2004年11月29日

なぜ「少年」は犯罪に走ったのか

・なぜ「少年」は犯罪に走ったのか
syounen_b01.jpg

少年少女による事件が発生するたびに、関連語句を検索すると、いつも行き着いてしまうのがこのサイト。

・心理学 総合案内 こころの散歩道
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/

このサイトの著者が、最近の実際の事件をケース分析して、少年犯罪について一般向けに解説した本。

■「都会で少年犯罪が増え凶悪化している」は完全なデタラメ

ところで少年凶悪犯罪事件が最近、多いような気がしているが、実はそんな事実はないそうである。むしろ、実際はその逆でこの数十年で急激に減っているのだ。この数字はメディアの報道内容と違い、意外に感じる。

まず少年犯罪。警視庁がまとめた犯罪白書。昭和41年からの「交通関係業過を除く少年刑法犯の検挙人員および人口比(1000人あたりの比率)」は昭和41年が18万2000人、人口比9.0人で、ピークは昭和56年(1981)の25万人、人口比14.3人。最新の平成10年(1998)では18万4000人、人口比12.5人。横ばいで少しずつ減っている。

凶悪犯罪(殺人、強盗、レイプ)の検挙数は戦後すぐから昭和40年まではずっと300人前後。昭和50年に初めて100人を割り、その後は二桁が続き、今に至るまで3回しか100人を超えた年はないそうである。凶悪化は進んでいないどころか、減少している。

若者による殺人者率については10代の殺人者は30年前の6分の1にまで減っているという。これらの数字を総合して言えるのは、警察の取り締まり強化で検挙数は若干増えているものの、この数十年は若者の凶悪犯罪は目立った減少を安定して続けているという、感覚とは逆の結論である。

事実を歪める解釈がメディアによってなされている。たとえば少年犯罪が「前年に比べて急増」という報道は、実は前年が特別に少ない年だったのである。低年齢化も嘘であるそうだ。年長犯罪が大幅に減少したため、見かけ上、少年犯罪の割合が増えたように見えるだけだそうである。

凶悪少年犯罪は都会の問題と考えがちだが、実際は田舎の方が発生率が高い事実もある。メディアが作り出そうとしている「都会で少年犯罪が増え凶悪化している」はまったくの捏造だと分かる。

そして歴史を掘り起こしてみると残忍な少年凶悪犯罪は過去にも多数あって、現在がひどいわけではないことも分かる。それにも関わらず、最近少年凶悪犯罪が増えた、大問題だと考えるのは、ワイドショウ的にメディアが犯罪を頻繁に取り上げ娯楽化しているからであろう。

本当は問題ではないのに、ありもしない問題が作り出されてしまっているようだ。(もちろん、少年凶悪犯罪は少数でも問題であるし対策はせねばならないが)。少年法を改正して厳罰化する必要がないのではないかと著者はこの本に書いている。

■犯罪の動機の変化、逃げ場のない閉鎖的な人間関係が動機へ

全体としては減っているものの、犯罪の原因については変化があるようだ。

人間関係が希薄化して人の気持ちが分からない都会の子供が凶悪犯罪を起こす。一見正しそうな、この見方も間違っているようだ。実際には田舎の人間関係のように逃げ場のない閉鎖的な人間関係のもつれが、最近の凶悪犯罪の動機となっている。

たとえば大分の一家6人殺傷事件は、小さな町で起きた。家族づきあいのある家から、風呂場をのぞいたことを疑われた少年が、変態と呼ばれて行き場がなくなるなら、皆殺しにしてやるというのが動機であった。都会であれば引越せば知り合いのいない場所へ引っ越すことで解決できたかもしれないと結論されている。愛知体験殺人事件では親の過度な期待が少年を暴走させている。人間関係が希薄だからではなく、煮詰まりすぎたところで犯罪が発生しているのである。

ドラエモンに出てくるジャイアンを問題児扱いしない地域コミュニティが必要だと著者は述べている。ガキ大将のジャイアンは粗暴であるが、確かに学校の先生や両親からしばしば怒られている。怒られるが不良、問題児として見放されることは決してない。のび太やしずかの親もジャイアンと遊ぶなとは言わない。ジャイアンはドラエモンの設定では、将来、経営者として成功するのだそうだ。

こうしたガキ大将を中心とした「ギャンググループ」が現代では形成されなくなったことで、人間関係や社会性を自主的に学ぶ場が失われたのが問題ではないかと著者は問題提起している。ギャンググループ内で濃い人間関係やトラブルに慣れていれば、殴ることはあっても殺すことはないだろうというわけである。

また子供の「甘え」が悪いことと認識されていることも少年犯罪を起こす心理を作り出しているらしい。少子化に伴い、厳しすぎるしつけや過度な期待に対して、子供たちが逃げ場を失っている。真正面から受け止めてよい子を演じることが求められている。「よい子」でなければならないという圧力が高くなりすぎると無軌道に暴発する。どんなにダメで悪さをしても許される「安全基地」あってこそ、子供は将来に向けての自立の冒険ができるのではないかと著者は書いている。

■犯罪を娯楽消費するメディアと社会

少年犯罪を娯楽消費する社会では、犯罪者の少年を異世界の「モンスター」として扱いがちであるが、この本を読むとそれぞれに比較的明確な動機があることが分かる。欧米に多いサイコパスの凶悪連続犯罪とは違って、少数の弱者の犯罪である。羊たちの沈黙に登場するレクター博士のようなモンスターはそれほど多くない。

今後も少年犯罪が減れば減るほど、少数の事件が物珍しくなり、メディアに大きく取り上げられることが続きそうだ。犯罪の娯楽化は、ドラマや映画でも中心に犯罪があることからもうかがえる。娯楽は消費者があるから生産者がいる。犯罪を好奇心の受け皿として楽しんでしまう私たち現代人の心理が、”少年凶悪犯罪増加”の本当の犯人だと分かったのが面白い一冊であった。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (3) | TrackBack

2004年11月28日

「超」時間管理法2005

・「超」時間管理法2005
477620181X.09.MZZZZZZZ.jpg

10年間毎年ユーザの声が反映されて改善されてきたという「超」整理手帳本体とそのノウハウのガイドがついたムック。以前から気になっていた。作者は超整理法で有名な野口 悠紀雄氏。

6日間の中国旅行中に、ひとつ新しい情報ツールの使い勝手を試してみようと、出発直前から、この手帳の使用を開始。使ってみて、とても便利だと結論。しばらく日本でも使い続けることに決めた。

手帳の特徴は、

・「超」整理手帳2005
http://www.noguchi.co.jp/datebook/

のオフィシャルサイトが詳しいが、私が特に便利を感じたのは以下の3点。

1 A4・四つ折という絶妙なサイズ

ほかの手帳との最大の違いはサイズだと思う。妙に細長い。A4を四つ折りにしたサイズは、ビジネス標準のA4プリントを収納しやすい。この大きさはスーツの胸の内ポケットに入れると上端が飛び出しているので、サッと取り出しやすい。A4サイズが基本で作られた収納やバッグにもピッタリ入るのが気持ちがいい。

