データ分析アイデアコンテスト 「Jubatus Challenge Japan 2012」 の開催 ~ 日本発ビッグデータ分析オープンソースソフトウェア 「Jubatus(ユバタス)」による分析コンテストの開催 ~

| | トラックバック(0)


下記NTTによるコンテストの審査員をつとめることになりました。データ分析に興味のあるエンジニアのみなさん、どんどん応募してください。

プレスリリース
http://www.ntt.co.jp/news2012/1207/120710a.html


データ分析アイデアコンテスト 「Jubatus Challenge Japan 2012」 の開催
~ 日本発ビッグデータ分析オープンソースソフトウェア 「Jubatus(ユバタス)」による分析コンテストの開催 ~

URL: http://www.facebook.com/JubatusChallenge2012

 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下NTT)は学生を対象としたデータ分析アイデアコンテスト「Jubatus Challenge Japan 2012」の参加者募集を本日より開始いたします。
 本コンテストでは、NTTが2011年10月よりオープンソースソフトウェアとして公開しているビッグデータ*1のリアルタイム処理を可能とするJubatusを用い、データ分析のアイデアおよび分析内容を競って頂きます。本コンテストの開催にあたり、アイデアソン*2形式によるセミナーを東京・大阪で開催いたします。9月末の最終報告会では、外部審査員による審査を経て優秀作品を決定いたします。入賞作品は、公開実験などを行い事業化の可能性を探ってまいります。
 NTTでは本コンテストを通じて、Jubatusの多様な事業領域における有効性およびリアルタイム分析の利活用を探究することで、オープンソースコミュニティの活性化とともに日本発のビッグデータ分析技術の発展を目指してまいります。
Jubatus Challenge Japan 2012実施概要

 参加者(チーム)にはJubatusを利用したサービス、分析、ツール等のアイデアとその価値を競っていただきます。開催期間中、参加者は「Jubatus実行環境」および素材となる実データをNTT R&Dクラウド*3内にて利用することができます。利用可能なデータは下記を想定しております。
ポータルサイトログ
株価ヒストリカルデータ
電力データ
サーバの統計情報
※対象データ項目は今後拡大する予定です。適宜、コンテスト公式サイトを通じて通知いたします。Twitter等のSNSデータをはじめ、様々な公開データを分析環境に持ち込み分析にご利用頂けます。
 コンテスト開催にあたり、アイデアソンを東京(7月20日、7月28日)・大阪(7月27日)で開催いたします。効果的なアイデア検討に向け、いずれかの回へ参加されることを強くお薦めいたします。
コンテスト参加募集期間

コンテスト参加申し込み期間
2012年7月10日(火)~2012年8月31日(金)
参加方法

コンテスト公式サイト(http://www.facebook.com/JubatusChallenge2012 )からオンラインでの申し込み
(※)申し込みは、個人または個人からなるチームでの参加が可能
参加資格

2012年7月時点で学生である方
その他参加資格につきましてはコンテスト公式サイトをご覧ください。
最終報告会

 2012年9月22日に最終報告会(東京開催予定)を開催いたします。同日、最優秀賞・他優秀賞等を発表致します。結果は後日コンテスト公式サイトで発表いたします。
審査員

橋本大也氏

2000年、早稲田大学政経学部在学中にインターネットの可能性に目覚め、株式会社データセクションを設立。現在、ITコンサルタント・起業家として数社のITベンチャー役員を兼任すると共に、デジタルハリウッド大学等で教鞭をふるっている。NHK『クローズアップ現代』出演ほか、テレビ・ラジオなどメディア出演多数。
株式会社早稲田情報技術研究所 社外取締役
株式会社日本技芸 社外取締役
デジタルハリウッド大学 教授
多摩大学大学院経営情報学研究科 客員教授
岡野原大輔氏

株式会社プリファードインフラストラクチャー 取締役副社長 情報理工学博士
未踏ソフト創造事業 スーパークリエータ認定 2005年度、 第1回、第2回NLP若手の会シンポジウム(YANS)最優秀発表賞、 言語処理年次大会2009年度、 2010年度 優秀発表賞、 東京大学総長賞
※他数名の審査員を予定しています。

