Software: 2007年6月アーカイブ


・ExposurePlot
http://www.cpr.demon.nl/prog_plotf.html
exposureslot01.jpg

大量の写真データを分析し、撮影条件で整理してくれる珍しいフリーソフト。

撮影時の焦点距離、ISO値、絞り値、シャッタースピードを写真のEXIFデータから読み取り、それぞれの分布をグラフ化する。一眼レフでAUTO以外のモードで撮影する人は、自分の撮影の癖や、ありがちな撮影条件を発見できるので、とても勉強になる。

パソコンに入っていた4300枚の写真データを対象に分析してみた。10分程度で分析は完了しきれいなグラフが表示されて感動した。私は晴天の海辺で写真を撮るのが好きなので、広角で低感度で比較的高速シャッターの写真が最も多いことがグラフで確認できた。

Pathの画面でファイルの所在を確認できるので、望遠レンズで撮影した作品だけ一覧したい、だとか、絞り開放で撮った作品だけを見たいなどの目的にも一応対応できる。よくある撮影条件がわかれば、レンズなどの機材購入の参考にもなりそうである。

リアルタイムに誰が自分のMixiを見たかを、携帯とPCで把握する「Mixi足跡お知らせくん」

・Mixi足跡お知らせくん
http://www16.plala.or.jp/spichilz/soft5.html
mixiasiatoosirasekun01_edited-1.jpg

このソフトを使うと自分のMixiプロフィールや日記が、今まさに読まれているということ、そして読んでいる人は誰なのか、が、ズバリわかるのが面白い。

Mixi足跡お知らせくんはMixiの友達の状況をデスクトップで確認するためのフリーソフト。起動したら、まずMixiのIDとパスワードを登録して監視機能をオンにしておく。

すると、

誰かがあなたのMixiを訪問するたびにデスクトップにお知らせが表示される。リアルタイムに読んでいる訪問者に、メッセージを送るとすぐに返信がもらえる確率が高い。自分に関心を持ってくれた瞬間なのだから。

mixiasiatoosirasekun02.jpg

携帯電話へのメール通知を設定することもできるから、PCと携帯で24時間、Mixiで張り込みができる。

StepTree
http://www.tibsoft.com/index.php?page=steptree
steptree01.jpg

ハードディスクの中身を、ファイルの大きさ=面積の大きさ、ファイル種類=色の種類、フォルダの深さ=階層の深さとして可視化するフリーソフト。最初にルートになるフォルダを選択し、Scanを実行するとカラフルな画面がでてきて見ているだけでも楽しい。OpenGLを使って表示される3次元地図は、マウスとカーソルキーを使って探索できる。

steptree02.jpg


このソフトウェアの肝は、TreeMapという可視化手法で、長年にわたって多数の研究者が、情報可視化に使っている。その研究の歴史をまとめたページがこれである。

・Treemaps for space-constrained visualization of hierarchies
http://www.cs.umd.edu/hcil/treemap-history/

TreeMapを使った何十種類ものアプリケーションの画面が紹介されており、見ているだけでも楽しいし、こうしたアプリを自分で作ってみたい人にも起点になる情報がある。

ダウンロードサイトのベクターにこんなカテゴリがあるのを発見した。

・ダウンロード > Windows > 画像&サウンド > グラフィックス関係 > フラクタル
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/art/graphics/fractal/

凄い数のマンデルブロ集合とフラクタル計算・描画プログラムが登録されている。実用性はほとんどないはずで、たぶん理系のプログラマが作ってみたいというだけで作っては、増えてしまったのだろう。

いくつか試してみたが、これが一番良かった。

・マンデルブロ集合計算・描画プログラム
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se189861.html
mande01.jpg

このソフトは操作の簡単さ、描画の美しさ、変化の面白さがいい。計算の高負荷を利用してPCのベンチマークにも利用できる。

mande02.jpg

「かの幻想的で美しいマンデルブロ集合を描画するプログラムです。
この手のソフトは様々なパラメータの入力を強要するものが多くて操作がなかなか大変です。そこで、本ソフトはとことん操作性を追及してみました。
特に色彩設定方法に関しては、抜群のユーザーインターフェースを提供します。
発見した秘密のスポットをファイルに保存して他人と交換することも可能です。
気のおもむくまま、難しい話は抜きにしてマッタリとマンデルブロの探検をしてみたい!そんな方々に使ってもらえたら幸いです。

■特徴
・ 簡単で俊敏な操作性
・ 多彩なカラーバリエーション
・ アバウトな彩色指定機能
・ 描画結果の保存機能
・ 描画結果の読み込み
・ そこそこ高速(C++言語)
・ ウインドウのリサイズ
・ マルチCPUサポート
・ 簡易ベンチマーク機能 」


「ギャラリー」としてメニューから多数のキレイなパターンが選択できるようになっている。色彩を変化させたり、拡大縮小したりしても楽しめる。

mande03.jpg

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