神戸の新長田・駒ヶ林を案内するiPhoneアプリ 清盛deまち歩き

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神戸へ旅行に行ってきました。長田がかなり面白いことになっていました。

阪神大震災で大打撃を受けたことで知られる同地区ですが、その後、見事に復興を遂げており、2009年には総工費は1億3,500万円をかけて、神戸出身の漫画家横山光輝の『鉄人28号』のモニュメントを完成させました。これが実際に見るととてつもなくでかいのです。感動しました。お台場ガンダムよりも質量感で圧倒的に勝っています。力強いポーズも素晴らしい。やってくる子供たちがみな同じポーズをとって写真撮影をしていました。

15mの「鉄人28号」モニュメントが神戸市・長田区に完成
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20091005_319681.html

この長田地区。なぜか三国志ガーデンというミュージアムがあります。鉄人28号と三国志。妙な取り合わせだと思ったら、要するにどちらも横山光輝つながりなのだそうです。確かに同氏の漫画『三国志』も有名です。町中に三国志の登場人物のパネルが並んでいます。

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それで三国志ガーデンも訪れました。オリジナルのアニメによる三国志解説、映画『レッドクリフ』の衣装展示、三国志の名シーンを描いた巨大ジオラマなどがあります。三国志ファンならかなり楽しめる場所なのですが、ちょっと戸惑ったのが、一ノ谷合戦図屏風超立体化プロジェクトの展示会がここで開催されていたことです。

一ノ谷合戦って、それは三国志ではなくて源平合戦です。平清盛です。今年、神戸ではNHK大河ドラマ放映にあわせてKOBE de 清盛という観光キャンペーンを展開中です。長田でも清盛キャンペーンが行われており、三国志ガーデンも便乗しているのです。

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というわけで今、長田は、鉄人28号と三国志と清盛が混在するキャラクターバブル状態になっており、わけのわからなさが、ちょっとした見ものです。明らかに地域振興やり過ぎなわけですが、阪神大震災直後の長田地区のことを思えば、このお祭り騒ぎは微笑ましい事件です。

こうした混乱をナビゲートすべく、この地区に特化したiPhoneのGPSナビゲーションアプリがリリースされています。『清盛deまち歩き』です。長田地区に入ると、アプリ上の地図で近隣の店をガイドしてくれます。

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これくらい狭い地区内で濃い地域情報をガイドするってありだなと思いました。

清盛deまち歩き - ATR-Promotions Inc.

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このページは、daiyaが2012年4月 1日 23:59に書いたブログ記事です。

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