2004年04月29日

主婦もかせげるパソコンで月収30万

主婦もかせげるパソコンで月収30万―ホームページの新ビジネス・アフィリエイト体験記
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パートで働く程度の収入になれば嬉しい!と思って始めたアフィリエイトプログラムですが、今では旦那さんのお給料を超えるほどの収入になる月もあります

こんな書き出しで始まるこの本は、イーコマースの代理店制度、アフィリエイトプログラムを活用して、月収30万円以上を稼いでしまう主婦の体験記である。1時間くらいで読むことができる軽めの本。

・アフィリエイトエッセンス
http://www.affiliate-essence.net/
著者の藍玉さんのアフィリエイト解説サイト。このサイトにもノウハウが語られている。

・悩みドットジェイピー
http://www.nayami.jp/index.html
運営しているアフィリエイトサイト

・女性のためのPC選び デルライフ
http://www.affiliate-essence.net/pc/index.html

著者は普通の主婦らしい。家事や子育ての合間を縫って、いかにしてホームページ更新の時間をやりくりしているか、家庭とサイドビジネスの両立の悩みの独白部分などが特に面白い。パソコン初心者の著者が、数年間でどのようにネットに詳しくなり、技術を覚え、稼げるようになったかの成長物語。

実は私の周囲にも、アフィリエイトで月収数十万円達成者は何人かいるのだが、どの人もこの著者と共通の匂いがするように思う。したたかでうかつな女性であるということだ。
著者は、「素人のうかつさ」と「商売人のしたたかさ」の両方を兼ね備えた人だと感じる。うかつなだけでは儲からないが、商売気だけでは警戒されてしまう。アマチュアっぽさ、普通っぽさでユーザの心の警戒心を解いた上で、したたかに設計したサイトへ誘い込む。共感と信頼が商品購入へとつながっていく。著者のサイトの秘密はそんなところにありそうだ。

本業の構えで年配の男性が同じことをやると、往々にしてうまくいかない。生活や人生をかけて本気になると、肝心のうかつさがなくなる。うかつさは偽装してもばれやすいものだ。天然でなければ売らんかなの商魂が見え見栄になる。初心者で主婦というポジションはそれが自然体にできる。だから、アフィリエイトのトッププレイヤーには主婦が多いということなのではないか。

この本を読むと誰でも月収30万円のビジネスが片手間にできるようになるのだろうか?もちろん、そうはいかないだろう。悩みドットジェイピーのような充実したコンテンツを作る技術とデザインセンスは必要である。またノウハウはすぐに古くなるので、仲間のネットワークを作り、情報を交換し、新しいノウハウを生み出す側に立つことも重要だとこの本を読んでわかる。したたかさの部分は必須であると思う。普通に勉強は必要なのだ。

この本で一番、参考になったのはそのしたたかさの部分の勉強を、どうやって楽しいプロセスに変えていくかの工夫の話である。家族の理解を得て生活に取り込むこと、仲間をオンラインで作りコミュニケーションすること、メディアに登場してモチベーションを高めることなど。個人の人気ページ作者と同じで、結局は、好きこそものの上手なれであり、楽しんだ人が勝つ世界のような気がする。

雑誌インターネットマガジンの最新号もアフィリエイト情報が満載。トッププレイヤーの主婦たちが顔出しでコメントしている。

・インターネットマガジン
「プチ・ビジネス」でお小遣い稼ぎ!
http://internet.impress.co.jp/im/
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2004年04月28日

人の心を動かす文章術

人の心を動かす文章術
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ああ、これは、大絶賛です。

20年間で6万通の小論文を添削した人気講師が書いた文章術の本。最近、文章術についての本を立て続けに書評しているが、実践的という点ではこれがベストである。

「小論文指導の第一人者が明かす 面白い文章を書くテクニック 作文 エッセイ メールがちょっとした工夫で見違えるように上手く書ける」

と帯にある。ノウハウ本は多くが過大キャッチコピーに負けてしまうものだが、この本に1限っては、看板に偽りはないと思った。

大学の先生や作家が書いた文章術本と決定的に違うのは、実際に何十本も添削のビフォア&アフターを提示して見せたこと。生徒が書いた下手な文章に、著者が赤ペンで、少し文章を挿入したり、順番を入れ替えるだけで、読みやすく、いきいきとした文章に生まれ変わる。指導のプロのワザが見事である。ホンモノだと思った。

私は小学生の頃、美大生の家庭教師に数ヶ月だけ、絵画を習ったことがある。私の描いた絵に、先生が輪郭に、薄い絵の具で光や影をスーっと書き添えるだけで、風景や建造物が立体的に浮かび上がるのに、感動したのを覚えている。この著者の添削もそれに似ている。ちょっとしたお化粧が作品に命を吹き込む。

著者は学校教育の作文授業がテクニックを小手先のワザだとして軽視していることを嘆いている。逆に、大切なのは、まず、いくつかのテクニックをみにつけることだと主張し、その「いくつか」を本当に教えてくれる本だ。

テクニックとしては、

・リアリティを演出するテクニック
・効果的な書き出し
・修飾語の使い方
・感情を移入させるテクニック
・リズム、メリハリを与える工夫
・主題の打ち出し方

などが紹介される。

向田邦子らの名文に技術を学ぶ章もあったりして、小論文の授業の枠をはるかに超えている。下手とはいえ、原文の持つ味を尊重する指導のやり方もこの先生は、立派だなと思った。原文を完全には壊さず、良いところを残しながら、本当に言いたいことや、持ち味を引き出す添削指導ができる著者は偉大な師だと思う。

後半の推敲論だけでも大変な勉強になった。アマチュアがしばしばやってしまう、文章のつまづきポイントを著者はよく知っている。「私が思うに...と思う」「理由は...だからである」「よく〜している人をよくみかける」「もっとも多いのは〜、〜が多い」など。私もこのブログで年中、そういった作文ミスをやってしまうのだが、陥りがちな罠を最初に知っていれば、推敲効率が上がるはずだ。

・白藍塾公式ウェブサイト
http://www.hakuranjuku.co.jp/著者の主宰する作文セミナー。今度、時間のあるときに受講してみたいと思っている。

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2004年04月27日

ロゴデザインの研究に役立つサイト

新会社、新サービスを開始するときに考えるべきリストのひとつ入っているのがロゴである。ロゴでビジネスの勝負が決まるわけもないが、ユーザのサービスに対する印象に少なくない影響を与えている。ビジネス色が強いのか、娯楽色が強いのか、高級ブランドなのか、親しみやすい廉価なブランドなのか。ロゴデザイン次第では、ユーザに自社サービスの説明が大幅に省ける。

データセクション社のロゴデザインは、こんなかんじである。ロゴはひとつではなく4つあるという少し変わったコンセプト。まだ未確認なのだが、このデザインは、業界のデザイン年鑑の本にも掲載されているらしい。デザインしたのはヒキダス社。

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4人で創業したので、4つの色と形を持つ。組織を構成するメンバーが、それぞれのカラーと形を追求していく新しい時代の会社であるということを伝えようとしている。名刺も各色、4種類作っている。客先をチームで訪問しての名刺交換の際に、各メンバーが色違いを差し出すと「あれ?色が違うのですか?」と聞かれて、会話が弾むというメリットもある。

最近はWebを探せば、2,3万円でロゴを作成してくれる廉価なサービスがある。あまり費用を使わずにロゴの作成が可能になったわけだが、難しいのは発注側が、どんなデザインで制作して欲しいか、イメージを伝えること。うまく伝達できないと、廉価とはいえ、やり直しで予算がかかってしまうし、担当者もストレスを感じる。

やはり、既存のロゴを指して、こんな感じでお願いしますと伝えるのが一番良いような気がしている。ロゴの一覧というのが欲しくなるわけだが、いいサイトがふたつ見つかった。

・Goodlogo.com
http://www.goodlogo.com/

世界中のロゴが300以上登録されている。面白いのは、そのロゴが好きか嫌いかの10段階評価をユーザが投稿できること。その評価ランキングが公開されているので、今どんなロゴが一般に好まれているのかが分かる。

今日現在のロゴの評価ランキングトップ10はこんな感じであった。

Current Top 10

1. Stussy (7.3)
2. Apple (6.2)
3. World Wildlife F... (6.2)
4. Sun Microsystems (6.2)
5. Major League Bas... (6.1)
6. Coca-Cola (6.1)
7. 20th Century Fox (6.1)
8. Disney Entertain... (6.1)
9. Playboy (6.1)
10. Puma (6.1)

