日本人の魂の原郷 沖縄久高島

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・日本人の魂の原郷 沖縄久高島
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昔、アマミヤ(女神)とシラミキヨ(男神)が東方の海の彼方(ニラーハラー)から久高島にきた。ところが久高島は東の波は西に越え、西の波は東に越え、海水の中にたゆたい、まだ島の形はなかった。そこでアマミヤが持参のシマグシナーと称する棒を立て、神に頼んで天から土、石、草、木を降ろしてもらった。それで久高島ができた。

沖縄本島南部地域の知念半島から東方約6キロに浮かぶ小さな島、久高島に伝わる開闢の神話だ。久高島は長い間、独自の宗教と文化を守ってきたため、とても古い時代の神話や祭祀が現代にまで伝わっている。

久高島では男は海人、女は神人となって生きた。


久高島では、シマで生まれ育ち、一定年齢(丑年の30歳から寅年の41歳)になった主婦は全員神女になることになっており、70歳までつとめなければならない。この神職者の就任式が12年ごとの午年、旧暦11月の15日の満月の日から18日までの4日間にわたっておこなわれるイザイホーなのである。

イザイホーは500年以上前に始まったと言われる男子禁制の祭りであった。現在は後継者不足のためおこなわれていない。この本には著者が撮影した貴重な1978年のイザイホーの写真が掲載されている。聖地久高島の中の聖地、クボー御嶽に神女が終結し、儀式を執り行う様子は荘厳さに圧倒される。

実は、私、昨日、その沖縄最高の聖地、久高島と、本島のもうひとつの聖地、斎場御獄にいってきた。

遅い夏休みをとって沖縄に行き、久高島、そして本島の斎場御獄を訪問した。高い波でやたらと揺れる高速フェリー(1日6回運行)で渡って、3時間半ほど島に滞在。なお、久高島の中でも最高の聖域クボー御獄は、いまも男子禁制なため、妻にカメラを渡して撮影してきてもらいました。島から戻って急いでバスで3駅の斎場御獄へ。斎場御獄からは遠くに久高島がのぞめる絶景が見えました。

スライドショームービーを公開します。デジカメの写真をMicrosoft Photo Story 3でムービーに変換しているため、WMV形式です。クリックで映像をダウンロードできます。

久高島、斎場御獄の訪問は神話マニアとして長年の夢だったので感無量の体験でした。

・スライドショー
http://glink.jp/files/kudaka_sefa.wmv
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・Passion For The Future: Windows正規版チェックでタダでもらえるMicrosoft Photo Story 3
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コメント(1)

okikijimuna :

はじめまして、
何故かこのページにたどり着きました。
2007年5月8日 火曜日の琉球新報の記事より
2007年7月より斎場御獄が有料(入館料 200円)
になるそうです。

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このページは、daiyaが2005年11月 1日 23:59に書いたブログ記事です。

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