2004年10月09日

ハードディスク容量不足の解決支援Overdiskこのエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサード リンク

■同心円グラフで占有率を可視化

映像編集をしているとハードディスクはすぐに容量不足になってしまう。ハードディスクの掃除をするには原因となるファイル群を探すツールが必要になる。最大サイズのファイルやフォルダとその占有率を素早く一目瞭然にするには、可視化の工vが必要になる。なかなか定番といえるツールが見つからない。

かなり、満足のいくツールを海外で発見した。

Overdisk
http://users.forthnet.gr/pat/efotinis/programs/overdisk.html
overdisk01.JPG

Overdiskはハードディスクのファイルとフォルダの占有状況を、円グラフで表示する。中心には基点ディレクトリが配置され、下位フォルダが同心円の外側に表示される。同心円の最も外側にはファイルが表示される。基点フォルダはエクスプローラ状のツリーメニューで変更が可能。

ファイルシステムの特性上、小さなファイルがたくさんあると、合計が同サイズの1ファイルよりもディスクを多く占有してしまう。物理サイズと実質占有サイズの二つを切り替えてグラフを描きなおす機能もある。

statistics機能では、

・最も大きなファイルのリスト
・最も大きなフォルダのリスト
・実質的にファイルを占有しているフォルダ
・深い階層構造を持つフォルダ

ヒストグラム表示というオプションがあり、ハードディスク上の全ファイルの平均サイズと分布をグラフ化できる。

overdisk02.JPG

私のハードディスクの場合、4.5キロバイトが平均サイズだった。

■ハードディスク容量不足の本当の原因 もったいないオバケと自動録画

原因となるファイル群を特定できると、後はもったいないオバケとの戦いになる。このファイルはいつか使うのではないか?という気持ちがハードディスク不足の本当の問題なのだと思う。本来、10ギガバイトもあれば、普通のデスクトップコンピューティングには、間に合うのではないか。

同様に容量問題に悩まされているのが、ビデオ録画用のハードディスクレコーダー。キーワード自動録画機能があるために、日々、録画は蓄積されていく。80本の番組で常に250ギガバイトはいっぱいになっている。もはや、すべてを観ることは不可能なのだが、消せと言われると「でも、面白いんでは?」と躊躇してしまう。我が家の機種の場合、容量いっぱいになると古い録画から上書きされているので、心理的には救われている。

理想的にはビデオもPCもハードディスクは50枚のバルクDVD-Rを連装セットしておくと、古い内容は自動的にDVDに焼かれて整理されていくのがいいなと思う。そんな専用デバイスがあったら10万円くらい出してもいいかな。どこかのメーカーで製造してくれないだろうか。DVD-Rメディアの定期配達サービスも有償で提供すれば、企業と家庭で需要があるのでは?。


スポンサード リンク

Posted by daiya at 2004年10月09日 23:59 | TrackBack このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
Daiya Hashimoto. Get yours at bighugelabs.com/flickr
Comments

このソフトは良いですね。私もいろんなソフトを探しましたが、このソフトは満点に近いです。気に入りました。
円グラフとツールチップで日本語が文字化けしてしまうのがちょっと惜しいです。フォント設定があれば良いんですけどね。幸い、フォルダ階層リストやステータスバーでは日本語もちゃんと表示されているのでそちらを見れば済むのですが。

Posted by: hikaru at 2004年10月10日 07:22

 こちらに置いてあるScannerもお薦めです。大容量HDDではやはり起動時に多少の時間がかかりますが、起動中に
スキャンしたいドライブのみを選択することもできます。

 英語版のソフトなのですが、日本語表示もされ問題なく使えます。ビジュアルで操作が非常にシンプルです。

Freeware Section
http://www.steffengerlach.de/freeware/

Posted by: Azek at 2004年10月14日 12:55

これはすばらしいですね。
まさにかゆいところに 手が届いた感じです。
教えていただいてありがとうございます。

Posted by: soso at 2005年01月13日 17:39