・ロゴの杜
http://logomori.hp.infoseek.co.jp/

こちらは日本企業のロゴが、イラストレータなどのグラフィックツールで読み込めるEPS形式やAI形式で多数公開されている。

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2004年04月26日

フリーのセキュリティツール

親戚の家を訪問したところ、いつものように「ちょっとまた教えてよ」と叔父さんから相談を受ける。パソコン先生に大変身して、今日の問題は何ですか?と尋ねると、妙な広告ソフトが表示されるという問題だという。いわゆるアドウェア、スパイウェアである。これがインストールされてしまうと、ブラウザやオフィスのツールバーに、広告表示が追加されてしまったり、ネットサーフィン中に突然ポップアップ広告が表示される。ウィルスのように破壊活動はしないが、ウィルスワクチンでは検出できないし、アンインストール法が不明でやっかい。

叔父さんは引退後に翻訳の仕事を始めていて、海外のサイトによくアクセスしていたり、支援ツールのフリーソフトをいくつかインストールしているが、それらに混入しているのが原因みたいである。

早速、Adawareをダウンロード。このソフトはアドウェア、スパイウェアを検出し、無効化できる。スキャンすると、やはり200以上の該当ファイルが見つかった。即効で削除。

Adaware
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このソフトはフリーなので、便利だ。他にもフリーのセキュリティツールは、いくつかあるので、今日はそのメモ。

AVG
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フリーのウィルスワクチンソフト。フリーのものはいくつかあるが、試してみたところ、検出率と動作の軽さを総合判断するとこれがベストのように思える。

Proximitron
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フリーのプロクシサーバでファイアウォールとして使える。その他応用で、ちょっとした情報フィルタリングツールとして活用できる。

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2004年04月25日

メモが上手になる技術

・メモが上手になる技術
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メモのノウハウ本。著者は成功したコンサルタントで経営者。140冊以上の著書を持つ。1929年生まれということは70歳を超えている。内容は箇条書き的メモから組み立てられた形式で平易な文章で書かれている。分かりやすい。だが、ひとつひとつのノウハウは、数十年間の実践から得て語られているわけで、当たり前の記述にも深さを感じながら読んだ。

・著者の略歴
http://members.jcom.home.ne.jp/yahagi1/Ryakureki.htm著者のプロフィールなど。

私、結構なメモ魔だと思う。毎日、リーガルパッドに4色ボールペンで、こんな風に何枚かメモを取る。A4サイズで大きいので、電車で広げていると、隣から覗き込まれたりもするのだが、気にしているとできなくなるので、構わず書き続ける。このブログが続いているのも、このメモのおかげである。


・私のメモ 機密事項を達筆文字暗号で保護しています。(嘘です)
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クリックで拡大

日常的にメモを多用するにも関わらず、これといって、メモの書式は決めていない。知らないノウハウが何かあるのではないかと期待して、この本を読んだ。いくつか発見できた。

著者は、メモは、忘却、間違い、浅い考えの3つの損を防ぎ、新しい創造のために取るものと考えている。文字、図、グラフなどを多用して立体的にメモを取れ、講演セミナー、読書、インタビューなどシーン別ではこうやるといい、留意すべきポイントはこれだといった感じで、メモ術とその心構えが解説される。

個人的には、7W2Hでメモを取れだとか、どの部分のメモを取れ、といったWhatの部分は勉強にはなったが、そこは人それぞれ違うと思う。むしろ、面白かったのは、ツール的な部分が具体的で非常に参考になった。

著者は、速くメモを取る方法としてオリジナルの速記術を推奨している。速記術には「早稲田式」「中根式」「衆議院式」「参議院式」などのさまざまな方式があるそうだが、どれも習得が大変である。書いたものを速記技術のない他者が読むことが難しい。そこで、著者は、カタカナを崩した略記をつくり、少しの練習で憶えられ、同時に他人も読むことができる矢矧式速記を考案した。PalmのGrafiti入力方式に似ている。試してみる価値がありそうだ。

この本に少しだけ触れられていたミウラ折メモ用紙も興味深い。ネットで調べてみた。この折り方は宇宙で利用する太陽電池パネルなどに採用された特殊な紙のたたみ方で、これを使えば一枚の紙が無駄なく便利に使えるメモ用紙に早がわりする。いつものメモ用紙がないときに、これは活用できそうなノウハウだ。

・宇宙工学に貢献している!ミウラ折とは
http://www.orupa.co.jp/miura/miura.htm

・驚異のコンプレッション・テクノロジー「ミウラ折り」の路線図!
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/todays_goods/12118.html

著者は70歳であるにも関わらず、インターネットやパソコンにも詳しいようで、ページ数は少ないものの、オンラインソフトの一覧表など濃い話もある。実際にやってみせた達人の話を聞くのは面白い。軽めの本で、一本のセミナーを聞いた読後感のする本である。1時間半で読めた。メモについてアイデアが欲しい人におすすめ。

ところで、メモというのは非常に私的な世界でとどまっていて、ノウハウが広く公開されることは少ないと思う。身近な人のメモも、のぞきこむと悪い気がするから、何を書いているのかは知らないことが多いだろう。実は昨日、ある会合で百式管理人の田口さんのメモを見る機会があった。彼は、メモでToDoリストを管理しているのだが、とてもノウハウに満ちたやり方だったので、そこにいた一同、驚いた。多忙な中、2冊同時出版と毎日複数サイトの更新ができる、彼の生産性の高さの秘密はこれか、と思った。彼の許可と機会があればまたここでも紹介したいなあと思う。

関連情報:

・社団法人 日本速記協会
http://www.h2.dion.ne.jp/~sokki/

・電子速記研究会
http://hayatokun.cloverclub.com/index.html

・National Court Reporters Association
http://www.ncraonline.org/

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2004年04月24日

人生の物語を書きたいあなたへ −回想記・エッセイのための創作教室

人生の物語を書きたいあなたへ −回想記・エッセイのための創作教室
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回想記やエッセイを書きたい人に向けた指南書とあるが、ビジネス文書以外のほとんどの文章に役立つと思う。著者のビル・ローバックは大学の創作学科教授で、自身も短編小説でO・ヘンリー賞、フラナリー・オコーナー賞を受賞した作家。指導法と実践の実績がある。

この本自体が著者の文章セミナーの回想と、エッセイ風である。生徒の文章が多数引用され、巻末にも著者のお手本も掲載されている。以前、書評した芥川賞作家の「書きあぐねている人のための小説入門」が概念的だったのと比べると、より実践的な内容となっている。

・書きあぐねている人のための小説入門
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001082.html

いきなり面白かったのが「一般的な言い訳」の話。指導者として長年生徒を観察してきた著者の経験からできたノウハウ。自分の文章をクラスで発表する際に、多くの書き手が「時間がなかった」「疲れていた」「慣れていない」などの言い訳から始めるのだという。そういう言い訳は毎回なのだから、カードに「一般的な言い訳」と書いて、それを最初に一瞬掲げるだけでよろしい、というアドバイス。こうした言い訳は私もここで年中やってしまう。ブログのトップに「一般的な言い訳」と表示しようかとさえ思うくらいだ。

そうした言い訳は読者に関係ないし、条件が良かったら名文を書けたのかと自問しても、意味のある答えはない。書いたからといって読者の評価が下がることはあっても上がることがないので、確かにこれは省いてしまった方がよいのだろう。

各章では、「地図を作る」「画面外の声を取り締まる」「曜日を特定する」「原稿を半分に削る」など、文章修行の上で、効果的な方法と、課題が与えられる。この本は答えは与えてくれないことが多い。自分なりの答えをみつけるための練習方法を教えてくれる。練習をこなしながら読み進めるのが、重要だと感じた。

文体、スタイルについてのアドバイスは思わず唸ってしまう。少し長く引用。


新しい作家が自分の「スタイル」の正当性を主張すると、教師がにやりとする(あるいはうんざりする)のは、ほんとうのスタイルは小手先の工夫ではないからです。ほんとうのスタイル---声---は、作家の特性の延長としておのずと出てくるものなのです。それが意識的に、目的をもって出されると、スタイルはいかにも見えすいた、見せかけのものになります。

紙面にその人となりがあらわれる声の不思議とは、何よりも長い年月書きつづけてきたことの結実であり、自分の媒体に---このばあいは声に---精通するようになった結果、それが表現の障害にならなくなったということなのです。

声はまたやむにやまれぬ気持ちから発するものなのです。情熱からくるものです。自分の主題とそれを読者につたえることに心をくだく、作家のこだわりがはっきりしていることからくるものなのです。

その通りだなと思った。

物書きの仕事をしていると、年に何度かうまく書けて、編集者から「今回の記事は橋本節、全開で良かったですよ」と褒めていただけることがある。私にはその橋本節がなんなのかは分からないのだけれど、そういうときは大抵、寝食を忘れるほど関心のあったテーマの時である。文章技術のことなど考えもせずに、あっという間に書いてしまった文章にこそ、節があるようだ。節=スタイルを、毎回、自然にだせるようなら、ライターとして成功できるのだろうなと思う。早くそうなりたい。

