『パーマネント野ばら』『いけちゃんとぼく』西原理恵子

| | トラックバック(0)

・パーマネント野ばら
41H8BPK48FL__SL500_AA240_.jpg

漁師町に一軒だけのパーマ屋「野ばら」にやってくる近所のおばちゃん達と主人公の井戸端コメディ。外国人ホステスを雇ってキャバレーを経営したり、夫と血みどろの大げんかをしたり、たくましすぎるように見えるおばちゃん達にも、それぞれに秘めた恋物語があって、しみじみ。

・いけちゃんとぼく
513PC496F3L__SL500_AA240_.jpg

西原理恵子の初の絵本。少年の前にあらわれた謎の生物のいけちゃん。少年は落ち込むと、いけちゃんがでてきて、やさしく慰め、励ましていく。少年はやがて成長するにつれ、いけちゃんのことを忘れていく。大人と子供では感想が大きく違う絵本だ。そして2回読みたくなる構造になっている。1回目と2回目で感想が違う絵本でもある。


『毎日かあさん』のアニメ化と『いけちゃんとぼく』の実写映画化で広く人気を得たが、最近の西原理恵子の作品は本当にすごいと思う。元夫との死別前後(『毎日かあさん4』)から深みを増してきた。西原が復縁した鴨志田穣が末期ガン亡くなったのは2007年3月。「パーマネント野ばら」「いけちゃんとぼく」は共に2006年9月の出版だが、共に愛する人との別れを念頭に描いていたのだろう。ほのぼのさせながら、最後に泣かせる。

・この世でいちばん大事な「カネ」の話
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/01/post-909.html

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 『パーマネント野ばら』『いけちゃんとぼく』西原理恵子

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.ringolab.com/mt/mt-tb.cgi/2556

このブログ記事について

このページは、daiyaが2009年7月18日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「画像内のモノの個数を数え上げる かちかちカウンター」です。

次のブログ記事は「花まんま」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1