2 自由度と一覧性の高い差込み式、ジャバラ折りシート

techo_monthlyweekly.gif

超整理手帳はA4をジャバラ四つ折りにした紙を差し込んで使う手帳である。すべてのシートは差し込んでいるだけなので簡単に取り外すことができる。専用の四つ折のカレンダーは8週間が一覧可能である。メモも四つ折だと情報量が多い。また、必要のないページは簡単に取り外すことができるので、常に軽くてコンパクト。

3 インターネットと連携したオリジナル用紙

何よりPCやインターネットと相性が良い。実際、ユーザ層もPCユーザが多いそうだ。今回特に便利だったのが、オンラインの無料サービス「Paste-it」を利用してこの手帳用に3つ折レイアウトで印刷した旅程詳細を常に携帯できたこと。すぐに取り出せる上に、3日分の旅程を片手で一覧できたこと。

・「超」整理手帳2004 Paste-it
http://www.noguchi.co.jp/datebook/pasteit.php
テキストを貼り付けると四つ折レイアウトに整形してPDFに変換してくれる。PCの住所録や情報ファイルを印刷して携帯できる。

また、追加用紙はオリジナル及びユーザ投稿の考案品が数十種類も無償でダウンロードできるのも魅力。

というわけで、他の手帳にない特徴を備えている。名刺やカード、領収書やお札などを、なんでも気軽に挟み込んでおける「カンガルーホルダ」も横着物の私には便利だった。とりあえず何でも挟んでおけばなくならないのが嬉しい。

使い込んだら自分用の用紙を私も開発して公開してみたい。

ムックはこの手帳を使ってどうビジネスに活用するかのノウハウ満載で読み物としても面白かった。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月27日

「作業時間計測ツール」でコストを意識する

会議×会議の優勝アイデアは会議のコストを机の上に表示する「コストメーター」だった。作業効率を考えるときに、何にどのくらい時間(=コスト)がかかっているのかを計算するのは参考になる。

どうやって作業時間を計測するかなのだが、こんなツールを発見した。

作業時間計測ツール
http://www.bzwind.com/users/ntak/wtimer.html
jikankeisoku01.JPG

起動するとデスクトップの端に常駐し、普段は姿を隠している。カーソルを画面端に移動させると時間計測ツールのウィンドウが現れる。あらかじめ設定した作業項目のうち、今、取り掛かっているものをオンにすると計測が開始される。作業が一段落するたびに、呼び出す。

作業内容についてのメモを残せるので、次回のためのメモをこのツール上に残しても便利そうだ。月別や作業別の集計機能もよくできている。早速、使い始めることにしよう。

先日、マウスの操作ログを記録するmodometerを使って自分のデスクトップ操作を分析してみたところ、かなり有意義な情報が得られた。時間計測ツールではどんな分析ができるだろうか。

・580メートル 私の1日のマウス移動距離の平均
http://www.adnec.com/blog/archives/2004_11_10_095301.html

Passion For The Future: マウスの走行距離で旅行気分 modometer
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002184.html

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月26日

孔子

孔子
kousibook01.gif

中国滞在中、土日は企業訪問ができないので、北京発の夜行寝台列車に午後11時から8時間揺られて、山東省の曲阜(きょくふ)、泰山へ足を伸ばしました。曲阜は孔子の故郷、泰山は始皇帝に始まる歴代皇帝が神聖な秘密儀式を執り行った霊地として、共に有名な世界遺産ナす。

飛行機、列車で読んでいた本が井上靖最後の長編小説「孔子」。主人公は孔子ではなく、架空の愛弟子。孔子没後数十年が経過して、孔子の研究会が盛んな時期に、師の教えを弟子が回想する独白形式で小説は進んでいきます。この研究会の成果がやがて「論語」として出版されることになるわけです。執筆時、井上靖は80歳。主人公の弟子が語る孔子観や、孔子の言葉の解釈は、著者自身の解釈でもあるのでしょう。

さて、この本を読んでいたおかげで孔子の故郷訪問はとても充実しました。曲阜で最初に訪れたのは孔子研究院。孔子の教えや子孫の残した遺品、論語の名場面の銅像などがありました。

DVC00178.JPG

孔子の墓の前では第75代の子孫が絵を描いて観光客に売っていました。墓前で営業できるのは子孫だけの特権。ありがたく名刺をもらってその場では感動していたのですが、よく考えると75代子孫は何万もいるのではないかと考え込んでしまいました。孔子研究院の話では孔子の直系子孫は台湾に移っているはずですしね。(帰国後調べたら曲阜市65万人の人口の2割は孔子の子孫だそうです...じゃあ、墓前の絵描きの価値って如何程也?)。

DVC00185.JPG

そして、孔廟(孔子を祭る廟)、孔林(孔子一族歴代の住居)と続いて回りました。学問の神でもある孔子様の霊験で少しは私も頭がよくなったかもしれません。観光後は我々を騙そうといろいろ仕掛けてき現地ガイドに連れられみやげ物屋の2階でお茶。

DVC00179.JPG

中国では近代化で儒教精神は薄れても孔子は根強い人気があるのだそうです。歴史的にも孔子とその一族は特別な存在であって「紫禁城騎馬」が許されていたとガイドが話していました。紫禁城内でも馬を降りずに通ることができる皇帝以外の唯一の人物という意味だそうです。特別なのです。

このみやげ物屋には論語の言葉の掛け軸などがありました。ふと知っている言葉のある漢文掛け軸に目をやっていると中国人の店員が「ショウネンオイヤスクガクナリガタシ、ネ」と音読してくれました。やっぱり、日本人客にはこの言葉が人気なんですね。

でも、私が好きなのは少し似た部分もある「逝くものは斯くの如きか。昼夜をおかず」。孔子が川のほとりでつぶやいたといわれる有名な言葉。悠久の時の流れを詠んでいるのだ、達観の境地を説いたのだなどの解釈が複数あるようですが、この井上靖の小説では晩年、相次いで弟子に先立たれた孔子の死生観として論じられていました。この掛け軸があったら買ったのにな。

昼食ではセミの空揚げも頂きました。ええ、虫のセミです、蝉...。
(食感はエビ。独特の匂いがあります。)

DVC00189.JPG

そして泰山へ移動して翌朝は泰山登山へ。泰山鳴動し鼠一匹と言いますが、泰山は中国人にとって、それだけ偉大で特別な山。大半のメンバーは徒歩で7000段の階段にチャレンジする一方で、私はロープウェーという飛び道具を使ってしまいましたが、聖なる山を満喫しました。ここでは歴代皇帝が天地の神を祭る「封禅の儀」が執り行われていたそうです。そして、ここにも小さな孔子の廟がありました。「孔子」「封禅の儀」というと、つい諸星大二郎の「孔子暗黒伝」を思い浮かべてしまいました

DVC00204.JPG
DVC00198.JPG

登山後、ふもとにある岱廟(たいびょう)へ。岱廟は北京故宮の太和殿、曲阜孔廟の大成殿とあわせて中国の3大木造建築なのだそうです。私は一回の中国訪問で3つを制覇してしまえて幸運でした。そして済南へ出て特急でまた6時間で北京へ戻りました。旅程がタイトで夜まで食事ができず。クタクタになりながら、孔子の言葉「帰らんか、帰らんか」とつぶやきながら北京到着。

王府井(日本の銀座?)にて夕食。北京と違って、まだ地方では儒教や孔子の教えは中国で大きな力があるようだと感じました。中国に関心のある人に、この小説は論語そのものよりも、とっつきやすく、世界観を拡げるのに最適な一冊ですとおすすめ。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (2) | TrackBack

2004年11月25日

中国で発想した新ビジネス

帰国翌日が無敵会議でへろへろでしたが、中国、北京から無事帰国しました。中国のMITと呼ばれる清華大学で中日シンポジウムに参加したり、企業の研究所を訪問したりが目的でしたが、もちろん毎日の中華料理に舌鼓を打ったり、休日はさらに奥地へ足を伸ばしたりもしてきました。ホテルからブロードバンド接続ができたのですが、旅程がタイトで結局、現地更新はできませんでした。

DVC00218.JPG
天安門広場は50万人の集会ができる。警備厳しい。

DVC00147.JPG
故宮(紫禁城)。ラストエンペラーそのまま!