ライターの仕事も長くなってきたが、幾つか教えてもらったり、自分で発見したノウハウがあるので最後に二つ、紹介。

・一行にする

文章が長くてダラダラしてきたときには自分に問いかける。「で、結局、一言でいうとどういうこと?」。言いたい事を一行にまとめる。その一行を残して、他をすべて捨てる。これは間違いなく効果があるように思う。しばしば、捨てるのが惜しいという気持ちが、邪魔をするので、そんな時には、捨てる文章を別のファイルに保存して供養する。この本の「原稿を半分に削る」に近い。

・短く切る

テンポが悪いときには、センテンスを短く切ると躍動感が生まれると思う。言葉を切る。ばっさり斬る。スキップ感覚、言葉のリズム。話す言葉が踊りだす。音の流れとしてスムーズな文章というのは、大抵は読みやすい。書き出しやキメの部分で使うと、形になりやすいのではないか?。


皆さんの文章ノウハウ教えてください。

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2004年04月23日

大人の知恵の輪 キャストパズルシリーズ

最近はまっているものに知恵の輪がある。知恵の輪というとコドモの遊びを連想されると思うが、これは大人向けの難易度の異常に高い逸品。ハナヤマという会社が販売している。この会社は人気ボードゲーム「カタン」の日本の発売元でもあり、この会社が見つけるものに注目している。

・株式会社ハナヤマ
http://www.hanayamatoys.co.jp/castpuzzle/index.html

キャストパズルシリーズは6段階の難易度が設定されている。難易度6は本当に難しいので、難易度4あたりからはじめるのがストレスがなくてよさそう。

私が持っているのは次の3つ。子供向けのおもちゃを買いにトイザラスに行くたびについついレジへ持っていってしまう。

・CAST BAROQ(キャストバロック) 難易度4
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バッハの楽曲「大フーガ」をモチーフに、絡み合うメロディのイメージがモチーフであるとのこと。30分くらい、いじりまわして、なんとか解けた。


・CAST ELK(キャストエルク) 難易度6
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ヘラジカの角をモチーフにした知恵の輪。子供の頃に遊んだ知恵の輪に近いのだが...。妻が長時間の格闘の末、はずすことができたのだが、今度は元に戻せない。

・CAST NEWS(キャストニューズ) 難易度6
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これは未だ解けていない。東西南北の方位が裏表両面に刻印されている。可動部分がないという特殊なパズル。かたむけるとカチカチと音がする。この音に秘密があるようだ。内部構造を想像して、操作を行う必要があるらしいけれど、解明するにはまだ相当の時間が必要なようだ。


キャストシリーズは一個あたり税込み1029円と、通常の知恵の輪と比べると高価なのだけれど、遊べる時間や解けた時の満足感は限りなく高い。机上のオブジェとしてのデザイン性や、真鍮や銅の金属の手触り、重厚感も魅力。

なお、知恵の輪とキャストパズルについては本も出版されているらしい。

知恵の輪読本―その名作・分類・歴史から解き方、集め方、作り方まで
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第1章 知恵の輪とは何か、どこがおもしろいか
第2章 代表的な知恵の輪・名作ベストテン
第3章 知恵の輪には、どんなものがあるか
第4章 構造から分類した4種類の知恵の輪
第5章 知恵の輪にはどんな歴史があったか
第6章 知恵の輪の解き方心得
第7章 知恵の輪の買い方・集め方・整理法
第8章 どうしても作りたい方の(簡単)知恵の輪製作法

第8章は「どうしても作りたい方の...」に驚く。そうか、自作の道というのもあるわけか。

・「日本知恵の輪協会」
http://www2.ocn.ne.jp/~chienowa/
知恵の輪名人。講演。テレビ出演。知恵の輪の奥深き世界をのぞける。

・さだきちの袂屑(たもとくず)
http://homepage2.nifty.com/shikake-ya/self/works/worktop.html
キャストパズルのデザイナーの個人サイト。

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2004年04月22日

帰ってきたアクセス向上委員会議 満員御礼に感謝報告第3弾

報告第3弾です。

今回、私は「先端技術に見るアクセス向上テクノロジーベスト」というプレゼンファイルを用意していました。パネルディスカッションのネタフリや、会議の配布用紙回収時間に、ざっとプレゼンしました。場の活性剤として考えていたので、半分冗談のものも混ざっています。説明は敢えてつけませんので参加されなかった方はご想像で補ってください。

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これで一応報告を終わるのですが、今回の会議のアイデアを発想させてくれた一冊の本があります。特に会議部のディスカッション内容はこの本にヒントを得ました。

思いつきをビジネスに変える「ノート術」―発想力を鍛えるアイデアマラソン
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これは以前、紹介させていただいた「企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法」著者でアイデアマラソンの創始者の樋口 健夫氏の近刊です。各章でさまざまな発想ノウハウが語られ、最後に問題が提示されます。シーンの説明と共に「新種の孫の手を考えてください」や「忘れ物を防ぐ方法を考えてください」といった具合に。とにかく、生活のあらゆるものを、自分の目的に応じたアイデアへ変換するパターンが大量に解説されています。

・企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000904.html

この会議では、

事前投稿「10年後のトップサイトのコンセプト」 130件
個人発想 アクセスアップのためのアイテム 130件
個人発想 アクセスアップのための3文字略語コンセプト 130件
グループ発想 20件

で合計400件以上のアイデアを参加者全員で創出しました。ある意味130人でアイデアマラソンを体験したことになるのではないかと思っています。

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ゲストの方々のお話を聴いていて、共通することは、皆さん、あらゆることを自分のサイトの改善やアクセス向上に結び付けて、発想するのが得意ということでした。結局、究極のアクセス向上技術とは、SEOやデザインやシステム開発力ではなく、アイデア、企画力、そしてその持続的な実行力なのだと、イベントを終えて思いました。

無敵会議シリーズは今年一杯は毎月開催予定です。毎回、アイデアマラソンが続きます。この本は、そのサブテキストとしておすすめさせていただきます。

それでは会議報告終了です。ありがとうございました。来月もよろしくお願いします。

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2004年04月21日

帰ってきたアクセス向上委員会議 満員御礼に感謝報告第2弾

さて、会議の部では、こんなインタラクションを行いました。

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事前申し込み時にWebからに投稿された「10年後のトップサイトのコンセプト」をまずレビューしました。

主宰の独断と偏見で面白かったものをピックアップして以下のパワーポイントにまとめてあります。

Download file

こうして頭がほぐれたところで会議開始です。

◆会議1 個人発想

全員に以下の紙が配布されました。ひとりひとり赤丸がついているアイテムが違います。
----------------------------------------------------------------

指示内容:指定されたアイテム(下記参照)を使ってホームページのアクセスをアップさせるための方策(技)をクリエイティブに考えてください。

アクセスアップのためのアイテム(赤丸がついているものがあなたのアイテム)
30秒 / 3回 / 3年前のメール / SF短編集 / UCLA出身 / あったかいの / あなたの名刺 / アルファベット / いい女 / いきなり最終回 / いっしょにいた人 / いつも心に「オムライス」 / イライラするぐらい下手 / うそつき / えびぞり / おもしろい髪型 / こめかみ / さかな屋 / さだまさし / さりげない奇跡 / サングリア / サンバのリズム / サンマ / シマ模様 / じゃんけん / スイッチ / スイッチ / ずいぶんコミカル / すし職人 / スタンフォード大学 / ストップウォッチ / スパムメール / タクシーの運転手 / つまようじ / ティッシュをおいてないラーメン屋 / デジタルハリウッド(ココ) / テレビ会議 / テロリスト / トイレ / パソコンのキーボード / パロディ / ひきこもり / ピラミッドパワー / ぶーぶークッション / プール / ふとん / ブラジャー / フロッピーディスク / ミラクル / もう一泊 / モッズコート / やたら無邪気 / よく分からない巨大なもの / ラップ / リムジンと理不尽 / ロールプレイングゲーム / 挨拶 / 悪い癖 / 握手 / 意外な展開 / 椅子 / 一個師団の軍隊 / 一世風靡 / 印鑑 / 引き出しの奥 / 隠れキャラ / 駅のホーム / 家紋 / 歌舞伎町 / 火星 / 会員登録 / 怪しい光線 / 韓国ドラマ / 期限切れ / 逆おれおれ / 逆回転 / 宮本武蔵きどり / 泣き言(愚痴) / 究極の選択 / 牛丼 / 巨大スピーカー / 巨大なロボット / 怯えあうふたり / 橋本大也と百式管理人 / 経済効果 / 結婚式 / 結婚式の二次会 / 言い訳 / 語録 / 交番 / 好みのカクテル / 合いの手 / 豪華客船 / 左右反転 / 左手 / 再生産 / 再放送 / 昨日の新聞 / 司会のアナウンサー / 子供の夢を壊す / 思い出の断片 / 紙くず同然の株券 / 自分の背中 / 失恋 / 社員研修旅行 / 車のタイヤ / 借りた3億円(1年後に返す) / 呪い / 十字架 / 初対面 / 女の子、大爆笑 / 女の涙 / 植草教授の手鏡 / 真昼の衝撃「かつカレー」 / 親子水入らず / 人気のないサイト / 刃物の持ち込みは禁止 / 世界の中心 / 制服の胸のボタン / 絶滅した部族 / 替え歌 / 大きなボタン / 大人の事情 / 滝修行 / 誰もいないはずのオフィス / 地球最後の日 / 朝5時 / 爪 / 鶴の恩返し / 締め切り / 投げやりな地図 / 謎のインド人 / 入社試験 / 入浴剤 / 脳波 / 派手なカップル / 半魚人 / 非公開 / 貧乏 / 変換した履歴 / 暴れん坊チャーハン / 夢オチ / 無駄遣いの総額 / 友達100人 / 立ち入り禁止 / 隣に座っている人 / 牢屋 / 話があわない上司 / 拉致監禁 / 猥談(Hな話)


