Culture: 2005年5月アーカイブ

Blog Hackers Conference 2005に参加してスピーカーの一人としてプレゼンしてきました。会場は満員で熱気に包まれていました。

・Blog Hackers Conference 2005
http://hacks.bloghackers.net/archives/2005/05/blog_hackers_co_1.html
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  1. Keynote Speech - 宮川達彦
  2. (タイトル未定) - 伊藤直也
  3. Lightning Talks - 宮川達彦 / 伊藤直也 / Yappo / 近藤淳也 / にぽたん / 橋本大也 / ooba / 山下たつを / 南野朋之 (blogWatcher) / 小鳥 / 関村昌義

基調講演の二人の深い洞察に感じ入った後は10人のライトニングトーク。各自が考えたハックを披露するセッション。なぜか今回はハックの内容と同時にウケを狙った人が多くて、参考になったと同時に楽しい会になりました。

あまりに盛りだくさんだったので、報告が難しいのです。

イベント報告の神と呼ばれるたつを氏のサイトにお任せします。

・[を] Blog Hackers Conference 2005
http://nais.to/~yto/clog/2005-05-27-1.html

また、報告を一枚のマインドマップにした人がいます。
一見の価値あり。

・Blog hack conference その2 - しし丸先生の教え
http://www.sisimaru.com/?itemid=363


ハッカーではないのに私もお話させていただきました。

プレゼンの内容は以下のとおりでした。

ニュースキャッチャーBloghack



この資料はパワーポイントを「いきなりPDF FlashPaperでFlashに変換しています。PDF版はこちら


編集部は大変ですね。

今週もデジタルハリウッド大学での講義を公開。

今日の内容は「検索の未来」。


基本編に続く検索の応用編
検索技術の多様性とトレンドを理解する
デスクトップ検索を使いこなす
検索とは何か、その未来を考える

というもので、まず、たくさんの検索サービスを紹介しました。

■検索技術の多様性とトレンドを理解する

事例:

・メタ検索と文書クラスタリング
Vivisimo
http://www.vivisimo.com/

・メタ検索結果をビジュアルな地図で表示
Kartoo
http://www.kartoo.com/

・過去のWebを検索する
Internet Wayback Machine
http://www.archive.org/

・徹底的にパーソナライズする検索エンジン
SurfWax
http://www.surfwax.com/

・A is Bに着目した検索エンジン
Googlism
http://www.googlism.com/

・関連やアクセス数グラフがわかる
Alexa
http://www.alexa.com/

・雑誌の記事を検索
FindArticles.com
http://www.findarticles.com/PI/index.jhtml

・ブログを検索
Feedstar
http://www.feedster.com/

・質問の答えとなるWebを検索
AskJeeves
http://www.ask.com/

・オープンソースの検索サーバ
htdig
http://www.htdig.org/

・1分前に更新されたページも検索
GigaBlast
http://www.gigablast.com/

・使いやすさを追求するメタ検索
Fazzle
http://www.fazzle.com/

・世界最大のショッピング比較検索
MySimon
http://www.mysimon.com/

・ラジオ番組のテキスト検索
Speechbot
http://speechbot.research.compaq.com/

・数字データの分布の検索と可視化
The Secret lives of Numbers
http://www.turbulence.org/Works/nums/

・P2Pでインデックスを作成
HyperBee
http://www.hyperbee.com/

・ストリーム放送を検索
SingingFish
http://www.singingfish.com/

・PageRankアルゴリズムを拡張
Teoma
http://www.teoma.com/

・Googleによる商品検索
Froogle
http://froogle.google.com/

・リンクの関係をネットワーク図表示
Anacubis
http://www.anacubis.com/

・検索結果にサムネイルを付加
Girafa
http://www.girafa.com/vsearch/index.acr

・お絵かきで形状を検索する
3d models search engine
http://shape.cs.princeton.edu/search.html

■デスクトップ検索を使いこなす

事例の中から特に最近のトレンドで、実用できるものとして、Googleデスクトップサーチとサーチクロスを例に、デスクトップ検索の便利さ、面白さを説明しました。

■検索とは何か、その未来を考える

私の意見をベースに未来の検索を考えました。詳しくは以下の資料参照。

最後に本日の資料の公開。



この資料はパワーポイントを「いきなりPDF FlashPaperでFlashに変換しています。PDF版はこちら

・デジハリ大学「リサーチ&プランニング」 第1回講義録
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003335.html

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「リサーチ&プランニング」第2回のテーマは「検索の達人になる」。情報収集の基点は検索エンジンであることが多い。検索を制するものはリサーチを制する。さて、YAHOOやGoogleなど検索エンジンを使いこなすといっても、そのエンジンの内部の仕組みをまったく知らなければ、ノウハウを考えるのも難しい。

そこで最初にこんな問題を出した。

課題:検索エンジンの仕組みを考える


検索エンジンの仕組みについて、自由に想像して考えてみてください。どんな部品が必要でしょうか。左端にWWW、右端にユーザ(あなた)、その真ん中に検索エンジンを配置して、全体を簡単な図に描いてください。

考える上でのポイント

・なぜ検索エンジンは数十億ページを瞬時に検索できるのでしょうか?
・関連度が高い有名なページが結果表示で上位に表示されるのはなぜでしょうか?

そして個人で5分間、その後6人のWGで10分間ディスカッションしてもらい、各WG代表にそれぞれが考えた検索エンジンの仕組みを説明してもらった。さすがにズバリ正解はなかったが、SEOやPageRankの概念を含む答えをしたグループがあったのには驚いた。

一般的なWeb検索エンジンの仕組みについて解説。クローラー、インデクサー、スコアリングなどの概念の解説。PageRankの仕組みについて興味を持って聞いてくれていた人が多かった。

その後、検索語を工夫したり、検索エンジンの特殊機能を利用すると、検索の効果が倍増するという話を7つの例を挙げて説明。最後に検索を含む情報探索プロセスの研究についてざっと概観して本日の講義は終了。

今日は検索の基本編。来週は検索の先端技術の紹介やさらなる使いこなしについて講義を予定している。

最後に本日の資料の公開。



この資料はパワーポイントを「いきなりPDF FlashPaperでFlashに変換しています。PDF版はこちら

・デジハリ大学「リサーチ&プランニング」 第一回講義録
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003335.html