Web上でチャットや共同文書編集 Google Wave

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・GoogleWave
http://wave.google.com/
googlewave.jpg

Googleがベータ公開しているアプリケーション Google Waveの招待メールがやっときたので、始めてみた。5月の終わりにこの記事で読んで以来、ずっと気になっていたのだ。

・【詳報】Google Waveとは何なのか?
http://www.atmarkit.co.jp/news/200905/29/wave.html

20人のInvitation権もついてきたのでIT業界の仲間たちを誘って使ってみた。独特のインタフェースに戸惑う人が多いようだが、これは一言で言うと"マルチプレイのワープロ"だ。チャットしながらワープロ画面を友達といじって遊ぶのだ。

他のユーザーと一緒に、Waveと呼ばれる空間を共有する。Waveはワープロ文書のようなもので、その上に自由にテキストや線を書いたり、画像を張り付けたりすることができる。誰でも編集権があるのは、Wikiと似ている。修正した履歴は残るので、誰がどこを書いたり直したかは記録されている。

実際にやってみると、わいわいがやがやと楽しい。ブレインストーミングや企画のひな型作りに向いている。しかし、ユーザーが自分の発言が目立つようにフォントの大きさや色を変えて"主張"を始めると、画面はにぎやかを通り越して、サンプル画面のようにうるさくなる傾向がある。声の大きい人をどう扱うかが問題になるかもしれない。

一緒に使っているユーザーにYES、NOの多数決を求める投票機能や、任意の場所の地図を張り付けるMap機能など、Wave内にさまざまなアプリを埋め込むことが可能。今後はこの拡張を使って、何でもできる万能アプリを指向しているのだろう。

情報を交換するだけでなく、共創することができるのが魅力だ。メーリングリストに代わるチームの情報インフラになるかもしれない。

なお、invitation権が後少しだけ余っているので、私とオフラインで面識のある方は、メールをいただければ、ご招待します。

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このページは、daiyaが2009年11月14日 23:59に書いたブログ記事です。

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