130人分のアクセス向上技が開発されました。実はこれをすべてデジタル化して紹介しようと予定していたのですが...していたのですが...。達筆な方が多く極めて難しいので、幾つか面白かったものをご紹介します。

・呪い
1万回転送されると関係者全員に功徳が

・非公開
全国の会社のグループウェアのスケジューラにある非公開の中身を自動的に集めてキーワードランキングなど。みんな何を非公開にするのか興味あると思うので。

・再放送
スポーツ選手の試合が終わった後に実際に試合をした人の視点から見える映像を再放送する。

・地球最後の日
これを地球最後の日まで続けたらどうなるか数字を出す

・巨大ロボット
1クリックあたり1ミリずつ歩く巨大ロボットを作りみんなでクリックしまくり動かして楽しむ。

・ブラジャー
ブラジャー→薄いTシャツ→透ける→サイト名浮き出す→男が注視→アクセス

・ピラミッドパワー
#絵が面白いです。
ピラミッドパワーサイトをつくり、画面内のピラミッドの内部に他のサイトのスクリーンを表示して紹介する。紹介されたサイトはちょっとはアクセスがあがるかもしれない。

・植草教授の手鏡
この場所はヤバイぞランキング。ここなら大丈夫ランキング。みわけかたランキング。ヤバイ場所アラート。ミラーマンFlashコンテストとアニメ化。あの人も?。

・タクシーの運転手
タクシー運転手は客の話題から判断して最適なWebページをお薦めする。無事客がそのサイトを気に入ると成約。サイトから運転手にアフィリエイト収入。

・いつも心にオムライス
オムライスを食べるときにケチャップをチューとやると必ずURLがかかれるケチャップを開発する。または全国のオムライス屋さんと定型詩オムライスにケチャップでURLを書いてもらう。URLは1目で覚えられるもの。通称ちゃっぷURL。→***.chp

・スパムメール
SPAM懸賞サイト。全スパム業者がメール中にユニークなIDを入れておきゴージャスな賞品が当たる懸賞サイト。スパムをもらう方も送る方も幸せになれます。

・借りた3億円
3億円をみんなで株で投資に。投資銘柄はサイトへの参加者を投票で行う。1年後にポートフォリオを売却し売却金を参加者で山分けする。ただし利益の20%はサイトの収入になる。つまり1年後に5倍の15億円以上に株が値上がりしていればサイトは黒字。

----------------------------------------------------------------
◆会議2 個人発想

グループでそれぞれのアイデアを持ち寄ると、不思議なことに2004年に大ヒットするであろうアクセスアップのためのコンセプトが浮かんできました。SEO、DBM、CRM、MLM、SEMに続くそのコンセプトを三文字略語で表し、コンセプト図で説明してください。

□□□

説明:□□□は(       )

の略で、概念としては次の図のようになる。


ここでは、アクセス向上の技に対して3文字略語をつけてコンセプトを明確にしてもらいました。これも130件ありました。実用的なものから、ぶっとんだ発想まで。

----------------------------------------------------------------
◆会議3 グループ発想

グループ発想では会議2の内容をグループレベルで行います。

最終的には以下のような新しい発想が生まれました。

SEX Somebody Encounter X-men Webでどこかにいる指名手配された人を見つける
CFM Click For Myself クリックすること自体が気持ちいい。リズムでクリック。
RMM Roujin to Mago Marketing 子供から老人へ
TTT タイガース!タイガース!タイガース 弱者でも継続で勝利
NUG Nugu(脱ぐ) クリックで異性が脱ぐ
HWP ハートウォーミングプラン 全行動ログの共有とマイニング
NBM Neo Buzz Marketing ???
SEX サーチエンジン エモーショナル クロスフェード 検索エンジンの結果にクレームをつける)
KRM Kako wo Revival Marketing 初期Googleなど昔の版をだす?
STM Spare Time Management 1人の時間、みんなの時間、どっかとつながる?
NBO Now Blog Optimaization
RNM Realtime Neuron Marketing 脳とWebの接続
RRC リアルタイムソリューションコンテンツ
EOM Edge on Mass
UFO Ultra Focus Optimize サイトをコミュニケーションしながら少しずつみせるLAO Love Affair Optimaization

OOM オレオレサギマーケティング(橋本)
HKM 人質解放マーケティング(百式管理人)

優秀作にはニフティのココログ提供のトラックバック野郎Tシャツが贈呈されました。

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2004年04月20日

帰ってきたアクセス向上委員会議 満員御礼に感謝報告第1弾

130人以上もの方々にご参加いただきまして、ありがとうございました。

なんといきなり、デジハリ杉山校長にご挨拶いただいてしまいました。Webとマルチメディアの最先端の学校で、前の日曜日に民間初の大学院を設立されたばかりのホットな学長のご挨拶。おまけに、日記にも書いていただきました。
DSCF1506.JPG
http://www.dhw.co.jp/school/diary/top.html

「東京校セミナールームでは、なんと「帰ってきたアクセス向上委員会」というイベントが開催されていて、名だたるWEBマスターを中心に150人近くのプロたちが集まって、真剣に勉強会をしていた。素晴らしいことである。」

ハイ、素晴らしいことでした。

さて、報告ですが、

後で昼間にこのエントリに書きます(笑)

報告を書かれた方ぜひトラックバックをお願いします。


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で、追記しようと思いましたが...。トラックバックに大量の素晴らしいレポートが集まりましたのでご紹介させていただき報告に代えさせていただきます。

え?参加者のブロッガーが書いてくださるのを良いことに最近レポートをサボっていないかって?。いえいえ、これもアクセス・シェアリング・マネジメント(ASM)という高等な技術なんですよ!。

謎の表彰です。

【恐らく最速にして最適で賞】

・帰ってきたアクセス向上委員会 (たつをのChangelog)
http://nais.to/~yto/clog/2004-04-20.html#2004-04-20-1

【とりまとめが網羅的で賞】
・帰ってきたアクセス向上委員会参加者リスト
http://cgi.f28.aaacafe.ne.jp/~toku/pukiwiki/pukiwiki.php?%5B%5B%B5%A2%A4%C3%A4%C6%A4%AD%A4%BF%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%B8%FE%BE%E5%B0%D1%B0%F7%B2%F1%BB%B2%B2%C3%BC%D4%A5%EA%A5%B9%A5%C8%5D%5D

【ドキュメンタリっぽくて生々しいで賞】
帰ってきたアクセス向上委員会!生ログ1。ひたすらメモってきました
http://www.salesaid.jp/mt/archives/000331.html

【感動ドラマがありましたで賞】

・無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」レポート その1
http://www.enatural.org/archives/001101.html

【番外:相変わらずツイてるで賞】

・無敵会議(帰ってきた)アクセス向上委員会に行って来ました。
http://blog.zikokeihatu.com/archives/000226.html


なお今回の豪華ゲストは、以下の通りでした。貴重な体験と知恵に満ちたお話ありがとうございました。

・伊藤将雄さん
http://www.nikki.ne.jp/
就職活動の巨大掲示板、「みんなの就職日記」を運営。コミュニティを活性化
する秘訣、コミュニティをビジネスにする秘訣を聞き出した。

・たなかよしかずさん
http://gree.jp/
一ヶ月で一万人を集めた驚異的なソーシャルネットワーキングサイトを一人で構築、運営、管理。なんでそんなことができるの?を聞き出した。

・宮川達彦さん
http://blog.bulknews.net/mt/
いわずと知ればBulknews/Bulkfeedsの運営者。天才ハッカー。Livedoor執行役
員。技術面、アイデア面から人気サイト作成のコツを聞き出した。