最優秀賞 50万円 ほか、優秀賞、特別賞等
副賞 パブリッククラウドサービス「Bizホスティング Cloudn」 *4利用権 総額30万円分
事務局

Jubatus Challenge Japan 2012 運営事務局
http://www.facebook.com/JubatusChallenge2012
協賛・協力(50音順)

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
株式会社QUICK
株式会社プリファードインフラストラクチャー
参考 「Jubatus(ユバタス)」とは

 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下「NTT」)と株式会社 プリファードインフラストラクチャー (東京都文京区、代表取締役社長:西川 徹、以下「PFI社」)は、ビッグデータと呼ばれる大規模データをオンライン機械学習ベースでリアルタイム分析処理する基盤技術「Jubatus(ユバタス)」を世界に先駆けて開発し、2011年10月よりOSS(オープンソースソフトウェア)として公開しています。
 従来のバッチ処理によるビッグデータ分析と異なり、新しいデータを取り込みリアルタイムに分析することで、不正検知、市場・経済・株価予測、自然災害予測、製造業の部品・材料調達予測、健康リスク予測、生命科学・自然科学上の予測技術などの広い領域で付加価値サービスの創出に貢献できます。
 またJubatusは、高度な統計処理や機械学習による深い分析エンジンを搭載しながら、複数のサーバ間で緩やかに途中処理結果を共有する仕組みによって高いリアルタイム性と解析精度を確保スケーラブルな基盤であり、多値分類、線形回帰、推薦、統計解析、グラフマイニング等をサポートしています。
 これまでに2011年10月、2012年2月、同6月に3回のバージョンアップを行い、Jubatus OSS 提供サイト http://jubat.us/ にて公開してきました。
 Jubatusの開発は、NTT(旧情報流通プラットフォーム研究所、現在のソフトウェアイノベーションセンタ)とPFI社とのオープンイノベーションの成果であり、今後も継続的に、ビッグデータ活用に寄与する共通財産として、オープンソースソフトウェアとして公開して参ります。
※過去のプレスリリースは右記をご参照ください。http://www.ntt.co.jp/news2011/1110/111026a.html
用語解説

*1ビッグデータ
 量が膨大であり、しかも構造が複雑であるため、従来の技術では管理や処理が困難とされているデータ群のこと。まだ明確な定義はないが、通常は、数百テラバイトからペタバイト級以上で、大量であると同時に、非定型であり、リアルタイム性の高いデータ群を指すことが多い。たとえば、RFIDタグや各種センサからの情報、ブログなどに代表される新しいコミュニケーションツールの記述なども含まれる。

*2アイデアソン
 アイデアとマラソンを合わせた造語。テーマを定めた上でチームごとにアイデアを出し合い、それをまとめていくワークショップ形式のセミナーとなります。短時間で集中してアイデアを検討するため、参加者は時間に比して大きな達成感を得ることができます。事前にアイデアソンを行うことで、素晴らしいアイデアが生まれる、チームの交流を深める、その後の開発アプリケーションの方向性を定められる等のメリットが期待できます。

*3NTT R&Dクラウド
 NTTの研究所とグループの事業会社が共同してR&Dをクラウド上で行う取組みです。広く利用してもらうことでクラウドの活用技術を蓄積し、クラウドとしての生産性向上、省電力化、運用効率の改善に継続的に取り組んでいます。http://www2.pflab.ecl.ntt.co.jp/keywords/ntt_r_and_d_cloud.html
*4Bizホスティング Cloudn
 NTTコミュニケーションズが提供する豊富なAPIを備えた拡張性の高いパブリッククラウドサービスです。月額945円(税込)から運用が可能で日米のデータセンターから選択できます。
http://www.ntt.com/cloudn/

Clip to Evernote

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: データ分析アイデアコンテスト 「Jubatus Challenge Japan 2012」 の開催 ~ 日本発ビッグデータ分析オープンソースソフトウェア 「Jubatus(ユバタス)」による分析コンテストの開催 ~

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.ringolab.com/mt/mt-tb.cgi/3653

このブログ記事について

このページは、daiyaが2012年7月10日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道」です。

次のブログ記事は「Habibi [日本語版] [大型本]」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1