究極版 逆引き頭引き日本語辞典 名詞と動詞で引く17万文例

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便利だと実感して使っている逸品の紹介。

動詞には名詞、名詞には動詞の組み合わせ例が見つかる文例辞典。

たとえば「趣味」という名詞でひくと、

「しゅみ【趣味】生かす。抱く。受け継ぐ。疑う。打ち明ける。重んじる。解する。超える。誇示する。探り出す。示す。高める。楽しむ。反映する。深める。【趣味と実益】兼ねる。」

という動詞が出てくる。「話し合う」という動詞でひくと、

「噂。思いつき。思い出。可能性。感想。境遇。近況。心。心の奥。事情。損害。手立て。とっちめ方。復縁。プラン。問題。話題。」

という名詞が出てくる。

これらの用例は文芸作品など300冊の文庫本で約350人の著者が実際に使ったもののうち、文章を書く上で参考になりそうなもの17万例を中心に編纂されている。

まえがきにはこの本の効能として、

・ピタッとする言葉を探す
・忘れていた言葉を思い出す
・使い方を確かめたり、別の適切な言い回しを探す
・似たような意味あいの言葉を探す

などが挙げられている。

私は普段、筆が止まってしまったときに、漠然と手遊び的にこの辞典をめくる。言葉のつながりが誘い水になって、また書き出せることがある。調べるというより、文章を書くテンポづくりに案外使える辞典だと思う。

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このページは、daiyaが2008年11月17日 23:59に書いたブログ記事です。

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