・AllAboutほかプロデューサ 粟飯原理沙さん
http://www.adnec.com/blog/archives/aihara.html

・@コスメ 吉松徹郎さん
http://www.istyle.co.jp/

・株式会社エンジン タノミコム プロデューサー 内田研一
http://www.tanomi.com/

・カフェグロープ 矢野さん
http://www.cafeglobe.co.jp/

・ニフティ ココログ 伊藤さん
http://cocolog.nifty.com/

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2004年04月19日

再掲:成功するインターネットソフトウェアエージェント論

昨日に続いてアクセス向上委員会の話で恐縮ですが、私がこのコミュニティで書いた最も長い文章がこの「成功するインターネットソフトウェアエージェント論 〜 分類と分析、戦略と未来〜」でした。1999年4月の時点の様々なWebサービス、ソフトウェアを、擬人化したエージェントとして分類して、ネットワークの将来を考えた内容でした。

学校の授業をさぼっていた私にとっては、これが卒業論文みたいなものだったのかもしれないと思いました(笑)。これもまた拙い文章で気恥ずかしい限りですが、この文章については、内容の水準はともかくとして、Webサービスを擬人化して分類するという着眼点だけは悪くなかったと自己評価しています。これから5年、ビジネスや技術についてたくさんの先輩、先生方に教えていただき、少しですが私も成長しています。このスタイルで、近い将来、もう一度、最新情報をまとめてみたいものだと思っています。

全文はここからダウンロードしてください。

Download file

このブログには目次のみ表示します。なお、多くのURLは5年前のものですから大半はNotFoundです。

概要:
【タイトル】

● 成功するインターネットソフトウェアエージェント論
〜 分類と分析、戦略と未来〜

作者(Copyright): 橋本大也(アクセス向上委員会)
日時 : 1999年4月2日
バージョン : 1.0
オリジナル URL : http://www.access.or.jp/agent/index.html
連絡先 : hasimoto@sf.airnet.ne.jp
ICQ Number : 5907526

【このドキュメントの目的】

このメールはアクセス向上委員会メーリングリストへの投稿です。

ではなくて、

インターネット上にはさまざまなサービスを実現するエージェントが存在しています。そもそもWebブラウザやメールソフトがエージェントですし、コンピュータ自体がエージェントです。情報技術において、エージェントと言うのは非常にありふれたものなわけですね。これを今分析してみたいのは、インターネット上に単純なアクセスカウンタや掲示板CGI以上のインテリジェンスを持ったプログラムが増え始め、人気のエージェントが出現してきている現状、Webサイトやサービスの成功を考えるにあたって欠かせない重要な要素に成り始めたと考えるからです。

そもそも私は成功するWebサイトコンテンツもまたエージェント的要素をはっきりさせると良いものだろうと常々考えてきました。何のサイトか分からないサイトは失敗し、ユーザにとって何をしてくれるサイトか、をはっきりさせることが重要であると思うのです。

ユーザに知識を与えてくれるサイト、楽しませてくれるサイト、議論の場を提供してくれるサイト、計算してくれるサイト。単純にテキストや画像オンリーのサイトであっても、エージェント要素はあるし、その要素を明確に打ち出すことこそ成功の秘訣でもあると考えました。

このエージェント要素を高度化し、何らかのインテリジェントな振る舞いを持たせたものが以下で分類、分析、議論したいインテリジェント・ソフトウェア・エージェントです。既存のエージェントを分析することによって、今後どんなエージェントを作ったら成功するか、またはエージェントの活動によってインターネット利用がどのように変化していくかを考えるのは、Webサイト成功戦略を考える上で有益な議論になるのではないかと思います。

以上の目的を持ちまして以下の文章をすすめたいと思います。大変長文になりますが、みなさんのお考えを聞かせてください。

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【このドキュメントの構成】

長文である為目次を作成します。

・【タイトル】
|
・【このドキュメントの目的】
|
・【このドキュメントの構成】
|
・【インターネットエージェントの分類】
|
+■Trail Finder 成功した先人の検索経路をたどる
+■Expert Finder 欲しい情報を持っている専門家を探す
+■Friendship Manager オンライン友人関係を築き、そして維持する
+■Nodes Activator 情報ネットワークの接点を強化する
+■Collaborative Rating Server 協調型レイティングサービス
+■Relatives Finder 類似した情報をみつける
+■Auction Applicant&Auctioneer オークションの代理人となる
+■Push Information Agent 情報をユーザの手元まで届ける
+■Anonymous Proxy 匿名での情報交換を可能にする
+■Political Organizer 賛同者を集めてパワーを作り出す
+■Associated Link Maker 関連性を発見しハイパーリンクを結ぶ
+■Multiple Searcher 複数の検索システムへ問い合わせ、結果をまとめる
+■Knowledge Engine データを知恵に変換する
+■Geographical Information Mapper 雑多な情報を地図上に配置する
+■Real-time Monitor&Alert リアルタイムに状況を監視しユーザの注意を喚起する
+■Trail Finder 成功した先人の検索経路をたどる
+■Expert Finder 欲しい情報を持っている専門家を探す
+■Friendship Manager オンライン友人関係を築き、そして維持する
+■Nodes Activator 情報ネットワークの接点を強化する
+■Collaborative Rating Server 協調型レイティングサービス
+■Relatives Finder 類似した情報をみつける
+■Auction Applicant&Auctioneer オークションの代理人となる
+■Push Information Agent 情報をユーザの手元まで届ける
+■Anonymous Proxy 匿名での情報交換を可能にする
+■Political Organizer 賛同者を集めてパワーを作り出す
+■Associated Link Maker 関連性を発見しハイパーリンクを結ぶ
+■Multiple Searcher 複数の検索システムへ問い合わせ、結果をまとめる
+■Knowledge Engine データを知恵に変換する
+■Geographical Information Mapper 雑多な情報を地図上に配置する
+■Real-time Monitor&Alert リアルタイムに状況を監視しユーザの注意を喚起する
+■Language Translator 異なる言語を翻訳する
+■Conflicts Mediator 衝突を解決、回避する仲裁者
+■Document&Software Compiler 文書やソフトウェアを自動生成する
+■Instant Contact Manager リアルタイムコミュニケーションを支援する
+■Download Manager ダウンロードを管理する
+■Context Abstractor ユーザの置かれたコンテクストを抽出する
+■Virus&vaccine ウィルスとワクチン
+■Search Engine Submitter サーチエンジン一括登録
+■Brain Storm ブレインストーミングを支援する
+■Mail Magazine Publisher メールマガジン発行代行システム
+■Advertising Controller オンライン広告配信の管理とマーケティング情報抽出
+■Remote Sensor&Worker 遠隔操作で五感情報を取得する
+■MUD ChatterBot バーチャルコミュニティ内のノンプレイヤーキャラクタ
+■Proof reader&code Validator 文章の校正チェック、コードの正当性チェック
+■Accessibility Helper アクセッシビリティ支援エージェント
+■Price Agent 価格比較エージェント
+■WebSpider&UpdateChecker Webリソースのモニターエージェント
+■Super Agent Decision Maker 自律的意思決定を行う
|
・【インターネットエージェント周辺のテクノロジー】
|
+■Web Spiderに見る代表的なインターネットエージェント
+■分散処理するエージェント
+■WebサーバにプラグインするServlet型モバイルエージェント
+■エージェント言語、開発環境、フレームワーク
|
・【成功するインターネットエージェントとWebコンテンツに関する考察】
|
+■インターネットで愛されるGUIキャラクタエージェントを考える
+■ブラックボックスよりも半透明なボックスがしばらくは有効か
+■エージェント時代に純粋なコンテンツ指向のWebサイトの取るべき戦略
|
・【そしてどうなっていくのだろうか。勝手な未来予測】
+■インターネットは記憶の遺伝子を継承するミーム型エージェントのプールとなる
+■ゲーム理論からドラマ理論へ進化、高度化する戦略アルゴリズムへスポットライト
+■感情を持ち始めるエージェントと人間の生命観、社会経済システムへの影響
|
・【参考文献】
|
・【最後に:もしも全部読んでくださったら大感謝!】

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2004年04月18日

再掲:アクセス向上委員会通信1997-1999ログ

さて、20日開催の帰ってきたアクセス向上委員会議ですが、ご参加いただくみなさんは何が「帰ってきた」のか、ご存知でない方の方が多そうです。当日に説明するのも手間ですので、ここで一応補足させていただきます。

アクセス向上委員会は1996年〜2000年にかけて、学生だった私が主宰していたウェブマスタのコミュニティです。現在は活動していません。ホームページのアクセスをいかに増やすかをテーマに、1000人以上のウェブマスタが、メーリングリストで討論していました。

私は討論のネタを提供するために、定期的に「Clips」と題して、インターネットの最新動向やマーケティングTipsを毎日のように、そこに投稿していました。そのTipsは1997年からまぐまぐ(正確にはその前身のX-mail)を使って登録者に「アクセス向上委員会通信」として流し始めたところ、3万人の読者が集まりました。まだメールマガジンが日本に100誌もない時代でした。

