけの長距離恋愛になってしまい、いつしかふたりに隙間が生じていって…。

なんというか、書評が書きたくないが、オススメしたい特殊な本に当たってしまった。

「評判通りの仰天作。必ず二回読みたくなる小説など、そうそうあるものじゃない。」(帯より)というのは、私にとっては本当であった。

結局、この本を2度読み返した。部分的には3度も4度も読んだ。

ある意味、大変よくできた、面白い作品である。

発表時はだいぶ話題になったらしい。

ただし、読み方によってはまるで面白くないという人もいるだろう。どこにでもある若い男女の恋愛話だから。

小説が好きな人は、これ以上の予備知識なしに、軽く読んでみてほしい。

読み終わったらネットでいろいろ調べてみると楽しみが増える。

コメント(1)

いつも楽しく読ませていただいております。

この本のキモって、男は絶対だまされると思うのですが、案外女性はだまされないのかもってところじゃないでしょうか?
著者も女性かと思ったら、実は男性らしいですねえ。

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このブログ記事について

このページは、daiyaが2006年10月17日 23:59に書いたブログ記事です。

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