ソース焼きそばの本

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・ソース焼きそばの本
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いま焼きそばが流行っている、らしい、ほんとか、どこで?。

でも、こんなムックが出るくらいだからブームなのだ。

正統派の焼きそばの名店や、おいしい焼きそばの作り方、カップ焼きそばカタログなど、焼きそばに関連する最新情報が網羅的に掲載されている。一冊丸ごとソース焼きそば、気合いの入った企画本である。

岸朝子氏が「私の場合、焼きそばと聞いて真っ先に思い浮かべるのがソース焼きそばなんですね。若い時に縁日で食べた味が、いまも記憶に残っているからではないでしょうか。」と言ってそれが食べられる店 浪花家総本店(東京・麻布十番)を紹介している。この店は会社の近くにあるので食べたことがあるが、有名なタイ焼き屋さんでもある。まさに昔の縁日風の懐かしさ。

それに対して「焼きそばに王道なし」や「ニッポン縦断「焼きそば」の旅」特集では、変わり種の名物焼きそばが次々に紹介されている。「印度カレー食堂」(福島)のカツカレー焼きそば、青森県のつゆ焼きそば、日本そばをすき焼きのだしで焼く「トシヤ」(神戸)のそば焼、トマトソースをかける新潟のイタリアン焼きそば。聞いたこともないような斬新なバリエーションに驚かされるが、写真を見るとどれもこれもおいしそう。

そして、やはり一番力派が言っているのが正統派ソース焼きそば専門店の情報である。そんな専門店が存在していることが初耳だったが、先日、大門で発見したので食べてみた。


銀ちゃん大門店(店舗情報は写真をクリック)
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夕食にソース焼きそば。物足りない気がするが、ご飯味噌汁セットがあるので大丈夫ということになっている。運ばれてきたのは一見オーソドックスなソース焼きそば。多少丁寧に作られているかなという印象。で、食べてみると、

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なるほど。

麺にコシがある焼きそばは初めて食べた。いかにも正統派のソース焼きそば。ちゃんと作られたソース焼きそばは、いまはなかなかおめにかかれない。子供や外国人にソース焼きそばのプロトタイプを教えるのにいいかもしれない。

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このページは、daiyaが2009年12月 4日 23:59に書いたブログ記事です。

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