その後、この活動は本になったり、新聞や、テレビ、ラジオなどで紹介されました。できたばかりのYAHOO!JAPANでもメガネマークで推奨サイトに選ばれました。学生が主宰していたにも関わらず、企業のウェブマスターにも多くご参加頂いて、活発でした。さまざまなドラマがありました。私はこのコミュニティを通じて、ネットビジネスの世界へ飛び込みました。

当時、私の活動を応援してくださった方々の名前を挙げたら、きりがありません。いつかそうした方々や、ネットのコミュニティに、自分も一人前になって、ご恩返しをしたいと思って、インターネットの活動や仕事をしてきました。まだまだ力が及ばずなのですが、アクセス向上委員会は、本当に私の人生にとって、大切なコミュニティでした。

が、2000年ごろ、ネットバブルも華やかな頃に、個人的にビジネスを開始してしまったことや、議論のネタが尽きたこと、同種の専門的コミュニティがいくつもできて役割を終えたと思ったことなどが理由で、勝手ながら、コミュニティとメールマガジンは自然消滅する形で休止させていただきました。

イントラネットを整理していたら、1997年〜1999年にかけてのアクセス向上委員会通信の一部がみつかりました。ビジネスやマーケティングをまるで知らない学生時代の私が背伸びをして書いた文章なので、面映いのですが、「帰ってきた」と題するイベントを主宰するに当たり、アーカイブを公開しておこうと思います。間違った知識と拙い文章力のオンパレードですが、当時としての私の最先端のつもりの情報でした。

Download file

アクセス向上委員会は正式には終了のアナウンスをできておりません。休止も私の身勝手での告知無しのことでしたので参加されていた方々には申し訳なく思っています。余裕が出来たら再開したいと、実は今でも思っていますが、経営者として未熟なせいか、実世界の余裕はなかなかできません。また、時代の移り変わりにより、単純な「アクセス向上」も、テーマとしては再考の余地ありです。

いつか、またネットの変革に関われるようなコミュニティ活動として再開できたらいいなあと思っています。20日のイベントは一瞬だけ、再開気分を味わさせていただきたいと思います。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (2)

2004年04月17日

情報モニタリング環境のツール

昨日の続き。特定の情報を長期間調べたいときには、情報モニタリング環境を構築すると便利である。私が普段使っているツールを覚書的に紹介。

・【書籍新刊】ブックスケジューラー
booksch01.jpg

デスクトップに新刊データをネットワークからダウンロードして、検索が可能なフリーウェア。キーワードにマッチした新刊があると、Outlookスケジューラーに登録したり、携帯にメールさせることができる。常時電源をオンにしたWindowsPCがある場合は、常駐させておくことで、書籍情報の強力な監視が可能になる。


・【書籍新刊】めるくるブックナビ
http://www.gimix-web.com/bknavi/

こちらは、常駐不要なWebの無料サービス。キーワードを登録しておくと、その単語を含む新刊の発売をメールでお知らせしてくれる。


・【2ちゃんねる】Live2ch
live2ch_s.gif

2ちゃんねるビューアのひとつ。リアルタイムモニタリング機能が強い。監視したい2ちゃんねるのスレッドを指定しておくと、書き込みがあった時にポップアップ表示される。


・【商品価格】カカクコム
http://kakaku.com/

購入予定の電化製品やPCの価格に変動があると、メールで教えてくれる機能がある。


・【IT業界動向】インターネットウォッチ iモード版
imodewatch01.JPG

インプレスのInternetWatchのimode版には、登録したキーワードにマッチするニュースが掲載されるとメールでお知らせしてくれる機能があり、愛用している。


・【テレビ番組】OnTVJapan
http://www.ontvjapan.com/

Webでキーワード指定したテレビ番組の放映をメールで通知してくれる。


・【ディスカバリーチャネル】ディスカバリーチャンネル
http://japan.discovery.com/

ディスカバリーチャンネルのサイトの個別番組評にはリマインダーメール機能がある。

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2004年04月16日

Blogサイトのモニタリング環境にパラボラミニとBulkfeeds

無敵会議シリーズの参加者動向をまとめていただいているページがある。

・(帰ってきた)アクセス向上委員会参加者一覧
http://tokuhirom.tdiary.net/?date=20040415#p04

このイベントを今年は毎月開催予定なのだけれど、いつも手間がかかるのが開催後にレポートしてくださった方のBlogサイト一覧を作ること。BlognavibulkfeedsfeedbackMyblogなどのBlog検索サイトで会議名や「無敵会議」、「Passion For the future」「Project-on.com」「橋本大也」「百式管理人」などのキーワードで何度も検索して漏れなく探すのが一苦労。

そこで、幾つかツールを試して、落ち着いたのがこのふたつの組み合わせによるBlogサイトのモニタリング環境。他のRSSリーダーよりも画面占有面積が小さく、使用メモリも少ないので動作が軽い。これでBlogウォッチが楽になった。

・パラボラミニ
http://www.kumalab.com/soft/000001.html
paraboramini01.JPG

RSSリーダー。常駐型で指定した時間間隔で自動的にRSSを取得し、一覧を表示する。常に画面トップにティッカーとして表示させることもできる。

・Bulkfeeds
http://bulkfeeds.net/
・無敵会議の検索結果
http://bulkfeeds.net/app/search2?q=%E7%84%A1%E6%95%B5%E4%BC%9A%E8%AD%B0&sort=date

Blogサイトの検索エンジンであるが、検索結果のRSSを取得することができる。「無敵会議」での検索結果を表示させ、そのページのRSSボタンのデータをパラボラミニへ登録すると、30分おきに「無敵会議」で検索した最新情報が表示されることになる。

・RSS
http://bulkfeeds.net/app/search2.rdf?q=%E7%84%A1%E6%95%B5%E4%BC%9A%E8%AD%B0

この組み合わせは自分のBlogサイトについて言及されているBlogをリアルタイムに把握しておきたいときに便利。

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2004年04月15日

コンピュータはどれほど賢いのか―知の可能性を広げるコンピュータ数学への招待

・コンピュータはどれほど賢いのか―知の可能性を広げるコンピュータ数学への招待
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根本的に書名と内容が一致していないという、問題はあるのだが、日曜プログラマとしては楽しめた部分も多くあり、書評。

まず書名の「コンピュータはどれほど賢いのか」というテーマについてはほとんど書かれていないので期待してはいけない。「知の可能性を広げるコンピュータ数学」の「知」や「コンピュータ数学」はあるといえばあるのだが、その言葉の持つ深さには至っていない。この書名は変えるべきで「できるかな?JavaScript 数学アルゴリズム編」あたりが適当。

この本は、主にJavaScriptを使って、たくさんの数学理論を実装する。アルゴリズムは図表を使って丁寧に解説されるのでわかりやすい。知りたかった理論の幾つかが明確になった。

例えば円周率πを計算するプログラムを作る。円周率の求め方はそもそもご存知だろうか?私は知らなかった。文系人間なら9割以上知らないのではないか。幾つか発見されている計算方法が紹介された後、JavaScriptで、そのうちのひとつ「ライプニッツの公式」を実装している。

ライプニッツの公式では、

π/4 = 1/1 - 1/3 + 1/5 - 1/7 + 1/9 .....

という計算方法で、計算を続ければ続けるほど値がπに正確に近づいていく。

この式は、


1 分子は1に固定されている
2 分母が2ずつ増えていく
3 足し算/引き算が交互に入れ替わる

であり、それをプログラムで書けば円周率計算プログラムができるというわけである。

この本を読みながら、最近、頭を使ったプログラミングをいかにやっていなかったことに気がつかされる。現代のプログラミングは、予め用意された関数やクラスを呼び出すやり方ばかりを学ぶことが中心である。開発環境の使い方のマスターといってもいいかもしれない。誰かが作ったものをゼロから作る=車輪の発明をしないということが、コンポーネント指向、オブジェクト指向、オープンソースという時代の潮流であるから、それを回避するのが賢いという風潮もあるような気がしている。

だけれども、車輪の発明も仕事でなければ考える楽しさがある。概念レベルのアルゴリズムをプログラムに翻訳するには、どうしたらいいか、自分で工夫を試す楽しさにこそ、プログラミング本来の面白さがあったはず。この本はそこを突いてくる。

8QUEEN問題や騎士巡回問題、素数の発見、カオス、フラクタルの計算など、実用性はともかく、アルゴリズム自体に面白さのあるサンプルが次々にでてくる。JavaScript自体の文法解説はほとんどないので、JavaScriptを既にある程度書ける人におすすめ。


