テキストファイルで音楽を記述再生、MIDI出力も可能なMuse

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・Muse
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se114668.html
museapp01.jpg

Museはテキストで楽譜を記述して演奏させるソフトウェア。

英米: C D E F G A B
独 : C D E F G A H
伊 : Do Re Mi Fa Sol La Si

という音階を文字で記述すると楽譜になる。たとえば「CDE」と書けばドレミが鳴る。

音名の後ろに"+"を添えると#、"-"なら♭、o+数字でオクターブ指定、音の長さや強弱、修飾音、楽器の音(MIDI音源)、コードなど、かなり細かい指定が可能である。複数パートのある複雑な楽曲も頑張ればこの形式で記述できる。独自のMuse記法については、テキストファイルのマニュアルがとても丁寧に作成されているので安心。

高度な記述例:

museapp03.jpg

こうして記述したファイルを自動演奏ピアノの画面で再生する。ビジュアルに楽譜の全体像がわかる楽譜モードもある。

museapp02.jpg

こうして作成したデータは、MIDIファイルに出力が可能なので多くの用途に利用できる。

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このページは、daiyaが2008年7月30日 23:59に書いたブログ記事です。

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