中国に行く前に私は旅行中、見聞きしたものをヒントに中国向けのベンチャービジネスを50個考えることを目標にしました。ですが、現地では想像以上に多忙で、結局、3つだけ絞って考えてみました。

1 中古市場の流通ビジネス

現地の日本企業の研究所の偉い方から面白い話を聞きました。中国の携帯は3億台と言われていますが、日本とは流通が異なります。日本では一度キャリアがメーカーから買い上げる形で販売されますが、中国ではメーカーが直接消費者に売っているのだそうです。最新の携帯電話は日本円で6万円くらい。物価の安い中国ですから、感覚的には数十万円に相当する金額です。もちろん、こんな高額の最新携帯が3億台も売れるわけはなく、最新式を買うのは都市部のトップエリートで高額所得者だけだそうです。しかし、携帯電話には中古市場が発達しており、トップが買い換えるとその端末は中古に流れていく。こうして一般庶民も多機能携帯を入手していくわけです。中国の人民解放軍の若い兵士たちも、観光地でカメラつき携帯でパシャパシャ写真を撮っていました。

北京市内では何度もオークションサイトeBayの広告をしているバスを目にしました。今回の旅行では都市と地方と両方を見ることができましたが、予備知識どおりの経済格差、貧富の差を感じました。この差を解消するのは中古市場であるかもしれません。都市部の少数エリートの高額商品の消費だけでは、内需拡大に限界があるでしょう。農村部の消費促進にも、中古市場の流通を促進するビジネスは意味がありそうです。

DVC00123.JPG

2 日本企業現地法人への転職仲介サイト

日本のゲーム開発企業コミュニティエンジン社の、北京支社の皆さんには現地で大変お世話になりました。ちょうど昨日の無敵会議では日本の社長の中嶋さんともゆっくり話せました。日本企業が現地で募集を出すと大変なことになるそうです。毎日、何百の履歴書が送られてくるそうですが、大半はハッタリで、履歴書に書いてある能力や資格が信用できないのが問題だとのこと。似た話は現地の研究所でも聞きました。

関係重視の中国では転職にも信頼できる人の紹介がないと、人材確保を安定して行うのは難しそうでした。ですから、直接の関係を持たない日本企業に、それを支援する転職情報サイトを展開するのは効果がありそうです。中国人のハッタリを見抜ける感性や現地での関係を持っている人、数人がいれば即開業できそうですね。もうあるのかな。

DVC00157.JPG
清華大学は中国の理系のトップ大学。北京大学を抜いて全国ランキング1位。4キロ×2キロの広大なキャンパス。

3 価格情報の交換コミュニティサイト(観光客向け)

中国では大きな店舗やデパート以外、値札がない店が多かったです。特に外国人観光客はふっかけられます。10倍程度のふっかけは当たり前にあります。250元のヒョウタンを値切っていったら2元になった人もいました。英語はまず通じませんから値切るのは結構、面倒でもあります。物の値段が不透明なのは、一時的に店が利益をあげることができても、全体としては観光消費を押さえ込んでしまっていることは間違いないのではないでしょうか。

2008年のオリンピックや2010年の万博ではものすごい数の観光客が中国を訪問することでしょう。彼らにこの店では何がいくらで買えたという情報を、交換させるコミュニティなどがあると、人気を呼びそうだと思いました。

DVC00126.JPG
さっぱり値段の分からない屋台。

DVC00131.JPG
料理がうますぎるわけです。そして安い。とにかく安い。料理はメニューに値段があるから安心です。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月24日

無敵会議第11回 会議×会議 満員御礼に感謝 報告

今回は最終回の一つ前ということで楽屋ネタを中心に構成してみました。過去の11回の会議をひとつずつ振り返り、簡単にレビューしてみました。過去の会議の名前、テーマ、参加人数は以下の通りでした。

12月 忘年会議 究極のWebサイト    120人
1月 超本格会議 究極の一冊    60人
2月 愉快議 面白さとは?     60人
3月 井戸端会議 インタラクション   30人
4月 帰ってきたアクセス向上委員会議 人気サイトの作り方  120人
5月 おしゃれ会議 インタフェース 60人
6月 ドットコム会議 究極のドットコム 120人
7月 起業会議 ベンチャー起業 120人
8月 RE:会議 メールの使い方 120人
9月 便利かい?議 便利とは? 70人
10月 検索会議 検索とは? 120人

そして、今回、

11月 会議×会議 究極の会議の秘訣 120人

ついに年間の参加者数が延べ1000人を突破しました。

主宰の二人は毎月、会議の企画と実行のマラソン状態で1年を過ごしました。

このマラソンも40キロ地点を回ろうとしているところで、過去のイベント運営からノウハウを抽出して、今日はお話してみました。それは、二人で、この会議イベントを作るための会議のノウハウでした。これは文字通り「会議のための会議」ですね。

ほとんどはMSNメッセンジャーでチャットを使っての打ち合わせでした。先日、メッセンジャーを使っていたら、ログが大きすぎるので別ファイルとして保存してくださいという旨の珍しい勧告メッセージが表示されました。

ログを調べたところ5月から10月の5ヶ月間で、7324行のチャットを行っていたことがわかりました。第一回からのログの総量を推測すると、恐らく1万5千回の会話をしたことになります。

ある程度、チャットで話がまとまると渋谷エクセルホテルの25Fレストランで朝7時から早朝会議をやっていました。早朝だと決定事項をビシバシ決めやすいからです。そして、最終調整もまたチャットで決定。3週間前にプランニングを開始して、1週間前に告知するペースでやってきました。

主宰が二人だからできたことは多かったなあと思いました。今日の会議では私の視点から見た会議のための会議から、キーワードを3つ抽出してプレゼンしてみました。それが以下のファイルです。

Download file

今日はその後、田口さんの視点での会議運営ノウハウがたっぷり語られました。両者の視点で何が肝要なのか、立体的に見せられたか、混乱させてしまったか、よく分からないのですが、無敵会議が来月で終了してからも、Mixi版無敵会議のような、発展イベントを企画されている方のお役に立てればなあと思いました。

