2005年05月11日

デジハリ大学「リサーチ&プランニング」 第2回講義録このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加


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「リサーチ&プランニング」第2回のテーマは「検索の達人になる」。情報収集の基点は検索エンジンであることが多い。検索を制するものはリサーチを制する。さて、YAHOOやGoogleなど検索エンジンを使いこなすといっても、そのエンジンの内部の仕組みをまったく知らなければ、ノウハウを考えるのも難しい。

そこで最初にこんな問題を出した。

課題:検索エンジンの仕組みを考える


検索エンジンの仕組みについて、自由に想像して考えてみてください。どんな部品が必要でしょうか。左端にWWW、右端にユーザ(あなた)、その真ん中に検索エンジンを配置して、全体を簡単な図に描いてください。

考える上でのポイント

・なぜ検索エンジンは数十億ページを瞬時に検索できるのでしょうか?
・関連度が高い有名なページが結果表示で上位に表示されるのはなぜでしょうか?

そして個人で5分間、その後6人のWGで10分間ディスカッションしてもらい、各WG代表にそれぞれが考えた検索エンジンの仕組みを説明してもらった。さすがにズバリ正解はなかったが、SEOやPageRankの概念を含む答えをしたグループがあったのには驚いた。

一般的なWeb検索エンジンの仕組みについて解説。クローラー、インデクサー、スコアリングなどの概念の解説。PageRankの仕組みについて興味を持って聞いてくれていた人が多かった。

その後、検索語を工夫したり、検索エンジンの特殊機能を利用すると、検索の効果が倍増するという話を7つの例を挙げて説明。最後に検索を含む情報探索プロセスの研究についてざっと概観して本日の講義は終了。

今日は検索の基本編。来週は検索の先端技術の紹介やさらなる使いこなしについて講義を予定している。

最後に本日の資料の公開。



この資料はパワーポイントを「いきなりPDF FlashPaperでFlashに変換しています。PDF版はこちら

・デジハリ大学「リサーチ&プランニング」 第一回講義録
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003335.html


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Posted by daiya at 2005年05月11日 23:59 | TrackBack このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
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