2004年11月24日

無敵会議第11回 会議×会議 満員御礼に感謝 報告このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加


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今回は最終回の一つ前ということで楽屋ネタを中心に構成してみました。過去の11回の会議をひとつずつ振り返り、簡単にレビューしてみました。過去の会議の名前、テーマ、参加人数は以下の通りでした。

12月 忘年会議 究極のWebサイト    120人
1月 超本格会議 究極の一冊    60人
2月 愉快議 面白さとは?     60人
3月 井戸端会議 インタラクション   30人
4月 帰ってきたアクセス向上委員会議 人気サイトの作り方  120人
5月 おしゃれ会議 インタフェース 60人
6月 ドットコム会議 究極のドットコム 120人
7月 起業会議 ベンチャー起業 120人
8月 RE:会議 メールの使い方 120人
9月 便利かい?議 便利とは? 70人
10月 検索会議 検索とは? 120人

そして、今回、

11月 会議×会議 究極の会議の秘訣 120人

ついに年間の参加者数が延べ1000人を突破しました。

主宰の二人は毎月、会議の企画と実行のマラソン状態で1年を過ごしました。

このマラソンも40キロ地点を回ろうとしているところで、過去のイベント運営からノウハウを抽出して、今日はお話してみました。それは、二人で、この会議イベントを作るための会議のノウハウでした。これは文字通り「会議のための会議」ですね。

ほとんどはMSNメッセンジャーでチャットを使っての打ち合わせでした。先日、メッセンジャーを使っていたら、ログが大きすぎるので別ファイルとして保存してくださいという旨の珍しい勧告メッセージが表示されました。

ログを調べたところ5月から10月の5ヶ月間で、7324行のチャットを行っていたことがわかりました。第一回からのログの総量を推測すると、恐らく1万5千回の会話をしたことになります。

ある程度、チャットで話がまとまると渋谷エクセルホテルの25Fレストランで朝7時から早朝会議をやっていました。早朝だと決定事項をビシバシ決めやすいからです。そして、最終調整もまたチャットで決定。3週間前にプランニングを開始して、1週間前に告知するペースでやってきました。

主宰が二人だからできたことは多かったなあと思いました。今日の会議では私の視点から見た会議のための会議から、キーワードを3つ抽出してプレゼンしてみました。それが以下のファイルです。

Download file

今日はその後、田口さんの視点での会議運営ノウハウがたっぷり語られました。両者の視点で何が肝要なのか、立体的に見せられたか、混乱させてしまったか、よく分からないのですが、無敵会議が来月で終了してからも、Mixi版無敵会議のような、発展イベントを企画されている方のお役に立てればなあと思いました。

・無敵会議にヒントを得たMixi版無敵会議
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/23/news032.html
余談:たまたまMixi版を企画したふぁるさんが出席されていて「橋本さん、真似したことで怒ってらっしゃいますよねえ?」と言われていたのですが、それはまるっきり勘違いで、こうした発展があったことは大喜びでした。ふぁるさんからそういえば頂いていた開催メールに返事を直接返さなかったのは田口さんが「既に返事しておきました」と聞いていたからです。無敵会議本体は来月で終了なので、Mixi版を2回、3回とぜひ続けてください!応援しています。いやあ、誤解って怖いですね。

ITmediaニュース:「mixi依存症なんです」――ソーシャルネットで人生が変わった26歳女性
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/31/news049.html

その後、最先端の会議ツールとしてeXtreme Meetingという開発プロジェクトの寺岡さんにプレゼンをお願いしました。議事録作成をベースにした会議支援アプリケーションです。過去に一度、このブログで紹介していますのでこちらを参照ください。200回の実際の会議で利用しながら、上手な会議運営を補佐する機能が満載でした。

・Passion For The Future: 未踏プロジェクト中間報告会@京都で気になったプロジェクトたち
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002468.html

以前の記事で私は「テンプレートを埋めるような会議なんてダメな会議ではないの?」と書いてしまったのですが、イベントの後、開発メンバーから「無敵会議こそテンプレートを使って発想を引き出す典型じゃないですか?」と指摘されていました。いやあ、その通りです。制約を課すことで発想は拡がるものなんだなと思いました。eXtreme Meetingはまだアプリケーションが公開されていませんが、ぜひともフリーソフトとしてダウンロード可能にしてほしいなと思っています。

そして全員参加の会議セッション。今日のお題は少し長いストーリー。


「まさか史上最短で一部上場を果たせるとは・・・」、六本木のハイテクタワー最上階にある社長室であなたはつぶやいた。
きっかけは今や伝説となった異業種交流イベントの無敵会議。その無敵会議であなたがふと口にしたアイデアから大ヒット商品を生み出せたのだ。
あなたが発案したのは「新発想会議机」。このおかげで「会議=時間の無駄」が「会議=誰もが先をあらそってアイデアを出し合う場」にすっかり様変わりした。この新発想会議机、いまでは上場企業において70%強の導入を達成し、そのおかげであなたの会社も2006年に設立2年で一部上場することができた。
さてあなたが発案した新発想会議机について以下のことを教えてください。

新発想会議机の概要:
会議特有の問題である(                  )を、従来までの普通の机に(                      )の機能を付け加え、会議に参加している人が(                              )できるようにすることによって解決した会議専用机。
その名も、(                                  )。

以下にその新発想会議机を具体的に図解してください:

最優秀作は「コストメーター」。会議の参加者の会議コストをタクシーメーターのように机上に表示するという装置でした。年収で時間級を計算すれば、これは簡単に実現できそうです。また、メーターが上がるたびに金額に応じた札束が下へ落ちる演出機能も考案されていて、コストを意識した効率的な会議ができそうでした。

ほかにも今回、たくさんの充実したアイデアが出ていました。他のブロッガーの報告記事からのトラックバックを待ちます。


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Posted by daiya at 2004年11月24日 23:59 | TrackBack このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
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Comments

橋本さん,昨日はお疲れ様でした。早速議事録がアップされていたので拝見させていただきました。昨日はゆっくりアップするということをおっしゃっていたように思いましたので,もしやXMを使って作成していたのでは?と思いました。
こんな感じで,なんでもサクサクこなせるといいですね。
来月予定されている忘年会議?楽しみにしています。

Posted by: ken at 2004年11月25日 08:53

無敵会議の参加者より、貴殿のブログが社長ブログである、というタレコミを頂きました。

その結果、貴殿のブログが「社長ブログ規定」に合致することを確認いたしました。

よって、我々は貴殿のブログが社長ブログであることを認定いたします。

Posted by: 社長ブログ認定委員会 at 2004年11月25日 15:29

kenさん、どもども。来年は一緒に何かやりましょう。

認定委員会殿、認定ありがとうございます。
光栄ですが、、、、

それ、なんですか?(笑

Posted by: daiya at 2004年11月26日 18:07
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