・無敵会議にヒントを得たMixi版無敵会議
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/23/news032.html
余談:たまたまMixi版を企画したふぁるさんが出席されていて「橋本さん、真似したことで怒ってらっしゃいますよねえ?」と言われていたのですが、それはまるっきり勘違いで、こうした発展があったことは大喜びでした。ふぁるさんからそういえば頂いていた開催メールに返事を直接返さなかったのは田口さんが「既に返事しておきました」と聞いていたからです。無敵会議本体は来月で終了なので、Mixi版を2回、3回とぜひ続けてください!応援しています。いやあ、誤解って怖いですね。

ITmediaニュース:「mixi依存症なんです」――ソーシャルネットで人生が変わった26歳女性
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/31/news049.html

その後、最先端の会議ツールとしてeXtreme Meetingという開発プロジェクトの寺岡さんにプレゼンをお願いしました。議事録作成をベースにした会議支援アプリケーションです。過去に一度、このブログで紹介していますのでこちらを参照ください。200回の実際の会議で利用しながら、上手な会議運営を補佐する機能が満載でした。

・Passion For The Future: 未踏プロジェクト中間報告会@京都で気になったプロジェクトたち
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002468.html

以前の記事で私は「テンプレートを埋めるような会議なんてダメな会議ではないの?」と書いてしまったのですが、イベントの後、開発メンバーから「無敵会議こそテンプレートを使って発想を引き出す典型じゃないですか?」と指摘されていました。いやあ、その通りです。制約を課すことで発想は拡がるものなんだなと思いました。eXtreme Meetingはまだアプリケーションが公開されていませんが、ぜひともフリーソフトとしてダウンロード可能にしてほしいなと思っています。

そして全員参加の会議セッション。今日のお題は少し長いストーリー。


「まさか史上最短で一部上場を果たせるとは・・・」、六本木のハイテクタワー最上階にある社長室であなたはつぶやいた。
きっかけは今や伝説となった異業種交流イベントの無敵会議。その無敵会議であなたがふと口にしたアイデアから大ヒット商品を生み出せたのだ。
あなたが発案したのは「新発想会議机」。このおかげで「会議=時間の無駄」が「会議=誰もが先をあらそってアイデアを出し合う場」にすっかり様変わりした。この新発想会議机、いまでは上場企業において70%強の導入を達成し、そのおかげであなたの会社も2006年に設立2年で一部上場することができた。
さてあなたが発案した新発想会議机について以下のことを教えてください。

新発想会議机の概要:
会議特有の問題である(                  )を、従来までの普通の机に(                      )の機能を付け加え、会議に参加している人が(                              )できるようにすることによって解決した会議専用机。
その名も、(                                  )。

以下にその新発想会議机を具体的に図解してください:

最優秀作は「コストメーター」。会議の参加者の会議コストをタクシーメーターのように机上に表示するという装置でした。年収で時間級を計算すれば、これは簡単に実現できそうです。また、メーターが上がるたびに金額に応じた札束が下へ落ちる演出機能も考案されていて、コストを意識した効率的な会議ができそうでした。

ほかにも今回、たくさんの充実したアイデアが出ていました。他のブロッガーの報告記事からのトラックバックを待ちます。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (3) | TrackBack

2004年11月23日

QRコードのスタンプでホームページを宣伝 Stamkey

関西出張中、大阪の新しいショッピングモールに行ったら、シャチハタのショップのディスプレイに、妙なグッズを発見。ピンと来たので即効で購入。買う人が珍しいのか、店員さんも「これはなんだかお分かりになって買われてますか?私たちも使い方の説明が難しいのですが」と言う。ユニークなコンセプトなので無理もない。

・シャチハタのStamkey
http://www.shachihata.co.jp/qr/stamkey/
stamkey01.gif

スタンキーはQRコードのスタンプで、この印影をQRコード対応携帯電話機で読み取ると、シャチハタの用意する個人Webサイトへ誘導する。最初にアクセスしたオーナーは、簡易Web構築機能を使って自分の携帯サイトを作り、パスワードをかける。これで設定完了。あとはこのスタンプで、自分の携帯サイトを友人に教えることができる。


実物はこんな感じ。
stamkeytop_05.gif

このQRコードを読み取ると専用の携帯サイトへアクセスする。

イベントが続くと名刺が切れることがよくある。そうした時に今までは謝って恐縮してばかりだったのだが、これからはこのスタンプを代わりに使うのも楽しいかもしれない。名刺にQRコードを刷り込むという手もあるのだが、印刷費用がかかる。デザインの統一上、勝手に個人で作れない人も多いはず。スタンプにしておけば余白にポンと押すだけで自分のサイトを教えることができて便利。

Posted by daiya at 21:35 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月22日

携帯電話のビデオ3GP編集 ケータイムービーメーカー

携帯電話のビデオ3GP編集 ケータイムービーメーカー
B0006B0BI4.09.MZZZZZZZ.jpg

・ソースネクスト・ドットコム/製品情報/携快電話 ケータイムービーメーカー
http://www.sourcenext.com/products/keikai_mm/

FOMA、auなどで採用されている映像フォーマット3GPをサポートする携帯用ビデオ編集ソフト。1980円。ケータイで映像メモをよく撮影するようになったが、3GP形式は対応する編集ソフトが少ないため困っていた。

このソフトを使えばWebでダウンロードしたゲームのデモムービーだとかテレビ番組の録画ビデオを携帯で再生が可能になる。静止画を音声付スライドショーのビデオにすることもできる。私は好きなミュージッククリップビデオを携帯で持ち歩いたりしている。

P900ivのようなテレビ出力機能のある携帯電話なら、ビジネスプレゼンテーションを携帯ビデオに変換して持ち歩ける。テレビのある場所でならどこでもプレゼンが可能になる。
編集機能が充実しており、

【エフェクト】
残像、水中、拡大、炎、魚眼レンズなど28種類
【トランジション】
ブラインド、サークル、フェード、スパイラルなど23種類
【カット】
ムービーの不要な部分を削除できます。
【フレーム】
正月、祭り、クリスマス、海など28種類
【音声】
カンフー、和風、スポコン風など15種類
【効果音】
ファンファーレ、犬の鳴き声、拍手、キラキラなど38種類

といったエフェクトを加えたり、音声を入れ替えたり、フレームで飾ったりすることができる。また素材はビデオだけでなく静止画も使えて、スライドショームービーを作成することも可能。

・アップル - MPEG-4 - 3GPP
http://www.apple.com/jp/mpeg4/3gpp/
3GPはアップル社の規格。オフィシャルな技術概要。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月21日

FOMA携帯の活用を考える

こんな記事を書いた。

Passion For The Future: FOMA SH900iに乗り換える
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001998.html

携帯をSH900iに乗り換えて2ヶ月。FOMAのテレビ電話通話機能は一人では使えないので、直後に妻の携帯も新機種に変更してもらった。結局、ビデオ電話機能は会社で子供の様子をときどき写してもらう程度にしか使わなかった。

だが、デジカメ機能よりもビデオ機能を使うようになった。SH900iは前のレビューに書いたように、静止画撮影後の保存時間が10秒以上かかる弱点がある。シャッターチャンスを逃しやすい。だが、ビデオならば最高画質でだらだら撮影しておけば良いので簡単だ。