ところで、最近、Lightweight languageという言葉がプログラマのコミュニティでは少し流行っている。Perl、PHP、Python、RubyなどWeb開発でもおなじみのスクリプト言語の総称。JavaScriptもこの範疇に入るだろう。複雑な文法を持つC言語やJava言語と違って、これらの言語は比較的とっつきやすい仕様で、初心者にもやさしい言語である。

Lightweight language magazine―ライトな言語でプログラミングを楽しもう!
lwm01.jpg

こんな本も出ていて楽しめた。

私は今、あるプログラミングコンテストの企画書を書いている。アルゴリズムを考える楽しさが参加者に共有されるようなルールを考える日々である。このコンテスト、実現できれば、夏頃には、表舞台にだせると思うので、ちょっとご期待ください。プログラミングの苦手な人でもアルゴリズムを考えることができれば参加できるようにしたい。

(えー。加藤さん、すいません。草稿の金曜提出、間に合ってません。え、言い訳をここに書くなよって?。)

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2004年04月14日

天才はなぜ生まれるのか

天才はなぜ生まれるのか
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■天才を生むもの

知的障害が天才の秘密であると言う、先日書評を書いた本と極めて似たテーマ。6人の著名な天才の人生について一章ずつ語られる。この6人には脳に何らかの異常が認められ、その結果、

トマス・エジソンは注意欠陥障害でいつもうわの空
アルバート・アインシュタインは読み書きと計算ができず
レオナルド・ダビンチも同様で
グラハム・ベルは他人の気持ちが理解できない
クリスチャン・アンデルセンは文法が理解できず、
ウォルト・ディズニーは多動症で落ち着きがない

という機能障害を抱えて生きていたという。だが、脳は、その欠陥をカバーするために他の能力が異常に発達した。注意が狭いことが逆に人並みはずれた集中力につながったという説。だから、天才たちを語る上で、「障害があったにも関わらず」という表現は正しくなくて、「障害があったからこそ」天才になったのだという仮説を著者は展開する。


障害というのは必ずしも能力が劣ることだけを意味するわけではない。機能が不全の箇所が生ずると、それを代償して機能の亢進も起こる。生涯を持ったゆえに、障害を持たない場合には、生じえなかった能力が開花することを、無視してはならないだろう。それは個性にほかならない。

弱さが強さの秘密という見方は勇気付けられる半面で、障害を持つ人のうち、天才になる人の数は圧倒的に少ない現実もあるだろう。多くは日常生活や社会参加が難しくて苦しんでいると思う。その事実が分かっただけでは、状況は変わらない。だが、仕組みがわかれば、いずれは障害を天才に変える魔法を、医学は作り出すかもしれないことに期待したい。

著者は、知的障害と天才の仮説を述べるだけでなく、同時に天才たちの本当の姿を、丁寧に資料にあたって調べ上げた。天才たちの伝記には事実を捻じ曲げた表記が多い。私たちが子どもの頃に聞かされた内容がいかに間違っているかがわかって、とても面白かった。

エジソンは研究の人ではなく、他人の成果の横取りも辞さない、かなり強引な戦術を使うビジネスマンであること。レオナルドダビンチは万能の天才と言われるが、実は読み書き計算もままならず、言葉にもなじめず村八分状態だったこと。ディズニーが多動症をごまかすために園内のゴミ拾いをしていたことが、清潔なディズニーランドにつながったことなど。なぜ彼らの伝記は、ねじまげられたのかの秘密。

読み終わって気になったのは、天才の彼らは幸せだったのだろうか?という疑問。真実の伝記を読む限りは総じて、他人に理解されず寂しい内面を抱えて生きていたように見える。

天才の遺伝子を発見することも重要だけれど、幸せを感じる遺伝子を発見することの方がもっと価値があることのような気がしてきた。幸福についての研究は大昔からあまり進んでいないと別の本で読んだ。肝心のことがわかっていないのだ。天才もお金持ちも、結局は幸福でなければ意味がない。

人類史上、誰が一番幸福だったのだろうか?

私たちはその疑問にはまだ答えられないが、恐らく能力や財産の量に正確に相関するわけではないように思える。少なくとも天才たちは孤独で悩み多い人生を送ったのだから。

人を幸福にする技術が次世代のテクノロジー進化の方向性になって欲しい、と思った。

そういう科学をなんと呼ぶだろう?○○の科学か。

そういえばあったなそういうの(笑)

オチがついたところでまた明日

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2004年04月13日

セミナーで出会った韓国ITベンチャー起業家たち

日韓学生アントレプレナーの会議が無事終わりました。

韓国と日本の精鋭学生起業家が集まって、お互いのビジネスを話し合う国際会議@早稲田大学国際会議場。

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私は情報通信部会の座長を仰せつかったのですが、この部会が最大人数の大所帯。4時間はあっという間に過ぎました。今回は事務局からの要望で英語でなく、お互いが母国語で話してくださいとのこと。逐次通訳者を介してのコミュニケーション。この方式はコミュニケーションに2倍以上の時間がかかる。でも、言いたいことを言えるし、分かりやすい。参加者も長丁場で大変でしたが、何よりも技術用語飛び交う内容で、4時間ふたつの言語を双方向に訳してしゃべり続けた通訳の女性に感謝。あなたが一番すごかった。

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フリーディスカッションで意見交換をしながら感じたのは、韓国メンバーは皆、

・IT技術では日本を既に追い越しているという前提意識
・日本はまだブロードバンドじゃないんでしょう?

と考えていそうだったこと。日本のITベンチャーとしては、ムムムと思うところもあるのだけれど、彼らの話を聞いていると本当にそうかもしれないと思い始める。韓国の学生生活へのネットの浸透ぶりは日本とは比較にならないようだ。海の向こうでは、空気のようにネットワークがあるのだなと思った。ハイ、生活への浸透度では白旗を掲げましょう。

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彼らがまだ学生が多かったのもあるけれど、ネットのビジネス利用という点ではまだ日本が進んでいる面もあるようだが、うかうかしていると追い抜かれそう。私たちも頑張らないといけないなと思った次第。競争と共創の関係になるといいです。

通訳がいない2次会以降は英語、韓国語、日本語のチャンポンで盛り上がりました。終電近くで帰宅。仲良くなった韓国のみなさんは写真をメールするからね、とのことで楽しみにしています。

参加者は多数でしたが、時間の関係上、あらかじめ選ばれた起業家たちが10分程度のプレゼンを順番に行いました。

■プレゼンした韓国の精鋭ベンチャーたち

・YETOO.com
http://www.yetoo.com/

映画やCD、演劇など文化芸術に対するオンライン投資サイト。作り手と予約購入者をオンラインで募集し、集まった予約資金でコンテンツを制作する。そのコンテンツが大ヒットすれば儲けを投資家に配分する。この分野は日本では失敗例もあったりするけれど、もう少し仕掛けが洗練されれば、十分ありえるビジネスモデルだと思う。元本割れリスクをどう扱うかが課題。

・Bram
http://www.callbaram.com/

マウスの左右のボタンを同時にクリックすることで、選択中の文字列を検索エンジンで検索するWindowsアプリケーション。RSSリーダー機能なども搭載している。将来はP2P機能も加えたいとのこと。「デュアルクリック」はいいアイデアだし便利。でも、どうやって収益化するかが課題と思う。Leeさんのプレゼンは話し方も文書の作りこみも一番上手。丁寧。

・NE Media
http://www.nemedia.co.kr/

携帯電話ゲーム制作。韓国の携帯電話上で、Brewベースで動くストリートファイター風のゲームを見せてもらった。私も日本のiアプリを見せてあげたら大喜びされた。ゲームも面白かったけど、社長のparkさんと、かなり意気投合。抜群の社交性とバイタリティを持つ彼なら成功するかも。

・Archispace
http://da2003.digital-architecture.or.kr/archispace/

感性認識を活用した感性パターンの色彩視覚化。簡単に言えば、音楽を色彩パターンに変換するソフトウェアの開発。特許技術を保有。人間の感性とメロディを脳科学などの成果をもとに音階と紐づけた、らしい。らしいというのは、来日したプレゼンターはデザイナーで、「理論はウチの先生がやられてます」とのこと。理論部にツッコミ多数。謎も多いが、商業空間での音楽(BGM)と同期する色彩照明は美しかった。

・L2IMALL
3D仮想空間でのショッピングを実現するためのミドルウェア。韓国の大きなECサイトでの採用が決まっているらしい。どうやら皆の話を聞く限り、マルチメディアや3Dに対する一般ユーザの抵抗感は韓国の方がずっと低い。日本ではちょっとビジネス的には難しそうに思うのだけれど、韓国ではいけるのかもしれません。サービス開始に期待しましょう。

■プレゼンした日本のベンチャー

日本側の起業家は、私がこの会社はスゴイと思った友人でもある3社の社長に、お声をかけさせていただきました。皆さんお忙しい中、参加いただいて本当に感謝です。日本側の社長は、学生が多かった韓国側と比べると年齢は少し上で、億単位のビジネスをされている点でも少し先をゆく方々です。

