お絵かきが動き出す 2次元物理物理シミュレーション Phun

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・Phun
http://www.phun.jp/
phunbeta01.jpg

これは子供にとって夢のようなお絵かきソフト。Physics(物理)とFun(楽しむ)に由来したネーミング。

ペンで円や四角や自由な図形を描くと、2次元の平面上に実体化する。そこには重力が働いているので図形は自由落下して画面から消えてしまう。そこで地面をつくる。動かない部品Planeを用意して下に敷くと、図形の落下はそこでいったん止まる。

地面を傾けておけば円は低いほうへころころころがっていく。四角なら転がらない。摩擦係数も再現されているのだ。上で次々に図形を描くと、落下した図形が積み木のように積み重なって、やがてバランスを失ってくずれていく。

手で動かなくなった図形を放り投げたり、振り回したりすると、他の図形とぶつかって思わぬ動きが楽しめる。とても爽快。フリーハンドで描いた絵が動き出すというソフトはこれまでも多数あったが、このソフトは軽快で本物っぽく動くのがすばらしい。

チェーンやスプリングのような仕掛けも用意されている。うまく組み合わせると動力のように使える。物理的な係数を変更することもできる。ヒンジは二つのオブジェクトを間接としてつなぐパーツだ。これを使うと生き物のような形をつくれる。


・クレヨンの落書きで物理シミュレーションゲームを楽しむ Crayon Physics
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/05/-crayon-physics.html

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このページは、daiyaが2008年11月 2日 23:59に書いたブログ記事です。

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