妻が乗り換えたのはビデオ機能の強力なP900ivである。

・P900iv
http://900i.nttdocomo.co.jp/main.html?jpage=pv001>p900iv_model01.JPG

テレビにケーブルで直接接続して録画ビデオやテレビ電話を表示することが可能。

p900iv_avout.JPG

SH900iが15fps(1秒間15コマ)なのに対してこちらは30fpsのビデオが撮影できる。30fpsは美しい。

そして、大容量のMiniSDメモリをこの2台用に2枚購入した。メーカーの仕様ではSH900ivは128メガのメモリカードまでしか使えないことになっている。だがネットで調べたところ、256メガでも使えるカードが存在することを知った。

・AD-MSDP256M MINI SDカード 256MB
B000222WMA.09.MZZZZZZZ.jpg

SH900iの最高画質のビデオは1分当たり約3メガバイト。80分以上のビデオと1000枚近い静止画を保存可能になる。これを使い始めてからは、毎日のようにビデオメモが習慣になった。気になったイベントや場所はどんどん録画しておく。撮影対象よりも雰囲気を撮る。動画と音声は記憶を呼び起こすのに、静止画の数倍の効果があると感じる。ビデオを見るとその時の情報が頭から引きずり出しやすいことが分かった。

さて、900iシリーズになって、便利に使えるiアプリがひとつ見つかった。

NEXT読売 : 携帯サービス : YOMIURI ON-LINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/keitai/nexty.htm
keitai_scl_nexty.gif

新聞記事と写真を一度に最新200本ダウンロードして読むiアプリ。毎日新聞もほぼ同じサービスを提供している。電車や地下鉄で携帯向け新聞サイトをチェックすることが多いのだが、記事ごとに閲覧しようとすると、接続が切れたり遅かったりして使い勝手が悪かった。これなら快適に読める。FOMAのパケット割引を組み合わせれば、比較的安価に利用できる。

・Mainichi INTERACTIVE 携帯News
http://www.mainichi.co.jp/info/keitai/11.html

この二つのベース技術はアクセスが開発したMX News Viewerである。

ACCESS [PRESS RELEASE]ACCESSと凸版印刷、NTTドコモFOMA900i対応のニュースビューワを共同開発
http://www.access.co.jp/press/040902.html

・ACCESS [PRESS RELEASE]ACCESSと凸版印刷毎日新聞社の新コンテンツ『毎日新聞PLUS』にニュースビューワ・アプリケーションを提供
http://www.access.co.jp/press/040622.html

そういえば、携帯にWebブラウザー機能を追加するiアプリも最近リリースされていた。先日のMixiブラウザ同様、専用ブラウザーという市場は結構大きいのかもしれない。

・パケット料金割引! jig(ジグ)アプリ
http://jig.jp/top.html

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月20日

情報を暗号化、隠蔽して保護するFolderLock

Folder Lock - Folder Lock Software Free Download
http://www.newsoftwares.net/folderlock/
snap_folderlock1.gif

指定したフォルダやファイルを暗号化し存在自体を隠すことで、パスワードを知らない人にはアクセスできなくするソフトウェア。

最近、Googleのデスクトップ検索ツールが、同じPCの他のユーザのディスク領域や秘密にしておきたい情報まで検索対象に入ってしまうことが問題にされていた。

ITmediaニュース:Googleのデスクトップ検索はプライバシーを脅かす?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/20/news019.html

「多くの人にとって気がかりなのは、このツールがオンラインバンキングや証券取引など、再び閲覧されないはずのWebページや、前のユーザーがそのコンピュータで送受信したWebメールをよみがえらせることができるという点だ。」

類似ソフト多数の中でこのソフトの特徴は、カーネルレベル、エクスプローラやリアルDOSモードレベルでの暗号化、保護ができるということ。外付ハードディスクやメモリースティック、CDR、USBメモリ上のファイルも保護にも対応している。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月19日

動作プロセスの正体を見破るSlightTaskManager

SlightTaskManager
http://uechoco.s14.xrea.com/download/stm.html
slighttask01.JPG

セキュリティソフトを導入しているにしても、おかしなプログラムが背後で動作していないかをチェックしたくなる今日この頃。Windows標準のタスクマネージャでプロセス一覧は確認できるが、詳細な情報はよくわからなかった。

このSlightTaskManagerは動作中のプロセスの、実行プログラムについて詳細な情報が得られる。起動中のプログラムの存在するフォルダを開いて確認することもできる。プロセスを終了させたり、優先度を変更することもできる。

slighttask02.JPG

ウィルス、ワーム、スパイウェアは専用のツールで大部分の発見が可能だが、それ以外のウィンドウを持たないプログラムは発見が面倒である。このツールで動作を重くしているプログラムをみつけて快適環境を維持することができそう。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月18日

無敵会議第11弾 会議×会議〜無敵の会議手法を探る〜へのお誘い

無敵の会議とは何かを探る

11回目の無敵会議のテーマは会議そのものです。

創造的で生産性の高い会議をする秘訣を考えます。

私たちは毎月「ビジネスマンと生活者を発想力で無敵化する」をコンセプトに無敵会議イベントを開催してきました。昨年度の忘年会として草の根的に始まった、このシリーズも、おかげさまで年間動員数は1000人を超え、有名な企業スポンサーや豪華ゲスト陣、メディアの皆様にご協力いただけるようになりました。過去の会議では合計数千件のユニークな発想が生まれてきました。

この会議での発想を活かして、本当にビジネスを立ち上げた人、考え方が変わりました!という人、就職が決まりましたという人。主宰者としてこの上ない喜びの内容を報告していただくメールも頂いています。

でも、始まりがあれば終わりがあります。無敵会議は12月の忘年会議で最終回にすると、私たちは最初から決めていました。常に新しいやり方へのチャレンジが、無敵会議のメッセージですから、私たちも成功したからといって同じやり方に固執していてはいけないと思ったのです。

最終回のひとつ前に、私たちが培った会議イベントのノウハウを皆さんにお伝えして、一緒に無敵の会議とは何かを考える機会を作ろうと考えました。過去の無敵会議から学んだノウハウを主なネタに、会議を支援するツールやインタラクションの設計術を考えます。
参加者の皆さんの、現場の会議の生産性を200%向上させることが今回の目標です。

会議ですから全員参加です。いつもどおり、参加にあたっては投稿をお願いします。でも、今までとは少し違います。過去の会議では私たちの質問に対する答えを投稿していただきました。今回に限っては、皆さんが主宰の二人に対して質問をしてください。

■実施要綱

日付 2004/11/24 (水) 19:40-22:00 (19:30開場)
場所 デジハリ東京本校(御茶ノ水校)(地図)
〒101-0062 千代田区神田駿河台2-3 DH2001 Bldg. tel:0120-386-810
費用 3,000円(税込、当日現金払)
定員 限定70名(先着順)
協賛 デジハリ

備考 全員参加の会議を行います。筆記用具を必ずお持ちください。

お申し込みはこちら:

http://www.muteki-kaigi.com/event/

■プログラム:

第1部 無敵会議のコツ ベスト10

過去の無敵会議を主宰のふたりが振り返ります。効果的な質問の投げ方、スムーズな会議の運営方法、場の雰囲気の形成術など学んだノウハウをお話します。

第2部 会議のノウハウとツール大集合

無敵会議から離れて一般の会議全般について話題を拡大します。会議を支援する先端技術や強力ノウハウについて主宰のふたりがパネルディスカッションします。

第3部 無敵の会議を発想する

個人とグループで世界初、世界最強の会議手法を発明してみましょう。


#今回は楽屋裏ネタ主体でのんびりいきます。
#過去の参加者の皆さんに特に参加していただきたい会です。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月17日

中国語ひとこと会話ハンドブック―旅行で使える!