・コミュニティエンジン
http://www.ce-lab.net/ja/

頭の回転速度が異常に速くて圧倒される社長の中嶋さんは、カジュアルな感じで登場。簡潔ながら、分かりやすいプレゼンで、開発中のオンラインゲーム「Gumonji」の魅力のさわりを話されました。スクエア・エニックスから出資を受けて法人設立後、ひたすらの開発。現在水面下で着々と作っている彼らの新しいコンセプト作品が、近いうちに表舞台で踊るのは確実。注目。

・みんなの就職活動日記
http://www.nikki.ne.jp

日本最大級の新卒就職情報交換コミュニティ。新卒の人数は50万人程度と言われるが、ここには30万人以上の登録があると言う。先日、古巣の楽天に買収されたばかり。次に打つ一手のベータサービスや、データマイニングサービスの概要など、ここに書いていいのか分からないビジネスの裏側までお話いただきました。社長の伊藤さんは大学の後輩ですが、いつの間にか私は経営者として抜かれてました。今度は、私にそのビジネス手腕を教えてください。

・KBMJ
http://www.121r.com/

日本側3人のうちで最も経営者らしい経営者の社長の木村さん。若い学生が多かった今回の会議に本物のビジネスの話が注入されてムードが引き締まります。感性ナビゲーションシステムの説明は、言葉で説明すると難しそうだけど、木村さんはどうされるんだろうと思っていたら、杞憂でした。韓国側参加者をひとり指名しての実演ショウ形式で展開されて、極めて効果的なプレゼン内容。理論を言葉で説明しなくても、あれなら全員分かりました。さすがと思いました。


その後はアルコールも入っての2次会、3次会。団長熱い。

参加者のホテルの部屋にお邪魔しての交流会で「韓国ではアバターチャットが大流行なんでしょう?」と聞いたら「そんなのはもうやってるひといないけどね」あれれ?。「韓国でも検索はGoogleですか、やはり?」という質問には「Naverの方が有名、次がYAHOO!かなあ」とのこと。おお、違う。「(名詞など見ながら)韓国の方ってインスタントメッセンジャーはMSNが多いですね。YAHOO!メッセンジャーとかICQとかは使わないの?」「っていうか、それはなんだ?メッセンジャーはMSNだろう?」

本当に話してみないと分からないことってありますね。

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2004年04月12日

1分間ですべてが決まる!

・1分間ですべてが決まる!
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著者の吉田たかよし氏のプロフィールがひとつのコンテンツである。


日本で初めてNHKアナウンサー、医師、衆議院議員・公設第一秘書を歴任。灘中学、灘高校、東京大学卒業。東京大学大学院を修了し、NHKアナウンサーとして活躍。医師免許を取得後、元自由民主党幹事長・加藤紘一衆議院議員の公設第一秘書として科学技術政策の立案に挑む。現在東京大学大学院。医学博士課程に在籍中。医師の立場から日本健康教育振興協会・理事長として予防医学の普及活動に取り組む一方、自由民主党神奈川県連・常任顧問として連立与党、小泉政権を支えている。

無節操なまでに上昇指向の高学歴、高キャリア。財前教授も真っ青である。

秀才児がそのままスクスクと育つとこうなるのだろうか。いわゆるデキル人の代表選手。
次は国会議員を狙っているのは間違いなく、いずれはその夢も適って大臣程度にまで登りつめるような気はする。

この本は、著者が数々の難試験を合格し、社会で華々しく働く間に身につけた、1分間の勉強法を語る。例えば次のようなノウハウが紹介される。

1分間記憶法
1分間読書法
1分間報告法
1分間ブロック法
1分間自己アピール法
1分間スピーチ法
1分間決断法
1分間休憩法
1分間で人を見抜く法
1分間自己改造法

1 時間はないという前提を意識せよ
2 とにかく1分間で集中して○○をせよ
3 工夫はいくつかある

ということが大意に読める。

この人は基本的に頭の回転が異常に速いタイプであるから、集中できれば1分間で、いろいろなことが、とても高いレベルでできるのだろう。ただ集中の内容は記述が薄い。常人にはもう少しその集中力のプロセスを書いて欲しい部分もあった。

ただ、この著者のやり方は正統で正論なのだと感じるし、それで実際、うまくいくのだという、やってみせた人の正解として再認識できるのは良かった。

目の覚めるような工夫、アイデアがあるかというと、2つくらいはあった。だが、大半の記述は、かなり当たり前のことを言っている。もう少し圧縮して書いても良かった気がするが、わかりやすく、早く読める(電車片道50分で読めた)。こういう本を読みたい人は時間がないのだろうから、この書き方で正解かもしれない。

NHKアナウンサー時代の番組放送における秒単位での時間管理の話。多忙な議員にいかに1分間で報告を行うかの話。灘中の難しい試験でも実は勝負は1分間であったという話。など、著者ならではの貴重な実体験にもとづく記述は、興味深い。そこが一番面白く読めた。世の中には本当に忙しい人たちがいて、彼らがいかにタイムマネジメントに留意しているかが良く分かる。自分は忙しいと思っていたが、ここに出てくる登場人物と比較すると、私などぜんぜん忙しくない部類なのだと思った。

ひとつ私もやってみようとその気になったのは決断法。とにかく1分間で決断せよ。その代わり、なぜその意思決定をしたのか、メモを残し、後で評価して、次の判断に活かせというノウハウ。即断即決は難しいが、これならできるかもしれないと思った。

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2004年04月11日

(帰ってきた)アクセス向上委員会議

無敵会議シリーズ第4回の開催が決まりました。次は人気サイトの秘密を共有し共創する会議でです。

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(帰ってきた)アクセス向上委員会議

人気サイトの秘密をこっそり、ごっそり共有する会議です。

お金をかけず、発想や感性、個人の能力で、月間何十万、何百万、何千万ページビューの人気サイトを作ることは、どうしたらできるでしょうか?実際にそれを「やってみせた」作者をゲストスピーカーにお呼びしながら、皆で、未来の人気サイトの作り方を考えてみましょう。

会議ですから全員参加です。

まずは以下の質問「10年後のトップサイトのコンセプト」に必ずお答えください。これは当日、全員の投稿を印刷して共有します。100人集まれば100通りのトップサイトのコンセプトが集まります。
質問


2014年4月20日。

あなたは高層インテリジェントビルの最上階の、社長室で葉巻を吸いながら、自らの成し遂げたことを振り返っています。

それは長いようで短かった10年間でした。

まさか、片手間にはじめた個人Webサイトが、雲の上の存在だったYAHOO!や2ちゃんねるを抜く人気サイトになり、日本のトップサイトに成長するなんて、あなた自身が思ってもみなかったことでした。

思えば最初の発想が良かったのです。資本もブランドも不要の、あのアイデアがあなたの人生を変えたのです。

さて、質問です。あなたはどんなサイトを作ったのですか?。サイトの名前と内容を簡単に教えてください。

投稿内容はすべて印刷して参加者全員で共有します。どうですそれだけでも面白そうでしょう?。それだけじゃないんです。

主宰の一人の橋本のブログ「Passion For The Future」は月間10万ページビュー程度のサイトです。もうひとりの主宰の田口は月間50万ページビューの「百式」と13万人超のメールマガジンを一人で運営しています。少なくとも二人はこのレベルは語れます。

しかし、ゲストスピーカーはさらに強力です。

月間7500万ページビューのサイトを個人で始めた運営者や、先端技術を独力で実装して人気サービスを作ったエンジニア、日本のトップサイト運営の裏側を支える管理者も次々に登場する予定です。

■ 実施要綱

日時 2004年04月20日(火) 19:15-22:00(19:00受付開始)
場所 デジハリ東京本校 (地図)
千代田区神田駿河台2-3 DH2001 Bldg.
費用 3,000円(税込、当日現金払)
定員 限定70名(先着順)
持ち物 筆記用具
協賛 デジタルハリウッド株式会社
主催 橋本大也(Passion for the Future)
百式管理人(百式)

■ プログラム

 第一部 主催者、ゲスト入り乱れてのフリートーク

人気サイト作者が語る、表のワザ、裏のワザ
コンサルが明かす検索エンジン表示順位向上 SEO技術の秘密
先端技術に見るアクセス向上テクノロジー ベスト5
百式管理人が語る次世代トップサイトと外野のつっこみ
 第ニ部 会議

人気サイト構築術について参加者とともに会議します。
 第三部 名刺交換と交流会

名刺とそれ以外のあらゆるものを交換。
■ 投稿・お申込みはこちらから

会議への参加お申込み、投稿は下からどうぞ。

→ お申し込みはこちらから

■ お問合せ

このイベントに関するお問合せ、取材のお申込みは info@project-on.com までお願いいたします。

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