中国語ひとこと会話ハンドブック―旅行で使える!
4569636993.09.MZZZZZZZ.jpg

中国関連書籍の書評が最近妙に続いてるなあと思われたかもしれませんが。

本日より23日まで中国IT企業視察に同行することになりました。23日まで北京に滞在しています。PCを持っていきますが滞在中の通信事情はよくわかりません。ブログは毎日更新を守りたいのであらかじめ書いた原稿を、妻に更新してもらおうと依頼しました。この期間はメールやコメントへの返信などが遅くなります(いや、いつも遅いですけど)のでご了承ください。

中国は初めてです。中国語もニイハオしか知りません。しかし、まじめに勉強する時間はありません。

本屋やネットを調べて、この本を一冊読んで、持ち歩くことに決めました。著者はNHK中国語会話を20年近く続けた有名な講師である模様。旅行者がよく使うフレーズをまとめたハンドブックではありますが、簡単な文法の解説があります。コンセプトは「手軽に&本格的に」。巻末には単語集もあります。

ちょっとは語学として勉強したい私のような突発的初心者には最適な構成に見えます。

早速、少しかじってみましたが、やはり、英語と同じで会話って発音ですね。CDには全フレーズの録音が収録されています。発音がカタカナと同時に発音記号でも記述されている点が参考になります。再見(さようなら)は「ヅァイ ヂィエン」と書かれると、一字ずつ発音しようとしてしまって、CDの模範例と違ってしまいますが、「Zaijian」だと発音しやすい。

漢字が共通しているからといっても、意味が違ったり、日本にはない漢字が多数あることを学びつつあります。英語と文法が似ているようです。え、当たり前ですか?。

ただ、この本もあまりIT用語はでてきません。必要に思ったので調べたらこんなサイトがありました。

・中国語パソコン辞典
http://www.qiuyue.com/jc.htm

メールは「電子郵件」だそうです。サーバ「服務器」だそうで、メールサーバは「郵件服務器」。メールアカウントは「郵件帳号」でメーリングリストは「郵件列表」です。面白いですね。

ソフトウェアは「軟件」でハードウェアは「硬件」。これはわかりやすい。メールソフトは「郵件軟件」。ワクチンソフトは「殺毒軟件」でちょっと怖そうですが、フリーソフトは「免費軟件」でありがたや。

ネットワークは「網絡」でホームページは「網頁」。ブラウザは「瀏覧器」でMSIEは「IE瀏覧器」。ネットスケープは「“導航者”瀏覧器」

パソコンは「電脳」なのでノートパソコンは「筆記本電脳」、PDAは「掌上電脳」。ではデスクトップは「卓上電脳」かと思ったら間違いで「台式機」。デスクトップのマイコンピュータは「我的電脳」。

携帯電話は「手機」で携帯でインターネットは「手機上網」。モバイルは「移動」でユビキタスは「無所不在」。

マウスは「鼠標」、クリックは「点撃」

OSは「操作系統」でウィンドウズ(商標)は“視窓” 、マック(商標)は「苹果機操作系統」。ヤフー(商標)が「雅虎」 はよくわかりませんね。

敢えてわかりやすい事例ばかり抽出しましたが、ここらへんは日本語の商品発送にも活用できそうな中国語だなと思いました。


と、いうわけで出かけてきます!

24日の無敵会議でお会いしましょう!

Posted by daiya at 23:59 | Comments (1) | TrackBack

2004年11月16日

デスクトップ操作を録画してFlashプレゼンムービーに変換するWink

Wink
http://www.debugmode.com/wink/
winkcap01.jpg

エクセレント!使わない理由が思い浮かばない。

WinkはWindowsのアプリケーション操作をキャプチャしFlashムービーに変換するフリーソフト。先日の無敵会議で取り上げた「劇場版 ディスプレイキャプチャー あれ」や「Click! レコーダー」と同種のアプリケーションだが、Flashで出力という点が、トレンドを押さえていて効果的である。

使い方は簡単で、最初にキャプチャ領域またはウィンドウを選択する。次にアプリケーションを操作しながらプレゼンしたい画面状態のときにPauseボタンを押す。例えば何かクリックしたり、オブジェクトを配置したり、メニューを選ぶところでPauseを押せばいい。キャプチャした前後の画面推移やカーソルの動きが記録され、操作説明に必要な部分だけが記録されたムービーが完成してしまう。

後から、前後へ進めるボタンや自動で次へ進む秒数、テキストによるフキダシ説明をつけるなどの編集も可能。デスクトップをただビデオ録画するだけの何倍もの威力がありそう。

早速先日のアプリケーションで実演してみる。

Passion For The Future: ネットワーク図を作成するフリーソフト Network Notepad
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002504.html

これの操作を説明するムービーを作成してみた。所要時間10分で以下のようなムービーが完成。

winkmovie02.JPG

デモ開始は上記画像をクリック。Nextで開始します。

使ってみようかなと思わせるソフトウェアのシズル感を演出するのに、このソフトは一役買ってくれそう。ソフトウェア作者におすすめの一本。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (4) | TrackBack

2004年11月15日

中国経済 超えられない八つの難題 「当代中国研究」論文選

中国経済 超えられない八つの難題 「当代中国研究」論文選
4794212623.09.MZZZZZZZ.jpg

著名中国経済学者が投稿する米国発行の学会誌「当代中国研究」から選りすぐりの投稿論文を集めた本。言論の自由が制限されているため、一度、海外の学会誌を経由しないと、本当のことが書けないという現状が冒頭で嘆かれている。

中国は毎年7%、8%のGDP成長率を達成していると発表されている。これが中国の経済成長への期待の核心にあることは間違いない。だが、いきなり、この本では高成長率はまやかしであるという意見が展開されている。7、8%というのは数字ではなくて高成長していなければならないという意味の「記号」に過ぎないと書かれている。

そもそもこの数字は高成長必須という国家政策の圧力のもとで、各地方が実態よりも大きい数字を報告して合算した結果なのだと指摘がある。特に製造業の数字は調査で検証しやすいが、サービス業の数字については虚偽報告がばれにくい。国家統計局もある程度水増しを見抜いて計算するものの、まだまだ水分の多い数字であるというのだ。

また、この国の成長率は確かに高いようだが、不完全な市場経済国家と他の先進諸国の成長率を並べて比べるべきではないという学者もいる。彼らによると中国の経済成長率7,8%は先進諸国の3%成長と同レベル。つまり、普通の経済成長が維持できる最低限のレベルと同じ水準でしかないという。

現在、2008年の上海オリンピック、2010年の万国博が国家的プロジェクトとして経済の牽引力となっているが、過去の大型イベントの後に経済が落ち込んだ開催都市が多い事実もあるそうで、2010年以降の中国経済は破綻の可能性さえ見え隠れするという学者もいた。
株式市場では企業の虚偽報告がまかり通っており、投資では特定利益集団が形成され、株価操作が日常的に行われている様が報告される。いわゆる仕手筋の存在なのだが、これなしには市場が存在し得ないくらい大きな役割を果たしている。一般投資家は仕手筋につながって踊ることでおこぼれをもらう。このようなカジノ市場では長期投資はほとんどなく、短期の投機ばかりになる。

投資バブルの一方で内需や雇用が逆に低迷していることはたくさんの学者が指摘している。世界の工場から世界の消費の中心へ変貌するというのが中国経済のバラ色の未来イメージなわけだが、このままでは消費は増えてはいかない。

都市部と農村部の経済格差がこの本でも強く指摘されている。統計上は平均すると高成長でも、その恩恵を受けているのは政策上優遇された都市部のエリートのみであって、農村部はいまだ前時代的な経済水準にある。人口の7割を占める農民だが広い国土に分散しており、教育水準の低さや組織力のなさにより、都市住民と比較して政治的な声を持たないのも原因だという。彼らの所得が上がらないため消費は伸びず、内需は一向に拡大しないわけである。

話を総合すると一部のエリート層が利益形成を活発に行っており、不動産市場と株式市場のバブルが全体を強烈に牽引している、いびつな全体構造が浮かんでくる。この状況は海外投資家にとって、コネ(関係)と情報を持っているなら短期で買いだし、長期では逃げろというのが正しい戦略といえるだろう。

中国は経済の外部にこそ正常な成長モデルへの転進の鍵がありそうだ。基本は政治と密接に結びついた統制経済であるから、部分的な市場経済部分だけを見て判断してはこの国は正しく見ることができない。この論文誌が海外でしか発行できない理由であるとか、貧困にあえぐ農村部の実態などに、どう中央政府が改革を行えるかが、長期的展望を決めていくことになる。

この本の内容は真実なのか、それも実は分からないのが悩ましい。一流の経済学者による論文であることは確かなようだし、中国内では政府発表を真っ向から否定する意見は出版されない。少なくとも中国の急成長は目に見える部分は本当だろうが、何十年に渡って急成長を続けるという国家の予測は根拠がないだろう。どちらにも真実と嘘がありそうだ。
両者の意見をバランスを取りながら、自分なりの中国経済観をつくるために、おすすめの一冊。

眠れる獅子は本当に起きたのだろうか?。

・Passion For The Future: 中国人の心理と行動
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002517.html

・Passion For The Future: 中国経済大予測
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002482.html

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack

2004年11月14日

中国人の心理と行動

・中国人の心理と行動
4140019085.09.MZZZZZZZ.jpg

日本人論、米国人論、英国人論などは数多いけれど中国人論はほとんど語られることがなかったとして、中国に詳しい比較社会学者が書いた本。戦後、欧米との比較に熱心だった日本では日本人論がたくさん研究されてきた。それに対して中国では、社会学や心理学が「ブルジョワ科学」とされ長い間停滞したため、中国人らしさとは何かが、あまり語られていないらしい。

この本では、中国人社会の心裡メカニズムの基本は「面子」「関係」「人情」にあるとして、それらの働きを考察する。この3つの言葉は中国語と日本語では意味が微妙に違っている。

中国社会とは、自尊心の強い自我中心型の個人が、相互の面子を大切にするために、高度な人間関係の調整技術を発達させていった社会であるようだ。

基本は4者関係にある。面識のないAさんがBさんに頼みごとをしたいとする。だが初対面の人にいきなり依頼しては「面子」が失われるので、お互いが中間人と呼ばれる代理人Cさん、Dさんを立てる。中間人の二人は、互いの依頼者の面子をつぶさないように、「人情」も潤滑油に使いながら、「関係」を作る。

どの国でもこのような関係調整は存在しているのだろうが、中国では特にこの調整が社会の隅々までをに影響を及ぼしていることがうかがえる。それは日本人の感覚からすると公私混同の社会でもあるようだ。中国の官僚組織では縁故採用やバックマージンが横行しているという。

「将来、あなたが要職に就いており、能力はないが昔からの友人があなたのところに来て職を求めてきた場合に、職を与えるべきでしょうか」というアンケートを実施したところ、与えると答えた日本人は6割に対して、中国人では8割。国有企業労働者のアンケートにおいても、企業内で昇進し成功する条件として、44%の労働者が「関係」を挙げている。これは13%「能力」を上回っている(幹部の意識調査では「能力」が1位になる)。

また、頼みごとをしたいときの贈り物「送礼」は、個人同士だけでなく、ビジネスマンと役人の間でも成立しているらしい。日本のお中元と違うのは、特定の頼みごとがあるときに一方向で贈られること。日本ではほとんど賄賂であろう。

もちろん、若い世代では意識はだいぶ変わってきているらしい。だが、根本的にはバックマージンや縁故採用が、法的にも道徳的にも、悪ではない社会だったからそうなっているということでもあるらしい。日本人が比較して批判するのは意味がなさそうだ。

面白いのは対人距離を3つのタイプで厳密に分けているという心裡の話。外国人が、中国社会に上手に入っていくには、誰の紹介ではいるかが大切だということでもある。

中国人は他者を「自己人」=身内、「熟人」=知っている人、「外人」=知らない人の3タイプに分類しているという中国人の研究が紹介される。それぞれのタイプは順に「欲求原則」「人情原則」「公平原則」が支配しているという。

自己人は家族同然であり、計算度外視で、持っている資源を与えるが、相手にも同じ行為を求める。外人は公平に扱われるがほとんど無視される。中間の熟人は相手が自分の求める資源を持っているかどうかで価値が決まる。

熟人同士の間では「人情」が潤滑油として使われる。「人情を作る」「人情を送る」という日本にはない語法が面白い。贈り物をすること、便宜を図ることの意味である。こうしたやり取りの中で親疎を調整していく。3つのタイプの間の仕切りは厳密で、どのタイプであるかによってまったく扱いが違ってしまうということ。

ここに描かれる中国人気質、一見、ドライでワガママに見えるのだけれど、人間関係を重視しているのは彼らの方なのだなという気がした。

この本で紹介される精神分析に詳しい人のコメントによると、

「日本人の場合、相手の期待に沿えないでノイローゼになるケースが多いが、中国人の場合は逆に、相手が自分を理解してくれないと思ってノイローゼになるケースが多い」

そうである。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (2) | TrackBack

2004年11月13日

ブログ内の数字をグラフ化する無料ツールBlogMeter

・集計ブログ簡単作成 − BLOG Meter −
http://blogmeter.jp/

ブログ周辺ツールもいろいろあるけれど国内発のユニークなものを発見。BLOG Meterは自分のブログ記事内の数字を、ロボットが毎日、自動的に収集してグラフ化してくれる無料サービス。

blogmeter01.JPG

例えば今日は何キロあるいただとか何回腕立てをしたとかブログに毎日書いておくと、その推移グラフが自動で描かれる。営業マンだったら訪問数や受注数をブログに書いておけば営業成績グラフができる。食べたもののカロリー数を書いておけば週や月単位のカロリー計算ができるだろうし、こどもの身長や体重を記録しておけば成長記録になる。

ロボットに数字を拾わせるには指定された形式で文章を記述しておく必要がある。例えばジョギングであれば

ジョギング距離【5】km

カロリーであれば、

カロリー【3200】kcal

といった具合。予め20パターン程度の形式が用意されているが、設定でその他を選べば自分で記述形式は選べるようだ。グラフはJavaScriptを使って自分のブログに貼り付けることもできる。

ブログは日記であると同時にメモであり、パーソナルな知識ベースであるから、そこに書いた数字を拾い上げて可視化するというのは便利そうである。愛用しているメモツールのChangelogにもグラフ作成機能はないが数値記録のオプションがある。

・私の ChangeLog メモ活用法 家計簿への応用
http://nais.to/~yto/doc/zb/0016.html#kakeibo

Posted by daiya at 23:59 | Comments (1) | TrackBack

2004年11月12日

ネットワーク図を作成するフリーソフト Network Notepad

・Network Notepad Homepage
http://www.networknotepad.com/
netnotepad00.png

とても便利。

PCやサーバ、ルータなどの関係をネットワーク図として簡単に作成できる。


まずライブラリから必要なアイコンを選んで配置し、配線リンクで結ぶ。配線の帯域の広さを選ぶとビジュアル的にも太い線で結ばれる。

netonotepad01.png

nplinkstyles.png

特に便利なのがオブジェクトプロパティ機能。各サーバやルータのアイコンに、IPアドレスなどの設定を保存することができる。

npfloater.png

PowerPointなどの一般プレゼンツールでは、ネットワーク図は書けても、こうした情報を管理するのは難しい。IPアドレスの一覧をテーブルとして一覧、管理できる。ネットワーク構成が変更になってもテーブル側で修正できる。

netnotepad03.png

hostsファイルからの設定読み込み機能やネットワークダイアグラム作成機能などもある。アイコンライブラリには任意の画像ファイルを追加できるので、ビジュアルにこだわった営業用プレゼンファイルもこれで作成できる。

npvpn.gif

ネットワーク管理資料や提案作成に大変使えるツールである。

なお、デフォルトでは文字化けしてしまうが、フォント設定を変更すれば日本語も使うことができる。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (13) | TrackBack

2004年11月11日

脳と心に効く薬を創る

脳と心に効く薬を創る
400006598X.09.MZZZZZZZ.jpg

高齢化に伴い製薬分野は注目だと思っているので、その最先端はどんな状況なのかを知りたくて読んでみた入門書。著者は脳や心に作用する薬を研究する神経生理薬理学者。うつ病、注意欠陥多動性障害、統合失調症、痴呆、不眠症など現代人の脳と心の病の特効薬の研究成果が一般向けに易しく解説される。

多くの薬剤開発は実験用マウスを使ってテストされる。残酷であるが実験ではマウスの特定の遺伝子や脳の特定部分を意図的に壊すことで、病気と同じ症状を作り出す。これをノックアウトマウスと呼び、この症状を治すような薬を作る。

興味深かったのはノシセプチン受容体と呼ばれる脳内物質をノックアウトしたマウスは、学習や記憶力がよくなっていたという話。通常、何かをノックアウトすれば異常、不具合が観察されるはずなのに、この受容体に限っては逆にマウスの頭がよくなってしまった。それはノシセプチン受容体が痛みを感じることと、忘れることに関係する物質だったからだと判明する。

ノシセプチン受容体がないと骨が折れていようが、疲れていようがランナーズハイで走り続けられるし、あらゆることを覚えていられるらしい。だが、それでは体が持たないし、昔のことをくよくよと思い出していたら、新しいことへの意欲がわかなくなる。脳はノシセプチン受容体とその作動物質を使って、心身のバランスを調整しているのだそうだ。だから、頭が良くなるクスリは、作れそうだが飲みすぎてはいけないということになりそうだ。

この本を読むと、うつ病や統合失調症、アルツハイマーなど様々な現代の病気に特効薬がもうすぐ現れそうで未来は明るそうに思える。しかし、同時に人間の精神状態や考え方にまで強い影響を与える薬剤が可能になりそうだという怖い未来もある。誰かを毒殺するのではなく、うつ病に追い込んで自殺させる薬だとか、都合の悪いことを忘れさせる薬などが今でも可能なように思えた。

個人的には好物のコカコーラとチョコレートは食べると幸せになるクスリだという話も面白かった。人は褒められたときアナンダミドという脳内物質が分泌されて幸せになるそうだが、チョコレートにもアナンダミドが含まれているという。仕事中に疲れたとき、会社に導入したオフィスグリコに100円入れてチョコレートを食べると元気になるのは、そういう裏づけがあったのかと驚いた。

officeglico01.gif

コカコーラは、昔は本当にコカの葉を使い製造し、コカインが含まれていたそうだが依存性が問題になって廃止。今日のコカコーラには代わりにカフェインが含まれている。カフェインにも軽い依存性と興奮性があるそうで、コーラがやたらと飲みたくなる日がある理由が分かった気がした。

最近、こんな本も笑いながら読んだ。

Amazon.co.jp: 本: ビジネスマンのためのドーピング・ガイド
4844320041.09.MZZZZZZZ.jpg


いますぐ「仕事力」をアップしたい──。そう感じたら、まず食べ物や薬・サプリメントを活用すべきだ。簡単に自分の能力をアップできるだけでなく、上司を味方につけたり、部下にやる気を出させたり、顧客を口説き落としたりすることにも絶大な効果をもたらしてくれる。これが、ビジネスの新しい常識、「ビジネス・ドーピング」である。 具体的ノウハウについては、伝説のテレビ番組『カルトQ』で優勝した経験を持つ“カリスマ薬剤師”が、その知識をもとに49のシーンを想定して紹介(すべて合法、副作用なし)。

ということで、

 重要な決断には「イチョウ葉エキス」
 仕事のペースを上げる「牛レバー」
 パソコン仕事には「カレー」
 パソコンに疲れたら「ブルーベリージュース」
 資料を読む前に「石菖蒲(せきしょうぶ)」
 ブレストのときには「2時間前に食事」
 眠気に襲われたら「陀羅尼助(だらにすけ)」
 力仕事をするなら「和三盆と葛根湯」
 残業に効くゼリー飲料は「ウイダーinゼリー」
 仕事の追い込みには「マグロ刺身定食」
 徹夜仕事には「ミックスナッツ」
 朝イチ会議の前夜には「納豆+カラシ・ネギ」
 やる気が出ないときには「タケノコご飯(鶏肉抜き)」
 寝起きの頭に「ホットココア」
 朝の目覚めに強くなる「青汁」
 過労に効くビタミン剤は「アリナミンEX」
 たまの休みには「沖縄でソーキ」

などという処方が並べられている。即効性を重視しているらしいのだが、本当だろうか。楽しい本ではあった。

Posted by daiya at 23:59 | Comments (0) | TrackBack